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2020.12.05

12月5日(土) / タカノツメの黄葉🍂・晩秋の森へ出かけた日🍂年長クラス(12/4(金)記録)・ひみつの庭の”ママの日”だより✾(12/1(火)記録)


  <タカノツメ>  ウコギ科  分布 北海道南部、本州、四国、九州の丘陵地帯から山地・日本特産種 
           学名 Gamblea innovans(Siebold & Zucc.) C.B.Shang_ Lowry & Frodin
           別名 イモノキ

昨日、園庭つづきのひみつの森を年長クラスの子ども達と歩いていた時、頭上に広がるとても美しい黄葉の樹木に出会いました。みんなで上を向いてしばらくその葉を眺める時間がありましたが後で撮った写真を見ていると、森に入って歩きはじめた時にも子ども達が思わず手にしていたものと同じ葉であることに気づきました。

「葉でわかる樹木」という625種が検索できる本で調べるとすぐにその特徴から”タカノツメ”という名の樹木であることがわかりました。日陰気味の場所を好む樹木なので、コナラなど高木の下生えとして生えているそうです。

タカノツメというと唐辛子?と思いますが、葉のつき方が鷹の爪のように見える、あるいは冬芽が鷹の爪に見えるからとあります。春の新芽は山菜としてお豆腐の白和えやタカノツメご飯などにしたり、おひたしや和え物、炒め物、パスタの具などさまざまなお料理の材料として使えるとは驚きです。他に薪炭、箱、箸、経木、マッチの軸木など様々な用途にも利用されるとのこと。別名のイモノキというのは、この木の落葉の山道を歩くと落ち葉が発酵して焼き芋のような甘い香りがするからだとか。

   
    タカノツメの落ち葉を拾って🍂 美しい黄葉が森の中でひと際目を引く3枚からなる小葉。

確かにコナラやクヌギの落ち葉に混ざりタカノツメの落ち葉が目に入ります。落葉樹の落ち葉の絨毯が広がるひみつの森。森を構成する樹木をゆっくり眺めながらもう一度歩いてみたくなりました。
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晩秋の森へ出かけた日🍂年長クラス(12/4(金)記録)

年長クラスは今週12/2(水)、3(木)の二日間、クラス写真やグループ毎の写真など卒園アルバム用写真の大半を園舎、園庭で無事撮影し終えました。ほか数種類は3学期に入り順に撮影していく予定です。さて一年の終盤の季節に入りましたが、園生活はまだまだこれから続きます。仲間とともにひと山またもうひと山と、力を合わせて乗り越え過ごしていきたいと思います。

昨日は晩秋の木の葉が広がるひみつの森へ行きました。この日はひみつの森の広場から少し足を延ばします。前日には年中クラスも森の中を楽しんできたところです。

森の中はコナラの木がたくさんあります。この時季は足元に木の実が落ち、落ち葉から樹木の種類がわかるので森歩きも楽しい頃です。

足元が落ち葉🍂でカサコソと音をたてます。カサコソ、カサカサと音をたて、色々な木の実を見つけて手にし森をすすみます。

まず森の広場までは園庭から約5分ほどで到着です。この辺りの右手には昔からヤシャブシの木があり、今回も実をいくつも拾ってポケットに入れました😊✌

とにかく落ち葉🍂が重なり一面に広がっています。さあ、そろそろ森の広場。

空は青空、黄色に黄葉した葉が空高くに見えます。

手をつなぎ、お話を交わしながら森をすすむひと時。

傾斜の坂道、頭上の木もいつものお馴染みの景色の一つとなっています。

落ち葉のカーペット🍂を踏みしめて..👟👟

みんなですすむ森の道~~。横たわる木を乗り越えながらすすみます。

ほらっ、こんなにきれいな葉っぱみつけたよ!

ほらっ!                       こちらは長いツルにいろんな紅葉の落ち葉を通して串刺しにしています😊 以前に卒園したMちゃんのおねえさんも、そう言えばクスノキの細い枝を使ってこれと似たものをつくっていたのを思い出しました。

それぞれの足取りですすむ森の道。

木の影が落ち葉のカーペットに映ります。

葉っぱを枝に通しながら。               またこの形の木(二股の木)を見つけたよ。

樹上の向こうには青空が広がります。

コナラの落ち葉🍂                  カサコソカサコソ🍂

一面に広がるコナラの落ち葉🍂

さあ、まだまだ逞しくすすみます。

これる? だいじょうぶ?と振り返りながら。

木々の間から射し込む光に照らされた森の道。

広い森の中。一人ずつ歩いていても寂しくはない🍂💕

いつまでもつづく落ち葉の森の道🍂

倒木にさっとよじ登るSちゃん😊

ここからは一気に東に向いて右折。下り坂も堆積したフカフカの落ち葉の道が続きます。

おっと、だいじょうぶだよ😊

どんどん東に森を分け入ってすすんでいます。

こんなのみーっけ😊 ほら、なんかこうするとてっぽうみたいでしょ👈

けっこうな下り坂~~、ヒュ~~。

そして見えてきました。下りと再び上りが見渡せる谷に着きました。

この右下は深い谷になっていて、時間がある時にはみんなでゆっくり下りていって遊ぶところです。ここは山城の一つである北白川城(址)に至る道ですが、ちょうどこの地点は山城を構成する区画の一つである「曲輪(くるわ)」に当たる場所になります。

