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2015.01.26

1月26日(月) / バンダ(蘭)・grandpaグランパの日!・クローラ活躍!・園内通信

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    <バンダ>  ラン科  原産地 インド、オーストラリア、ネパール、タイ、フィリピン、インドネシア
             学名 Vanda sp.

冬の間に流通するバンダをよく窓辺に飾るのですが、他の蘭にはない鮮やかな紫とピンク色が美しくまわりを明るくしてくれるようです。写真の紫色のバンダは、実は昨年の11月から今も色あせることなく変わらずに咲いてくれています。春の花ヒヤシンス、ラナンキュラス、チューリップなどとともに。
そう言えば、昨年、先生たちとたんぽぽぐみ前の花壇に植えたチューリップが、とても小さな芽をのぞかせています。さて、みんなは気づいているかなあ~(*^^*)
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grandpaグランパの日!(1/19(月)記録)
ひみつの庭を入ったところに植栽しているツゲ(トピアリー)が随分伸びてきていました。ツゲが年々大きく成長し美しいトピアリーを形作るためには、適切な時期にきちんと刈り込みをしないといけないそうです。以前からそれを気にかけてくれていた私の父が放課後に手入れをしにきてくれました。
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刈り込みばさみを手にすると、シャッ、シャッと心地よい音が響きます。ゆくゆく中央を盛り上げふっくらとした形にするのか、上部を真っ直ぐにフラットにするのかで刈り込み方が変わります。
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昔、宝ヶ池の奥にあった迷路のスペースが小さい頃にとても楽しかった記憶があるので、トピアリーは子ども達の背の高さよりも少し高めにして、向こうが見えない迷路のようなスタイルになると面白いと思っています。トピアリーのてっぺんは、バウムクーヘンのようにカットした形がいいとリクエストしました。
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長らく盆栽(松)を育て、スイスの山歩き、テニス、ドライブなどを趣味とする今年81歳になる父です。トピアリーの中に配置したアームチェアを移動して刈り込みます。いずれ後ろに生長しているオオデマリの木が大きくなり、アームチェアーの後ろから枝を張り出して上から大きな白い毬のような花をたくさん咲かせてくれる、という作戦です! と言ってもオオデマリの木はまだまだ幼木。あと何年かかるでしょうか。
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ほぼ、トピアリーの左半分が出来上がりつつあります。時折、雪がちらつく寒い日でもあり、残りの右半分は次回ということになりました。春になるとツゲの黄緑色の新芽が伸び美しくなるでしょう。感謝!
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クローラ納品(昨年10月17日記録)と現在活躍中のクローラの姿
各園舎の大型ストーブは灯油を使用しています。排気は筒から屋外へ排出する方式なので室内の空気はクリーンです。使用する灯油は昔から石油屋さんがお山の上まで運んで下さっていました。冬の間は灯油缶の空きの様子をみて頻繁に注文するのですが、注文後、業者さんは夕方から夜にかけ、真っ暗な中を所定の場所まで運ばれます。ただしここはお山の上なので、灯油の運搬には先代から受け継がれたという坂道も上れるクローラ(運搬車)を使用されていましたが、いよいよそれが老朽化のためにいつ壊れてもおかしくない状態で、次に故障した時点でもうお山の上に灯油を運ぶことができなくなってしまいます、というお話を事前にお聞きしたのが昨年の秋のこと。毎年寒くなる11月~花冷えの4月までは、灯油が10~12缶はいつも予備がある状態にしています。クラスの灯油缶が約1週間ほどでなくなりますので予備がなくなっては大変。子ども達が寒い目をします。
ならば園で何とか同じようなものを調達しないとこの先困ったことになる、と思い、このお話を聞いたちょうど前日に、園全体で訪問した静原のおいも掘り農園「橋本農園」さんのお顔をふと思い出し、早速お電話でご相談してみたところ、グッドタイミングなことにちょうどその日の午後に京都に来られる予定になっていた農機具メーカーの方をご紹介して下さいました。間髪入れずメーカーさんから園にお電話が入り、「展示品(新古品)でよければトラックに積み込んで夕方にはつけますが」とのこと。困ったときにこれほどタイミングのよいお話はきっとよいご縁だと思い、早速見せていただくことになりました。
パソコンであれこれ調べて物色してみていた私が、「できれば赤いクローラがいいです・・」と言うと、「はい、ちょうどこれは赤ですよ。筑水キャニコム“ピンクレディー”という名前がついています」と電話口の声。もうこれしかない!とすぐに二つ返事でお願いすることになったのでした。
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こちらが、筑水キャニコム“ピンクレディー”。本来は畑で作物をのせて運搬する車ですが、ゴム付きの車輪が回転するのでお山の坂道もOKなのです。荷台の幅も拡張できる上、比較的小型で融通がききやすく、何より最大積載量400㎏までいけるのでとても力持ちです。英雄のように見えてきました^^。
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ガソリンで動き、音も比較的静かです。同時に下見にお越しいただいた石油屋さんにも使用方法を詳しく説明して下さり、一件落着でほっと一息。
次の日(10/18)は運動会。台風18号,19号の到来で二度延期になった運動会(10/5延期,10/13延期)がようやく無事開催できそうに思える夕方で、このクローラ到着の勢いのまま、次の日に控えた運動会の無事開催を祈るような思いでいた昨秋が今では懐かしく思い返せます。
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現在、活躍中のクローラ(先週1/20灯油納品時の記録)
さて、灯油の注文をした夕方は全職員で灯油缶を手運びしています。石油屋さんが腰を痛めておられるので園内までは運んでいただけません。バプテスト病院から第5グループの坂を上りつめたところで(幼稚園門のほぼ下)、灯油を14缶ほど載せたクローラが到着するのをみんなで待ち受けます。この時、今年もこうして灯油が何とか運ばれてくることを本当に有難いとしみじみ思う気持ちになります。
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クローラの幅が拡張され、木製の下敷きも石油屋さんがあつらえて下さいました。落ちないようにくくった縄がほどかれたら1缶ずつ持って石段を上がります。灯油の比重は0.8なので水よりは少し軽いのが幸いです。灯油18ℓ1缶約14.4㎏ほど、それが水の場合は18㎏あります。
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昔から長年使ってきた灯油缶も古くなり、キャップにはひびが入ってきました。こちらも昨年tomomi先生のお家のお仕事で使われなくなった灯油缶を園に下さり、有難く園倉庫に保管していたものをまたもやナイスタイミングですべて交換。すべてがピタリと落ち着いた一件でした。
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本日は、園内通信「お知らせ81」ほか、園長だより、山の学校主催『学びの夕べ』『古典の夕べ』のご案内をお持ち帰りいただきました。
「お知らせ81」の内容は、
◇ 子ども達の健康状況について
◇ 豆まきについて
◇ 未就園児対象“おやまのミニミニ幼稚園”のお知らせ
◇ 小学生対象“山びこクラブ”のご案内
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて
◇ 2015年度プラン小学生総合保険のご案内について
◇ “ママの日”“パパの日”イベントについて
◇ 2学期保育写真お持ち帰りについて

