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2020.12.12

12月12日(土) / ビワ(枇杷)の花が満開✾・クリスマス帽子づくり”合わせ絵デカルコマニー”(年少クラス12/8(火)記録)・ひみつの庭の”ママの日”だより✾(12/8(火)記録)


  <ビワ(枇杷)> バラ科  学名 Eriobotrya japonica  原産,分布 本州(東海地方以西)、四国、九州

最近、園庭やひみつの庭の奥にいる時、「この辺りは何かよい匂いがしますね」と仰るお母様がおられたり、子ども達も「なんかいいにおい」と花の香りが漂っているのに気づくことがあります。園庭のブランコの後ろとひみつの庭の北側などに今満開に咲いているのは冬に咲くビワの花です。枝をつかんでそっと香りを確かめると、甘くパウダリーな芳香に魅了されるほど。花自体は5弁花でガクが褐色をしていて目立たないイメージなので、花の開花に気づかない方がほとんどです。

ビワの木の上に鳥が見えました。目のまわりが白いメジロです。子ども達の降園を見送ったあと、ビワの木の上がとても賑やかなのと、パウダリーな香りに誘われてしばらくこの木の下でメジロの姿を観察しました。羽ばたかせながら枝から枝へと飛び交い、口ばしを花に突っ込んで蜜を吸っています。

お山の中は鳥の天下。青空を自由に飛び交い、花、実、そして虫と食べるものが豊富にあるので野鳥はとても元気です🐤

こちらは花弁のアップです。ビワの葉はビワの葉湿布ができることで有名ですが、常緑の青々とした葉は乾燥させてビワ茶としても使われます。

そう言えばビワの葉を収穫して染色をした年もありました。コーラルカラーのきれいな布が染め上がったのも懐かしい思い出です。
草木染め(1)
草木染め(2)
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クリスマス帽子づくりの一日 “合わせ絵 デカルコマニー”(年少クラス12/8(火)記録)

年少ことりぐみ
今年も各学年でクリスマス帽子の製作を楽しんでいます。年少クラスは手の感触、色のにじみや混ざり具合の偶然性を楽しみながらデカルコマニーで自由な表現を楽しんでいます。一枚の画用紙に特製の絵の具でハンドペインティング。色と手の感触を楽しんだあと、上からもう一枚の新たな紙をのせて上からよく擦り、そっとめくってみると・・・・・😊

素敵な合わせ絵が誕生します。年少の間は手やスポンジ、タンポなどでなるべくやわらかな色合いを紙の上で直に体験する時間を持つようにしています。デカルコマニーは合わせ絵の技法で保育ではよく取り入れています。同時に手がいろいろな物に触れることで美しい色彩、気持ち良い感覚など同時に脳への刺激も加わります。砂や土に触れる、自分の手を重ねてゴシゴシ洗う、靴を履く、ドングリを手中で擦る、お箸を持つ、指先であらゆる作業を体験することは幼児期の成長にとってはとても大事なことです。

「指絵の具」用の画材がありますがボトル詰めで販売されているのですが量も少ないため代案を思い巡らせていました。ある放課後、tomomi先生と保育の打ち合わせをしている時に絵の具にのりを混ぜると手の感触も伸びやかで面白い表現ができるのではないかしら?と思いつきました💡 早速クリスマス帽子の製作に向けて行ったところ、子ども達の笑顔が光る楽しい取り組みとなりました。

夏によくするスライムあそびがありますが、それに似たようなヌルヌル伸びやかな感触が紙の上で楽しめるようです。

好きな色を画用紙にのせて直ぐに手で混ぜたり、ペタペタとスタンプしたり、ぐるぐる混ぜにしたり・・

初めは少しずつ手につけてみますが慣れてくると楽しくて笑顔がこぼれるほどエンジョイしています😊

ほらみてっ😊

こちらは年少ことりぐみクラス。

とにかく自分の紙の上でペタペタと色を混ぜ合わせながらハンドペインティング中😊

黙々と取り組み中。

大分できたね。次はここからめくってごらん😊

うわ~~

めくっていくと・・もう片方の紙にも同じ絵が転写されていることに感激😊💕 驚き、喜び、発見、満足感など、偶然の柄、形ができあがり想像力がふくらんでいく時間。

この色もあるよ。やってみる?

手をバレンにしてゴシゴシこすりながらどんな形になるかなあ?

