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2007.06.01

6月1日(金) / ドラセナドラコ・アゲハ5齢が前蛹に・園内通信

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  <ドラセナ・ドラコ> リュウゼツラン科 ドラセナ属  別名 リュウケツジュ(龍血樹)
               学名 Dracaena draco  英名 Dragon tree  原産 カナリア諸島
たんぽぽ組の玄関前に、見上げるほどの高い木があります。そこからは、50cm~60cmの細長い剣のような葉がいくつも落ち、時折その長い葉を束ねながら遊んでいる子どもたちの姿があります。
先日の朝、「なんか匂いがするよ」と口々に子どもたちが言うように、確かにランの花のようなよい香りがしていたので、見上げとみると白い大きな穂状(すいじょう)の花が咲いていました。
木の高さは20m以上にもなり、これはドラセナの中でも最も大きくなる種類。別名を龍血樹と呼ぶように、幹を傷つけると龍の血(ドラゴンズブラッド)と呼ばれる赤い樹液が出てきます。木は千年の寿命を持つとも言われており、実際にカナリア諸島テネリフェ島には、推定樹齢6000年~7000年,幹周15mにもなる木があったそうです。
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【アゲハ幼虫~前蛹へ】
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 <前蛹(ぜんよう)になったアゲハの5齢幼虫/糸で体を固定>
今朝、何気なく夏ミカンの葉にいる幼虫を数えたら、何だか足りない。ふと横を見ると、棚の横に前蛹になるフォームをしたまま動かなくなったアゲハが目に入りました。夜の間に、葉から下りてはい出して、それはまた長い旅をしたものだ・・と驚いてしまいました。そして下右の写真にあるように、上体を左右にモソモソと動かしながら、どうやら口から糸を出しているようでした。暫くすると、後ろから左右に1本の糸でしっかりと固定し一段落です。誰に教わったわけでもないのに、糸で上手く体の支えを完成しました。感心!
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  「あら、こんなところに!」         「何をしたいのだろう?」
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「花瓶の外側を下りてきてストップ」 「あんなに高い場所まで昇ったアゲハも・・」
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<まだまだ、葉を元気に食べ続ける5齢幼虫もいます。体長6~7cmはあり、よく食べよくフンをして健康そのもの>
幼虫は、サナギになるための場所を求めて歩き回るため、意外な場所でサナギに出会うことがあります。この週末には、前蛹から脱皮していよいよサナギになることでしょう。そして、あと10日前後すれば・・・羽化が楽しみです!
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本日は、園内通信「お知らせ24」「お知らせ25」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ24」
◇ 父親参観のご案内
「お知らせ25」
◇ 園の飲料水について
◇ 住所変更のお友だちについて
◇ 実習生のご紹介
◇ 下鴨警察署 婦警さん(元交通巡視員さん)による登園指導
◇ PHP推薦図書のお持ち帰りについて

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