※※本日午後、京都府全域に冬季食中毒注意報が発令されました。
※※発令期間は本日より1月30日(金)まで。

2015.01.08

1月8日(木) / 南天・3学期スタート・園内通信

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      <真っ赤な実をたわわにつけた南天の果実>   メギ科  原産地 日本,中国,インド
                                      学名 Nandina domestica Thunb.
新春のお慶びを申し上げます。

観測史上3番目の61年ぶりと言われる大雪を迎えた新年でしたが、園内はようやく隅々まで雪が解け、きりりとした新鮮な空気が漂っています。皆さまお変わりございませんでしょうか。
本日より三学期がスタート。9時前になると今朝は第6グループを先頭に、子ども達が元気に登園してまいりました。

「新年あけましておめでとうございます」

「今年もよろしくお願いします」

みんなで新年のご挨拶をかわし、それぞれのクラスへと元気に歩いていきます。毎年のことですが、途中、お休みの間の楽しい思い出話をしてくれます。今朝もお口を開け、下の前歯二本が抜けて奥に永久歯がちらりとのぞいている様子を見せてくれたり、ご家族で旅行にお出かけしたことや、お餅をお腹いっぱい食べて美味しかったことなど、笑顔で話してくれました。

さすがに1月の空気は冷たく身にしみますが、動いている時にはさほど気になりません。今回の大雪の影響で園内のサクラの枝が数本折れてしまい昨日処置をしていただいたのですが、折れた枝にはすでにたくさんのつぼみが見られしっかり春の準備をしているのでした。窓から見える梅の木の枝先にも、小さな桃色のつぼみが見事についています。

自然は一日として滞ることなく、常に変化しながら姿を変えています。生きている私たちも同じく、自然の一部として命をいただいていることを思うと、日々滞ることなく、日々流動しながら成長していくことが大切なのでしょう。
しばらくは寒さ厳しい冬の季節が続きますが、この三学期も子ども達とともに元気にお山の中で過ごしてまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
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本日は、園内通信「お知らせ77」「お知らせ78」「お知らせ79」をお出ししました。
「お知らせ77」
◇ 諸連絡
◇ 1月保育料取扱いについて
「お知らせ78」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内
「お知らせ79」
◇ 保護者会について
◇ 就園奨励費(京都市補助金)お渡しについて