パーッと開くとこんな形に😊 一枚はクリスマスのお帽子に使い、もう一枚は絵画作品として年度末に他の絵とともに持ち帰ります。

たくさんペタペタしたよ。

そして両面に上手く形が写ってできあがり~😊

ぼくはまだまだ混ぜ合わせ中。

楽しいデカルコマニー。お友達のも応援! ほうら・・

きれい~~💕

青に黄緑を混ぜてやってみたらこんなになったよ😊

あ~~~💕

やったわ~~😊 楽しさが止まらない子ども達です。

年少たんぽぽぐみ
こちらはんたんぽぽぐみの様子。思いっきりハンドペインティングでグルグルした後、紙に写して広げたら・・・

のりの成分が模様に深みをつけるのか、原版にも増して面白い模様が転写できる特製のり絵の具!

ほうら、同じ模様ができたよ😊

ほんとだ!                      合わせた紙をそーっと

めくっていくと・・・

両手にのり絵の具。若葉のような優しい色合いが両手で広がります。

すでに早く出来上がった人はクラス内で好きなあそびをしてお友達が終わるのを待っています。

じっくり取り組み中の女の子達。

さあ、いきましょう~~😊

うわ~~きれい💚💚😊

ワサビ色の若葉のような柔らかな色合い。めくっていくと~~~、きれいね~~、まるで魔法みたいね😊✌

自分で、サ~~と広げていくと・・

指で描いた形が転写した側にはさらに鮮やかに写るようで不思議です😊

できた💙

それでは先生に紙をのせてもらって~~        手でゴシゴシゴシ、ゴシゴシゴシ・・・

こんな形になったね~~。これはなにに見えるかな~? 出来上がった形をみて想像するのはとても楽しい! 

黄緑色を手で伸ばしてみて、その上から青を手で伸ばしてみたよ。

なんて色だろう・・・  海の中かな~  森の中の葉っぱのベッドかなあ~~

ぱっとめくってみる・・・💚

えいっとめくってみると~~、グレーとピンクが合わさったようなクリスマス帽子にピッタリな色かも😊 雪の結晶のイメージに合いそうです。フワフワと綿をつけたら素敵でしょうね~~。

さ~~っとめくりました~~ モーブグレー系の色合いがきれい!

わたしはこれから・・ どんなになるかおたのしみ~~😊

好きな色を好きなだけ紙にのせて~~。年少クラスのデカルコマニーでした。これがどんなクリスマス帽子になるかはお楽しみに💕
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ひみつの庭の”ママの日”だより✾(12/8(火)記録)

前回のママの日に続き、落ち葉コンポストの堆肥づくり用に米ぬかを調達しておきました✌😊✌ 

まずはたっぷり入ったコンポストの落ち葉を一旦手前に搔き出しておきます。

モミジやクヌギ、コナラ、モクレンなど、多種類の落葉紅葉樹の落ち葉。

搔き出す一方、米ぬかをてみに出して撒きやすくして・・

そこへ、ご自宅で畑もされているSママがこの日コンポストに手をつけることを察して長ブーツで来て下さいました~。

上からKママが米ぬかを撒いて広げます~。それから落ち葉を上から載せます~。

そしてシャワーで水をかけます。この時期は乾燥しているので落ち葉が発酵するためには水分は必要ですとのこと。こうして土→米ぬか→落ち葉→水とサンドイッチ層をつくっていきます。

