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2011.04.27

4月27日(水) / チューリップ満開・園内通信

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    <チューリップ>  ユリ科  原産地 地中海沿岸~中央アジア
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いま、年少たんぽぽぐみ前の花壇には、ユリ咲きや八重咲きの色とりどりのチューリップが満開。よく見ると中央がオレンジや黄色のラッパスイセンやアネモネもあります。
ゆきぐみ、ほしぐみの子ども達は覚えているかなあ~。思い返せばこれらの花は、元たんぽぽぐみ担任だった先生と昨秋に土を耕し肥料を加えて植え込んだものでした。そのあくる日には、当時たんぽぽぐみだった子ども達全員が一球ずつ大切に土の中に植えてあげたのでした。
そして毎朝登園するたびに、「早く赤ちゃんちゅーりっぷが芽を出さないかなあ」「大きくな~れ大きくな~れ」と声をかけてあげたお陰で、たくさん雪の積もった冬の時季を経てようやく芽を出し始めたのが今年の2月頃だったかと思います。
その後お陽さまを浴びてすくすく成長し、こんなにたくさんのお花を咲かせてくれたチューリップたち。土の中の肥料の一部に、以前各クラスで飼っていたカブトムシの幼虫のフン(よい肥料となる)が入っていたことも功を奏してか、どれも鮮やかに大きく咲きました。
チューリップの成長の様子は、すべての園児が前を通るたびにそれとなく気にはなっていて、「きれいに咲いたね」「わたしはこのピンク色が好き」と、お花の中をそっとのぞく姿もありました。
チューリップのような小さな球根花でも、太陽を受け、土の栄養や水分を吸収しながらじっくり半年間かけて大きくなることを思うと、幼児期の子どもの日々の成長はめざましいものがあります。一日中お花の芽を見つめていてもほとんど変化は見られませんが、子どもの場合は幼稚園生活で毎日手にとるような成長がどの子にも見られます。そうして半年先、3年先、または10年先という長いスパンで子どもの成長を考えてみると、必ず大きく立派に成長されることは間違いがありませんので、時には少し離れたところからゆったりとお子さんを眺めてみることも大切でしょう。子を思う気持ちにもゆとりが出てきます。
ただ、成長の過程には、当然日照りの日もあれば雪に覆われる厳しい寒さの日もあります。しかし子どもは間違いなく成長していることを信じ、一方親自身も子どもとともにずっと成長できるという信念と感謝の気持ちを持って、あるときは正面から子どもを諭し、あるときには認め褒め、また勇気づけ励ましながら、親子ともに貴重な毎日を過ごしていただきたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ14」「園児の健康について」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ14」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末お持ち帰り品
◇ 写真袋のお持ち帰りについて
◇ 明日の遠足について
「園児の健康について」
◇ 紫外線対策として
◇ 手洗い、うがいについて
◇ 発熱について

