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2013.12.18

12月18日(水) / “プリマドンナ”・サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)・ひみつの庭の“ママの日”だより・カタツムリはげんきかな?・園内通信

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          <プリマドンナ>  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                       学名 Cyclamen persicum

ウェーブラインが華やかなシクラメン“プリマドンナ ワイン”。オペラの主役であるプリマドンナの名がつけられただけあって、白と濃いピンクの取り合わせが華やかで美しい。冬の花、シクラメンが今年も窓辺を明るく飾ってくれます。
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サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)
今日は各クラスでクリスマスのお楽しみ会をしました。12月になるとお部屋ごとにツリーが飾られ、日に日にクリスマスムードが高まってきました。

今朝、年中クラスのお当番さん二人が園長室にお届け物をしにきてくれたときに、「ぼくたちがお部屋に飾っていたお手紙(サンタさんへの)がどこにもないんだけど、知らない?園長室にもない?」と開口一番に聞きました。
はは~ん、なるほど^^と思い、「お手紙はどこにいったのかしらね、ここにもないわよ~」とだけ応えておきました。
今日はサンタさんがこられるかもしれない日^^。もしかするとみんなのお願いのメッセージをみつけたサンタさんがあとでみんなのところに来て下さるのかも知れません^^。
「じゃあ、もしかしたらどろぼうさんかなぁ?」とどうしても合点がいかない様子で不思議そうにたずねるKくんAちゃんに、「どろぼうさんははいれないわよ。カギがかかっているんだから・・」と応える私。

さて午前10時頃のこと。園庭“ひみつの庭”の向こうに、トナカイのひくソリから下りて来られたサンタさんの姿が見えました。とても大きなお腹に真っ赤なお洋服、ふさふさの白いおひげ。大きな白い袋に入ったプレゼントをいくつも手に持って、次々に子ども達のお部屋をたずね「メリークリスマス!」とプレゼントを置いていって下さいました。

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7つすべてのお部屋をまわった後には、こちら園長室にも立ち寄られました。そして園長室から放送用のマイクを使ってしわがれ声で英語のメッセージを各お部屋に届けて下さいました。日本語にすると、
『メリークリスマス!可愛いこどもたち。わたしは北国からトナカイのソリにのってやってきました。みんなでたのしいクリスマスをすごしてください』とのこと。そしてサンタさんは隣にいた園長先生とにこにこ笑顔で握手をされました。
大喜びの子ども達がそれぞれのお部屋でサンタさんからのプレゼントを開けている頃、森に待たせていたトナカイのソリに乗ってサンタさんはふたたび高い空へ向かって出発されるところでした。
「サンタさーん、ありがとう~!!」と子ども達の声が山じゅうに響いてきた頃、ちょうど幼稚園の風見鶏の上をトナカイのソリに乗って飛んでいくサンタさんの姿がありました。サンタさんのお顔が一瞬にこっと笑ったように見えました。きっと子ども達の声がサンタさんに届いたのでしょう。
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“ママの日”だより (昨日17日火曜日)
今秋10月末より新たにスタートしたひみつの庭の“ママの日”ですが、昨日は今年最終回の取り組みでした。ふり返れば、7月にひみつの庭が完成、しかし宿根草の植栽を予定したエリアはそのままで、山の木々からは自然の営みにより毎日山ほどの落ち葉や木の実が落ちてきました。毎回、お時間を空けて来て下さるお母さま方のお力を頂戴し、ひみつの庭は美しく整備され、多種類の植物が植えられました。お庭は生きています。自然の生き物が姿を変えながらいつも訪れる場所となり、特にフジバカマ植栽後に早速やってきた蝶“アサギマダラ”を子ども達、お母さま方と観察できたことは私にとっても感動的な出来事でした。
10月24日(木) / ひみつの庭 “藤袴(フジバカマ)植栽!”
10月29日(火) / 幼稚園 “mama’s day ~ママの日~スタート”
ひみつの庭もこれから冬の最中を迎えます。体を動かしているとまったく寒くはないのですがさすがに吹雪など悪天候の日もあります。あまり無理なくあくまでゆるやかに活動できたらと考えています。

