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2015.11.19

11月18日(水)part1 / テラコッタうさぎと柿の実・ひみつの庭の“ママの日”だより(11/10記録)

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<テラコッタうさぎと柿の実>
園庭の柿の実が緑色から橙色に色づいてきた頃、登園したばかりの子ども達が柿の下から見上げ立ち止まっている姿が見られます。お山の鳥がつついたのでしょうか。足元に落ちている実を見ると、中は鮮やかなゼリーのような果肉と種が見られます。

これは暫く前に撮影した写真です。園長室前のテラコッタ製のうさぎの目の前に、知らない間に二つの美味しそうな柿が置いてありました。誰かが置いてくれたのね!と思っていた次の日、この柿を見つけたYちゃんは、「あっち(ことりぐみ前)のうさぎさんは柿をもらっていないから一つあげてもいい?」と言います。柿をうさぎさんにプレゼントしていった優しい子、あっちのうさぎさんはもらっていないから、と気づく優しい子。子ども達の優しい気持ちがあっちにも、こっちにも、ふんわり浮かんでいるようでした。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(11/10記録)
今年は今までにないほど目まぐるしいと感じる実りの秋。子ども達とクラスで活動を共にすることが多くなり、“ママの日”もいつも遅れて庭に上がります。すでにママ達は思い思いに活動に入って下さり有難く思っています。
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頭上に枝を大きくを広げる常緑樹クスノキの葉の寿命は一年間。春には新葉との入れ替えで、辺りがクスノキの葉で埋もれるほどの落葉があります。なのに秋は秋で赤やオレンジ色などに葉が多彩に色づき、再び葉が落ちてきています。
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壁泉のライオン“Leoレオ”。岡崎産御影石で彫っていただきましたが、少し表面に苔が出てきたかも知れません。ビオトープ横の植え込みを手入れ中のYママ。
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ウッドデッキ下の植え込みのIママ。芝生の生育、手入れについて気を配られるFママ。
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築山周辺を熊手で手入れ中のIwママとHママ。気温が低くなり、夏場青々としていた芝生も少しずつ冬の時季に向かっています。
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夏場プールの足洗い場、ビオトープ縁のクリーピングタイムの植え込みにも落ち葉が入り込んでいます。
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いつも手入れをしなければと思いつつ、なかなか手がつけられない場所。それをわかって下さっているかのように動かれるママ達。
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KくんとHママ。何かお話中の様子。てみを使って落ち葉を集めておられます。
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私のお母さんがお庭にきてるのよ!と言ってるのかな、Yちゃん。
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トウヒの足元も落ち葉拾い中のママ。   傍ら私はビオトープにそっと長靴で入ります。子ども達と放しをしながら枝葉を除去していきます。
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場所を移動しながらヤエヤマザクラの近くをお手入れ中のFママ。ビオトープの排水口ネットは時折交換しないと汚れがたまりやすくなります。
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お掃除、お手入れに興味津々の子ども達。お魚が流れていかないように、ネットをしなくちゃね。中にカエルさんが落ち込んでいたのを救出。
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Kくんは何を見つけたのかな。         Aくんが手にしているのはカエルですね。
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落ち葉が山ほど集まります。          みてごらん、とビオトープで一番大きな二枚貝。ずっしりと重みがあり、タナゴの産卵を受け入れている貴重な池の主かも。
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丸窓の下もお手入れ中。            ビオトープの中は、ヤゴやらカエルやらで、また空からは鳥が飛来するためか、たくさんいたメダカの姿がすっかり見られなくなったのがとても不思議です。なので、近々約300匹ほどを追加投入する予定でいます。ミナミヌマエビも追加で仲間を増やしましょう。
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手をとめて年少児に語りかけるママ。      Mちゃんが見つけ手にしているのは最近増えてきたアンモナイト型をした貝です。名前はまだ調べていません。
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あっちのお庭でお片づけの鐘が響いています。名残惜しそうに容器を見るKくん。
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花を終えた植物や枯れ葉、水辺の落ち葉などが集まります。  そろそろお昼。皆さまお疲れさまです。
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寒くなく、また暑くもなく、自然に触れて体を動かすと固くなった筋肉もほぐれるようです。
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お疲れさまでした。一口ずつですがささやかにお茶をどうぞ。
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メキシカンセージが満開を経てもなお、綺麗な紫色の花を保っています。
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花の先に溜った蜜の甘さに気づいたのは子ども達。チョウも勿論知っています。
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ビワの花がもうすぐ咲きますが、ビワの葉はお茶や温湿布に利用します。葉を使って布に染色をしてみたいと思うこの頃です。
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すぐ目の前にある東山大文字。少しずつ色づいてきています。寒くなるまでに大文字山にも登るのもいいですね。
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<ヤブランの実をつぶしてみたら/自由あそびの時間>
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[すり鉢でヤブランの実をつぶし布を浸してみたもの]
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あれは12日のお弁当後。近くに遊びに来た子ども達の横にヤブランの実ができていました。手にすると実がつぶれて真っ青な汁が出て来ます。まるでブルーベリーのような実です。
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ある程度の実が集まったところで、すり鉢で実をつぶしてみることになりました。年少児さんも加わりみんなで交代で試しています。
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Hちゃんはひみつの庭の奥にある大木ナナミノキから落ちてきていた赤い実を集め、別のすり鉢でつぶしています。
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お片づけの鐘がなりました。そっと、そっとこぼさないように運びながら階段を下へおり運びます。園長室についたらキッチンで白い布を浸してみました。ヤブランの果汁は一瞬で鮮やかな色に染まります。このままの色が維持できるとよいのですが。
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こちらはナナミの実をつぶした液に浸したもの。さてどんな色に染まるのかが楽しみです。

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