2011.04.20

4月20日(水) / ヤマブキ・嬉しいお弁当・園内通信

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      <ヤマブキ> バラ科  原産地 日本,中国
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こうしてアップで撮ると、オトギリソウ科のキンシバイ(金糸梅)に大変似ていることがわかります。
一重のこのヤマブキは、山の学校「離れ」下の石垣に、ユキヤナギとともに垂れ下がるように毎年姿を見せてくれます。
夕刻の風にのって、ふんわりふんわりと揺れる様子を見つめていると、一瞬時を忘れてしまいそうです。
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〔嬉しいお弁当〕
新年度がスタートして僅か10日足らず、ですが子ども達は着実に園生活に慣れてきてお帰りまでを元気に過ごせるようになっています。時間が許す限り年少クラス(主にことりぐみ)に入っていますが、中でも今週から始まったお弁当タイムは子ども達にとって格別のものだったと思います。側に一緒にいる私たちも嬉しくなってきます。朝お部屋に到着しておカバンを置くなり、いつの間にか素早くお弁当を広げてみる子も毎年数名います。
年少クラスは他の学年より少し早めの11時過ぎから準備を始めますが、お弁当の中身には、ハート型やチョウの型取りのニンジン,小さくカットしたソーセージ,ひと口サイズのおにぎりに見事なカットワークが施された海苔などが巻かれ、小さなお弁当箱の中には幸せがぎっしり詰まっています。
比較的おとなしかった女の子がとても饒舌にお話しているシーンも見られます。スプーンとフォークを駆使して、またお箸を使い、4~5人のグループのお友だちとともにいただくお弁当は何と言っても一日のハイライト。
みんな食欲旺盛で大方ペロリと食べてしまうのですが、お茶を少しずつ飲みながら、ゆっくりもぐもぐみんなで頂くお弁当の栄養は、午後からの活動を支え、自らの足で再び歩いてお山を下りお母さまの元まで帰るための原動力となっています。
明日からはいよいよ2時降園となり本格的な園生活に入りますが、ただ今の季節は花どきのため今日のように雨が降るとひんやりする日もあり寒暖の差があります。
また学年を問わず、少しずつ新生活の疲れが出てきた様子で、微熱や鼻水などのお子さんも見られます。朝のお子さんの体具合によっては続けて幼稚園に行かねばと決して無理をされず、思い切って休養の一日を取られると案外すっきりされることもあります。
明日はまた良いお天気になる模様です。午前中の前半は全園児で4月お誕生会を第三園舎で行いますが、その後は十分にお外遊びを楽しめそうです。
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本日は、園内通信「お知らせ9」「お知らせ10」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ9」
◇ 春の親子遠足について(マップつき)
「お知らせ10」
◇ 課外教室お申込み結果について

2011.04.14

4月14日(木) / モクレン・お庭めぐり・園内通信

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     <モクレン>(シモクレン)  モクレン科  原産地 中国南西部
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        お山のモクレンの大木 / 合間より市街を見晴るかす
4月半ば、桜のつぎにお山のシモクレンが咲き出したら、今年も確かに春がやってきたことを思います。
外が赤っぽい紫色からピンク色、内側が白色の大きなモクレン花は地球上で最古の花。
1億年以上も前から変わらぬ姿で咲き続けているそうです。
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〔お庭めぐり〕
今日は、9時40分より縦割りグループに分かれて園内をゆっくりとお散歩してまわりました。
お友だちと手をつないで、お山の中に点在するそれぞれのクラスの名前を引率の先生から教えてもらったり、石段から下には勝手に下りてはいけないことなどをお約束しながら歩きました。
通園がスタートしてわずか4日目ですが、さらに少しずつお子さんは幼稚園生活に慣れてこられています。
行き帰りの通園グループでお友だちと手をつないで歩けるようになったり、各お部屋では先生の読む絵本や紙芝居をみんなで興味深く見ることができたり、お部屋のお手洗いに自分で行けるようになったり・・・と、特に年少児さんは日を追うごとにできることが増えて来られています。
先生お友だちのお顔も少しずつお馴染みになっていく貴重な日々を積み重ねながらも、ふとお母さまが恋しくなる時もありますが、先生に抱っこをしてもらったり優しく声をかけてもらうことで、降園まで頑張って元気に過ごすこともできます。
お天気もこのところ順調に味方してくれますので、願わくば明日もこのまま晴れの日となってほしいところです。
晴れたら明日午前中は、お庭でたっぷり遊ぶ予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ7」「お知らせ8」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ7」
◇ 保護者会でお話した内容について
  ・現在のクラス,送り迎えの状況について
  ・年間行事予定について
  ・園児名簿と電話連絡テストについて
  ・課外教室・ひねもす教室・カプラ教室について
  ・その他
◇ 図書のご紹介
◇ 山の学校よりお知らせ
「お知らせ8」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ お誕生絵本について
◇ 北白川幼稚園バレー部より「新入部員募集のお知らせ」

