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2025.09.20

9月20日(土) / 👧🌿👦ちぢみ法蓮草・大根の種蒔きをしたよ(年長クラス9/18(木)記録)


深さ1.5cmほどのくぼみの中に大根の種を蒔いたよ🌿
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👧🌿👦ちぢみ法蓮草・大根の種蒔きをしたよ(年長クラス9/18(木)記録)

今年は危険な暑さと言われるまま二学期が始まりましたが、約三週間経った昨日9/19(金)からようやく一日を通して暑さが収まってきました😊 前日9/18(木)のこの日は夏日の最終日!額に汗を滲ませての活動となりました。

9時半。ひみつの庭にはすでに年長クラスが集まっています。年長クラスに続きこの日は三学年が種&苗を植えました。私は園長室で養生していた年中クラスのブロッコリー苗を持って。

待ってたよ~!とUちゃん。

それでは、三日前にみんなで腐葉土を運んで畑づくりをしたところへ”大根”の種を蒔きましょう🌿 地中に大根の根が深く伸びていけるように、畝の高さは少しだけ高めになっている年長クラスの畑です。

種を病気から守るためにフィルムコートと言う処理がなされていて、濃いピンク色をしていて分かり易い種です。kanade先生がペットボトルの底で浅く穴を畑に開けていきます。

1、2、3、4、、、とかぞえながら、畝に8つの凹んだ穴ができました。

さて、向かい合った二人組になって

一つの穴に3つずつ種を置きましょう。3つがくっつかないように、それぞれ間隔を離してそっと置きます。

それでは手の中に配ります。

落とさないように。

種の形、色を手の中に観察します。

そっと。

きれいな色の種よ💕

まだの人に3粒。

大根のピンク色の種。

でははじめましょう。

次はここだね。

一つ…

ここね。

土をかけるね。

土をかけます。

そっとかけてあげます。

種がまだの人?

3つずつ。

はい、どうぞ。

種を渡しますよ。

小さい種…

小さいね。

植えられたかな。

発芽率が高い種なので一カ所で3つずつ発芽するでしょう。その後、間引いて一カ所に一つだけを植え付けます。

では次は、お隣りの畝に”ちぢみ法蓮草”を植えましょう🌿 葉が大きく厚みがあり冬の寒さで甘みが出てくるちぢみ法蓮草。

同じく、ペットボトルの底で土を押さえ、その中に灰色の法蓮草の種を入れます。

種が見えなくなったよ。

種を落としてしまった人にも。

そっと土をかけて。

土の塊があったよ。

砕いて入れておこう!

今日は夏日最終日!!なので、みんなの顔に汗が光るほどの暑さでしたが、明日からだんだん涼しくなっていくそうよ…と言うと、明日から?✨と嬉しそうに聞き返すMちゃん。さすがに誰もがほっとして嬉しくなってくるのは言うまでもありません😊

みんなが暑さの中をよく耐えられた!と言っても過言ではない夏の暑さでしたから💦

種が水の勢いで流れてはいけないので、ぞうさんのじょうろで優しくお水をあげます。

畝の高さがあり大根がよく育ちますように👏

お隣りの畝の横に年中クラスが次に植えるブロッコリー苗を発見✨ 「えーーっ?ブロッコリーの苗ってこんなに小さかったっけ~??」とびっくりのRくん。「去年に年中さんだった時にみんなで植えたでしょう?」と言うものの、まさかこんなに小さかったとは…という驚きの表情です😊 夏の終わりに植え、翌年の春前にはみんなのお顔よりも大きなブロッコリーになり調理していただきましたが、元の苗の大きさは覚えていなかったのでしょうね。ふと横を見てそのことに自ら気づいたRくんです✨ 小さな大根の種も冬には見事に葉が茂り、土の中に深く伸びる白い実が大きく育ってくれますように👏

大根の葉っぱはこのくらいの高さまでふさふさと大きく伸びて、その土の下には同じくらいに根っこが伸びていき、それが膨らんで大きな大根の実になるのが楽しみですね😊

するとSくんが奥の方を指さして「あの後ろにある葉っぱも上の方に伸びていってるね?」と言います✨ よく気づきましたね!😲

「渡りをするチョウ”アサギマダラ”の幼虫の食草“イケマ”
春から夏にかけては日本の北へ、涼しくなると日本の南へ、そして台湾、中国まで1,000km~2,500Kmも飛びながら旅する水色のチョウ”アサギマダラ”がひみつの庭のフジバカマの花に立ち寄ってくれることが毎年です。昨年は一瞬の期間のみ姿が見られ長い滞在ではなかったのです。訪れる時季は毎年10月初旬~11月初旬頃ですが、温暖化の影響で今年は遅くなるかも知れない…と思っています。多数が飛来した折に、アサギマダラの幼虫が育つ植物”イケマ”に産卵してくれることを願いながら植え込んだ”イケマ”のことを覚えていたSくん😊

その前に、イケマの手前のこの木についてクイズ👆です。すでに冬の実もできています。そして穂のようなこれなんでしょうか? これは光るドングリ”シリブカガシ”の実。冬に落ちてきたらラッキーです✨手で擦って磨くとピカピカに光ります。そしてこの穂のようなものは? これは花。今は花が満開なのでそこへ茶色のドングリができるのを楽しみにしていて下さい。

これがシリブカガシの花👆ドングリの花は大抵このような穂のような花をしています。

この右にあるのがアサギマダラ🦋が蜜を吸うフジバカマ。もうすぐ花が咲きます。

〔イケマ〕
さあこちらを見てみましょう。これがSくんが言ってくれた植物”イケマ”です。思い返せば年長さんが一学期春の頃に数株を植えてくれたもので、予想通りに蔓を伸ばしてフェンスに絡みつき、高い所まで伸びて無事大きく育ってくれました。右手のフジバカマの花に飛来したアサギマダラ🦋🦋のペアが、このイケマの葉へ産卵をすることが幸いにも叶ったら、やがて幼虫を観察することもできるはずです🐛 チョウの幼虫の中でも、黒地に黄色と白の水玉模様のある特別な姿をしているアサギマダラを育ててみることも叶うかも知れません✨

どのくらい飛べるのかなあ? 

うまく花を見つけられるかなあ。

旅の途中に遥か上空からここを見つけて来てくれたらいいね👆 そして花の蜜を吸ってイケマで産卵してくれたら幼虫から羽化まで観察することができます✨

これがフジバカマ。もうつぼみができています!

では生長したイケマの様子を見てみましょう!

蔓が高くまでからみつきながら伸びています。この葉っぱを見つけてアサギマダラ🦋が産卵してくれますように👏

大根、ちぢみ法蓮草の種を無事に植えて、それぞれお水もあげることができました。これから毎日お水をたっぷりあげて育てていきましょう!

30分足らずでしたが二種類の種を植えられた大事な時間となりました。「ありがとうございました。」みんなでご挨拶をして終わりました。

園長室にくるお当番さんは秋を前にドングリを所望する子が多くなりました。昨年のドングリには乾燥して亀裂が入ったものもあります。みんなのひみつの庭の畑の横の”シリブカガシ”のドングリは通称ヒカルドングリ✨ 11月後半~12月にはこげ茶色に実った果実が落ちてくるでしょう。新しいドングリを手の中で擦ってピカピカに光らせることが今から楽しみです😊🌿

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