シャベルであちらから土をシャッ、シャッと見事に落ち葉の上にかけていくSママ。見事な手さばき😲 皆の目は釘付けに~~😊

Kママが間髪入れず米ぬかをサラサラサラ~~。

そして落ち葉🍂

シャワーの水。

子ども達もやってきました。ふわふわで気持ちいい~~👩👨

再び土をかけます。土はすでに落ち葉が土になったものがコンポストの底に少し残っているものです。

そして米ぬか~。

落ち葉を広げま~す。

上からシャワー~~~

土・・・+米ぬか・・・

そう言えば、ひみつの庭のフルイを使ってもよいかも知れません。

落ち葉で覆います~

それじゃ、子ども達にも手伝ってもらいましょう~とSママ。

土をのせたら上から米ぬかを手で振りかける子ども達。

米ぬか~~入りました~~。上から落ち葉🍂🍂🍂~~

落ち葉は発酵を促すためにも踏むとよいそうです✌ 子ども達が落ち葉を踏んでくれます。

トントン、トントンと足で落ち葉を踏みしめていきます。

+米ぬかをパラパラパラ~~

サラサラサラ~~

たくさん森で葉っぱを集めてきたけどまだまだ要るみたいね。

〔土→米ぬか→落ち葉🍂→👣踏む踏む→水〕これを繰り返しサンドイッチ層をつくります。

落ち葉が入ったら踏み込んでいきます。まるで昔ながらのヨーロッパの葡萄酒づくりのようではありませんか😊

要領を得て上手に踏んでくれます。

よく踏み込まれた葉っぱ。上手く発酵してくれますように。

Sママご持参のご自宅の腐葉土。落ち葉で堆肥づくりをして二週間目のものだそうです。よい香りがします。

モミジが堆肥になりかけたところですでに白い菌糸が見られます。米ぬかを投入したことで上手くいけば冬場でも発酵がすすみ、堆肥づくりを進めることができるということでしょう。

米ぬか撒きますパラパラパラッ・・・

じゃあ、発酵のすすんだこの土も中にいれますね👌

米ぬかをサラサラサラ~~             どうして米ぬかを入れたらいい土ができるのかなあ~~

子ども達のお手伝いは続きます~

米ぬかがたくさん、た~っぷり入ったコンポストの落ち葉堆肥づくり。

皆さまのお力が集まり、あっという間でしたが首尾よく、流れよく、一連の作業を完了することができました。

Sママはじめ皆さまのご協力を有難うございました。ふんわりした量のある落ち葉はどこへ~?

すっかりペシャンコになりました。落ち葉を積み重ねただけでは発酵はしないし堆肥作りもきちんと手間をかけてあげなければいけません。Sママが調べて下さったところ、やはり樹上に広がるクスノキ、イチョウなどは発酵するのに時間がかかるとのこと。あと一つなんだっけ? クスノキの隣のクヌギ、モミジ、コナラなどは早く分解するから◎。

ただ、春には常緑樹のクスノキが尋常じゃない量の春落ち葉を落とし、放っておいてもこのコンポストが山盛りになるのが懸念材料です。春の4月半ば〜5月中のビオトープはクスノキの葉が落ち込みんでコーラ色のようになるのも気にはなっていますが、中に生息する魚類は元気にしているのは幸いです。春のクスノキの葉はコンポストには入れず、入り込んだものは除いて森へと運びましょう。落ち葉堆肥になりにくい葉としてクスノキが挙がっていた同様のことをrisa先生も調べて伝えてくれたところでした。

大きなコンポストなので、真ん中で仕切りをつけて、右側には新たな落ち葉が集まれば山積しておく。左側は米ぬかを使ってサンドイッチ層をタイムリーに作る場所にします。冬場は保温と風除けのため、そして間違って他の樹木の枝葉やゴミが入り込まないように上からカバーで重しをすることにします😊ビニールシートは強風の時に飛んでしまうのでラバーマットのようなほどよい重さがあるものがよいかも。

・落葉紅葉樹の落ち葉🍂◎
・クスノキ、イチョウなど×
・松などの針葉樹×
・緑色の葉×
・ドングリ××
・枝××
お約束を書いたプレートをコンポストに設置しました。来年は落ち葉堆肥でお野菜を作れますように🤲 ご協力をよろしくお願い致します。

スワッグづくり✾
もうすぐやってくるクリスマス。お家にツリーを飾ったり、リースを作ってクリスマスまでの日々を楽しみに過ごしておられることでしょう。

休日にやっと腰を下ろして送られてきた冊子を開くなり、ユーカリやブルーバードなどで作ったスワッグがアンティーク家具を配したインテリアに飾られているページに目がとまりました。その後、別の所用でお花屋さんに出向きましたが、目の前にはスワッグづくりにピッタリの材料が置かれていてこれはご縁だと感じました。早速求める流れとなり、種類は異なりますがタイミングよく手に入れることが叶いましたので早速皆さんでつくってみましょう。