さて、昨日は、落ち葉のお掃除につづきコンポストの「落ち葉堆肥づくり」にトライしてみました。園内約1000坪から毎日先生たちの手により掃き集められる落ち葉は、ある特定の場所で自然の落ち葉堆肥にしています。この中では毎年カブトムシの幼虫がたくさん孵化し、秋には子ども達の手の平いっぱいの大きな日本カブトムシが育っています。残念ながら子ども達は踏み込めない場所になるので観察しにくいのがとても残念でした。
今回、お母さま方にご協力いただいたコンポストの腐葉土づくりは、微生物の力を借りて発酵し約半年~1年後にはひみつの庭の植物や樹木に子ども達の手でも与えられる堆肥となり、またカブトムシの幼虫などの生き物が身近に観察できる可能性を秘める作業になると考えています。一足飛びには完成しないプランですが、将来子ども達がコンポストの前で落ち葉でできた土を触ってみたり、自然の腐葉土を食べて成長するカプトムシなどの甲虫の幼虫や成虫を見ている姿を想うととても楽しみです。
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築山のイロハモミジもほぼ落葉しました。今日も小さなKちゃんの姿が。お手伝い有り難う。
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日頃手の届かないところも気づいていただきました。ウッドデッキまわりはいつも落葉があります。
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植栽の足元の落ち葉をてみで集めます。ウッドデッキ下のプールは来夏に水をためます。また普段の保育でも使います。
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さあ、ひみつの庭の奥に設置した散水栓から30mホースを延ばしてコンポスト前まで引っ張りだします。植栽を保護するために土の袋を置いてみました。ひみつの庭の外に散水栓をつくらなかったことを後悔することたびたび^^;。
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落ち葉のあるところに欠かせない大切な道具の一つ熊手。このエリアは毎年樹木が茂ったままで冬場は暗い場所でした。
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良質な玄米を精米する時にできた養分たっぷりの米ぬか。糖分やタンパク質も含まれ有用微生物の発酵資材になります。土が発酵するときには手を入れると温かく感じます。ご家庭でもコンポストを使い生ゴミを出さないご家庭も多くなっています。その際も米ぬかは有効です。10kg入りを3袋用意。手触りはさらさらと気持ちがいいです。
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以前のママの日にもコンポストの落ち葉の中から枝を取り出しましたが、落ち葉を一旦広げるとたくさんの木の枝が入っています。手で取り出す作業中です。
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約20㎝ほど落ち葉を敷き詰め→米ぬかを振りかけ→水をかける、この行程を数回繰り返しましょう。熊手を使って多量の落ち葉を手前にかき出します。
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さすがにこの作業はブーツが有効でした。私はうっかりいつもの靴^^;。ママたちはしっかりロングブーツ!
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落ち葉は一見軽そうですが、なんのなんの。とても重くて力が要ります。コンポストの上から失礼。
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コンポストの両外側に取りあえず枝を分けて置きます。下の方は良い土になってきているので重たくシャベルも活用します。
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ほら、見て下さい。白いカビのようなものが見えます。嬉しい瞬間です。下の方の落ち葉はすでに発酵、分解がすすんで糸状菌、放線菌が働いている証拠です。腐葉土の熟成期になるとこれらの菌は鳴りを潜め次はバクテリアが働きだします。
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う~ん。よい土ができかけています。新しい落ち葉と混ぜてならした上に米ぬかを撒いていきます。
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てみに入れた米ぬかもそこそこ重さがあります。今日は結構落ち葉、米ぬかと格闘する力が要る日となりました。ママたち有り難うごさいました。
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何度もてみでサラサラサラ~~と。まな板にのせたお肉に小麦粉をはたくような感じ?でもなく、あまりない感覚かも。そしてホースリールから水を撒いていきます。
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Kちゃんもお手伝いしてくれるの? なんでも興味があってやる気十分、貫禄十分^^
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後ろからお友だちのママに支えてもらって進みます。どこまで?ずっと森までいくって!
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お母さんが教えています「こうして大きい枝は折れるでしょ」 どんどん一輪車に持てる枝を載せていくKちゃん。なかなかたくましい。