2011.04.11

4月11日(月) / 陽光桜・園内通信

                                     「哲学の道」にて
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    <陽光桜(ヨウコウザクラ)> バラ科   原産地 日本
                       学名 Prunus cv. Youkou-zakura
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陽光桜は、里桜と寒緋桜から作出されたそうで、過日、哲学の道で一際鮮やかなピンク色が目にとまりました。今満開の染井吉野よりも早く咲き出し、一回り大きく美しい花をつけていました。
別名、紅吉野(ベニヨシノ)とも言われます。
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本日は新年度に入り登園初日、9時前より第5グループさんにつづき各グループが元気に到着しました。
年中児Sちゃんに連れられ最初に到着した新入園児のRくんは、お帰りのときにも一緒に帰れることを確認したらそのままお部屋に入り、上靴にはきかえ、おかばんをフックにかけ、並べられたお椅子に座ってみんなを待っていました。
また、早速園長室にお当番さんに来てくれた年長児男女二人も、昨年度とは違う月ぐみのお部屋からやってきてドアをノックし、誇らしげなにこにこ顔でお役目のお荷物を届けてくれました。
今週は本日のスタイル同様午前中保育を繰り返していきますが、日を追うとともに幼稚園、先生にも徐々に慣れてこられます。毎日、初めての園生活をお子さんなりに精一杯頑張られますので、帰宅後はご家庭でお母さまと十分に休養され、また明日に備えていただきますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ3」「お知らせ4」(連絡カード)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ3」
◇ 「連絡カード」の使用について
◇ 送りグループ変更について
◇ 幼稚園児のための総合補償制度ご記入のご案内
「お知らせ4」
◇ 送り迎えの様子について
◇ お弁当について
◇ 課外教室について

2011.04.08

4月8日(金) ソメイヨシノ(染井吉野)・入園式・園内通信

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     <ソメイヨシノ(染井吉野)> バラ科  原産地 日本 
       学名 Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.
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 〔第三園舎前 冬の間ロゼットを広げ咲いたタンポポ、そこから空を見上げる〕 撮影4/7
哲学の道にも数本あって葉と花が同時に咲く品種“オオシマザクラ”と、“エドヒガン”から生まれたこのソメイヨシノは幼稚園内でいま満開。日本の国花でもあります。
このお山のソメイヨシノは樹齢100年近くになりますが、今週に入って本格的に咲き始め昨日今日の2日間でほぼ満開になりました。
ソメイヨシノの平均寿命は70年ほどと聞きますから、お山のサクラは長寿のサクラになるのでしょうか。
確か昨年の春休み中に、花をつけなくなった大きな枯れ枝をたくさん切っていただき、園内の石段がサクラの古木で埋め尽くされた日がありました。今ではどのサクラもだいぶコンパクトになりましたが、この先もまだまだ長生きして、園内で遊ぶ子ども達を見守っていてほしいものです。
因みに、ソメイヨシノの親であるオオシマザクラは、哲学の道の銀閣寺参道から暫く南へ歩いた辺りに数本見られます。今はまだ咲いていません。ソメイヨシノよりひときわ花びらが白く、葉は桜餅用に塩漬けされることで有名です。
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【入園式】
昨日の始業式につづき、本日は新入園児さんの入園式を行いました。
会場後方からご家族が見守られる中、お祝いの拍手に迎えられピアノにあわせて母子クラス単位での入場となりました。
自分の足で泣かずにしっかりお山を上って来ることができた子ども達は、しっかり前を向いて園長先生のお話を聞きました。
会終了とともにあいにくの雨が降ってきましたので、園庭に上がり満開の桜の下での記念撮影は残念ながら叶わず、第三園舎に急遽場所をこしらえての撮影となりました。
園庭で記念撮影ができなかったことは私たちの過去の記憶にはなく大変残念ではありましたが、一方、会場に集った大勢の方々と椅子,長椅子を移動させたり、会場スペースを譲り合いながら撮影が順に無事できたことをふり返ると、例年とはまた違った大変思い出深い式となりました。
改めて保護者の皆さまのご協力を大変嬉しく思い心より感謝申し上げます。
週が明けると早速送り迎えがスタートします。一日一日を大切に、急がず慌てずゆっくりじっくりとお子さまが幼稚園生活をエンジョイできるように先生一同力を合わせてまいりたいと思います。
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   「同じく室内で記念撮影をしました。どうぞよろしくお願いいたします。」
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本日は、園内通信「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ 担任紹介、送り迎えグループ担当など
◇ 登降園について
◇ 課外教室について
◇ 年間行事予定表について