これはサツマスギ(薩摩杉)のリーフですがこれをベースに、こちらはユーカリ。よい香りがする種類のもので重ねていきます。

そして、オレゴン産のモミノキ、ドライフラワーになるエリンジウム(マツカサアザミ)の花。順にお好みでアレンジして下さい。

そこには白やカラーレースがありますから最後にスワッグに掛けてドレスアップに使って下さい。白の綿もお好みでアレンジして皆さんのオリジナルスワッグをつくって下さい。

これは棉の花やマツボックリをつける時に使う細いワイヤーです。マツボックリは御所で拾ったものがたくさんあります。

ユーカリやモミノキやサツマスギなど針葉の香りが漂います。

子ど達は各クラスでクリスマス帽子の製作を頑張っている頃でもあります。

ユーカリ、モミノキなど皆さんが使いやすいように切り分けて下さったママも。

一般的なモミノキとは違いふっくらとした個性的なオレゴン産のモミノキ。新葉が独特な白っぽい色で綺麗。

曇りがちですが雨も降らず天候に恵まれ、小さなお子さまもご一緒のママも。

ウッドデッキ、タイルの上でそれぞれ作業が進んでいます。

幸い寒すぎずの気温で何とか外での作業も叶ったこの日。

OGママもこの日はお二人がお越し下さり懐かしい思いが溢れます。お知り合いのお子様とともにご来園下さったYママ。

レースの取り付けにもかかられています。

スワッグの長さとレースの長さのバランスを考えて。

ワイヤーでマツボックリ、棉の取りつけ作業も。

こんな感じかな💕

壁にかけると垂れて素敵なスワッグになりそう💚

レースは前日にネットで探して次の日に到着するという早業で😊✌ 何せ思いつきのプランゆえ。

少しロングタイプの素敵なスワッグになりましたね😊

吊るした場合はこのような感じかしら。花瓶などに普通に生けても素敵かも💜

レースは白だとこんな感じでしょうか。

しばしゆったりと時が流れます・・

前回ママの日にリースの台を手にされていたSママ。園内でリースづくりのための葉を探しておられたところ、、、なんとこの日、完成したリースをご持参で手渡して下さったのでした~😲💗 感謝です。

有難き幸せ~🥰

台木はアケビのツルだそうで、緑の葉はカイヅカイブキやヒバ?(と思われます!)、ヒイラギ、ドイツトウヒ、ナンテンのムラサキがかった美しい葉、そして築山の真っ赤なカナメモチ レッドロビンの葉。マツボックリは差し上げたもの。実はナンテン(とリュウノヒゲの実?)。この季節の針葉樹の葉がアレンジしてありクリスマスの冬ならではの緑の美しさ。

レンガの壁泉ライオンをバックにスワッグを吊るしたら💚 長いマツボックリは以前にフィレンツェの山手を歩いている時に拾ったものです😊

Yママがご一緒された卒園児Kママのお子さまと。一緒に築山のヒノキの切り株で楽しそう❣️

未就園児Nちゃんもマツボックリで製作中?

完成で~す😊💕

アップで見るとさらに素敵✾ やがてドライフラワーになりますが今が一番瑞々しいスワッグ。

素敵なスワッグになっています😊

こちらも素敵ですね~💚 とても可憐で瀟洒なイメージ。レースでドレスアップ✨

FママやYママ。懐かしいOGママがお越し下さるのはこの上ない懐かしさを覚えます。お山に足を向けて下さり有難うございます。

マツボックリは三つがバランスがいいとのこと😊

麻紐をくくった上からレース留めしたところにもマツボックリを配して💕

素敵なスワッグが出来あがっています。

完成~😊 しばらくよい香りが漂いますように・・

さて、皆さんのスワッグができあがりましたのでそろそろティータイムにしましょう~

この日は私のお気に入りのシュトーレン。フルーツや木の実がたくさん入ったツマガリのフローエ・ヴァイナハテン シュトーレンと進々堂のマンデルシュトーレン。マンデルシュトレーンはアーモンドペーストとオレンジピールが入っています。ティーはマルコポーロルージュ、ルイボスティーをベースに香り豊かなお味。

右がマンデルシュトーレン、左がフローエ・ヴァイナハテン シュトーレン。どちらも人数等分に近くのママに切り分けをお願いしました。リボン🎀もいつの間にか素敵にママがあしらって下さっています。

見事な切り目でいただける喜び💕

イギリス ナッツシーンの園芸用麻紐ですが、麻紐も上手く使って可愛らしくアレンジされた作品。ティーは布製ティーバッグをやはり入れたままにして😊✌ 冬場のアウトドアは陶器がとても冷たくなるので大きめ紙コップの方がよいようです。紙コップには時どき紙の匂いのするものがありますがこちらは大丈夫👌

手作りしたスワッグとともに記念写真✾ 皆さまご多用の中を今年も火曜日ひみつの庭のママの日にお力添えをいただき誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。

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