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更に水を撒きます。何工程しましたっけ? 確か4工程ほどしたかと思います。
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さあ、周囲をほうきで掃いて冬の落ち葉堆肥づくりの仕込みはようやく終了しました。終了予定の12時を過ぎた頃。さすがに疲労感が残りました。私だけかな?皆さまお疲れさまでした。
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その頃、お楽しみ会を終えて園庭に出てきた年少ちゅーりっぷぐみの子ども達。「さあー、せんせいについてきてねー。それっ」
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びゅーーん、びゅーん。
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さあ、こっちですよー。みんなはやいねー。
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さあ、次はおすなばのところにタッチ~。
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さあ、つぎはどこへいこう、じゃあ、ジャングルジムまでー!
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はーい。それではみんなでお部屋にもどりましょう。
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クラスはみんな仲良し、さあ手をつないでお部屋までいこう!
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お疲れさま、でほっと一息いれましょう。Yママはお手製ベーグルを焼いてきて下さいました。少しずついただくのが何よりのご褒美です。Moママはアーモンドボール(スノーボールクッキー)を。
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私もフォションのアップルティーを皆さまに。Yママと重なりましたのでお味くらべもお楽しみ。以前あるお母さまに教えていただいた兵庫県西宮のケーキウス「ツマガリ」はとっても美味しいお店。昨秋訪れたことを思い出してつい取り寄せたシュトーレンを一切れずつ皆さまに。
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       今年最終回のひみつの庭の“ママの日”でした。お疲れさまでした。
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最後に落ち葉ボールに残っていた芝生の枯れ葉を上に載せて完了です。本当は上にビニールシートなどをかけて覆うとよいようですが、風で何処へ飛んでいくかわかりませんので落ち葉の重さに任せることにします。
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カタツムリは元気かな?
過日、ママの日に植栽したラベンダーを仕入れたときに、ダンボール箱の中に入れられたラベンダー苗にしっかりとしがみついたままやってきたカタツムリ。少し変わった柄をしています。
カタツムリを飼ったことはありませんがどのように大きくなるかしら?と思い、ラベンダーの葉や他のハーブを与えて飼っていました。
そこへ年長児の女の子Sちゃんが、お庭で見つけたあまりに小さなカタツムリの赤ちゃんを愛らしそうに手の中に入れて見せにきてくれたので、ケースの中で一緒に飼うことになりました。
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以来、年長児の女の子が代わるがわる登園した朝に観察にきています。カタツムリはいつの間にか大きくなってきました。レタスを与えると次の日には大きな穴が二つ。
子ども達の命名により、ラベンダーにいたラベちゃん(今ではラブちゃん)、小さなカタツムリの赤ちゃんはモミジにいたからモミちゃんという名前に。観察するたびにきれいなモミジの葉やドングリのお帽子などのプレゼントがケースに加わります。
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ある朝見ると、小さな赤ちゃんカタツムリがドングリのお帽子の中にちょこんと入っていました。固まってとれずしっかりしがみついていました。よほど居心地がよかったのでしょう。偶然のことに私も一緒に驚きました。
Sちゃんは年少児の頃から「わたしはあまり虫が好きじゃないの。」と言っていましたがSちゃんの小学生のお兄ちゃんは自然の植物や生き物にとても興味を持っています。
そんなSちゃんがカタツムリを見て、毎日「かわいい~、かわいい~!」と小さな命を本当に愛らしそうに見つめてつぶやく姿がとても微笑ましいのです。
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お友だちのAちゃんKちゃんYちゃんSちゃんもいつも無事を確かめるように観察しています。
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本日は、園内通信「お知らせ70」をお出ししました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開
◇ 京都府補助金について
◇ カプラ教室、未就園児園庭開放再開について
◇ “ママの日”“パパの日”お礼
◇ 園児名簿関連
◇ 年長児が2学期に覚えた俳句(6句)
◇ 京都府文教課より
◇ 2学期終了のご挨拶

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