そろそろお昼が近く、この日は先には進まずにUターンして森の道を園まで戻ることにしました。私が落ち葉拾いをしながら袋にたくさん詰めていたものをSちゃんが率先して持ってくれるそうです😊

途中、いつの間にかTくんが落ち葉袋の持ち手に代わっていました~😊

またまた落ち葉と繊維でつくった素敵なお飾りを手に。 さきほどのユニークな形の木。こっちに向けると龍のようでしょ!とHちゃん。

先にドングリをくちばしにはさんでいるみたい😊    ほうら、こうしたら龍がドングリをくわえているみたいでしょ!

Yくん、よい杖を見つけたわね😊

落ち葉を片手に戻る森の道~。

右手に杖、左手に龍を持ち、ススス~と坂道を滑り台にして下りていきます。右上写真ではもう龍は手にしていません。なぜって両手をふさがれると滑りにくいということでKくんの落ち葉袋の中に入れてもらいました~😊

ロープを使って急な場所はこうして下りるよ。 落ち葉の袋を持つことで下り道は重力のバランスがとれてかえって安定して下りやすいようです。

光がさんさんと射し込み光る森の道。

樹木に囲まれた道を園に向けて歩きます。

森の広場まで戻ってきたらもういつもの慣れた道です。あれっ、次はKくんからMくんが右肩から落ち葉の袋、左手にはさっきの杖を手に山道を下っています😊

さっき通った道を下っていきま~す。

あっ、Yくんがサンタ🎅さんになってる~😊👉

あと少しで園庭に戻ります。

あっ、なにか見つけたKくん!           うつ伏せで探しながらそのままズルズルと下りています~・・

ふっかふかの落ち葉がいっぱいの場所で、落ち葉のおふろ~~~😊🍂🍂 パラパラパラ~~🍂 巻き上げる子ども達。

落ち葉が舞い散るひと時😊

ほんとうにサンタ🎅さんみたいね!

そしてこの辺りは足元に多すぎるドングリがゴロゴロと落ちて広がっています。まるでここを通過の難所にするためにまき散らしたようにドングリが自然落下している斜面です。子ども達もツルリとすべって手やお尻をついています。ここは誰もが足を取られる「ドングリすべり坂⛰~」。あまりにすごいドングリの量😲とふと気がつくと、私も滑って尻もちをついてしまいました~~💦💦 い、痛い^^; せんせい、だいじょうぶ~?と心配して振り返る子ども達。

あ~~~すべる~~(@_@)~😲~。ここはみんながすべる「ドングリすべり坂~⛰」

お尻が痛いわ~と苦笑いする私を見たAちゃん。「そんなときはね、うたをいちばんだけうたってみて。きっとなおってしまうから!」とAちゃん👧 そうかもね、とその魔法にのせられて”やまのワルツ”を一番だけ歌ってみると・・・、何となく痛みが気にならなくなったみたい💕👆 

「ね、きいたでしょ」とAちゃん😊 ヤシャブシの実がおまじないの魔法に使えるとは私も知りませんでした~~✨

「わたしはね、このまえおいしいサンドイッチをたべたの💕。それはとてもおいしくてね、えーっと〇〇サンドと◎◎サンドよ。おいしかったなあ~💕」もうお昼だからお腹も空いてきたようです~😊

あと一歩で園庭。ここの場所には赤いモミジの落ち葉が山ほど山積していました。今度はchinami先生が出したビニール袋に落ち葉を詰め込む子ども達。

この木おかしい~~😊 竹の枝から繊維がひげのように飛び出していました~~。みんなは働き者で率先して持ちたい子ばかり😊

ようやくひみつの庭の横まで戻ってきました。

すぐ左横のコンポストはふかふかの落ち葉ばかりが入っています。そこへ森で集めてきたコナラやモミジの落ち葉をみんなでザザ~~と投入。思わず中に入ってしまう子ども達~。森のサンタ🎅さんがたくさん落ち葉を運んできてくれました~😊

空が気持ちよく青い12月初めの園庭からの景色。大文字がすぐ近くに見えます⛰

森の道で枯れた竹の枝を拾ったCちゃん。枝をハサミでカットして麻紐でくくり簡単竹ぼうきをつくってみました~😊。枝の数が少なかったのでお山の竹の枝を追加して”手ぼうき”の完成💜爽やかな青空と森の空気に包まれたひみつの森に出かけた金曜日のひと時でした。
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ひみつの庭の”ママの日”だより✾12/1(火)記録

12月に入ったママの日。この日は珍しく曇り空でしたが合間に陽射しも垣間見れるまだまだ爽やかな日。

毎回のお手入れでママ達が隅々にまで心を留めて下さるひみつの庭。

太陽の遠赤外線効果で温かな陽射しが嬉しい芝生エリア。

こちらはひみつの庭の外、ライラック、ムクゲ並木コーナー。いつもネットの内側をお手入れ下さるママ達。

コンポストの向こう側は真っ赤なもみじ紅葉の落ち葉。ワイヤーフェンスに沿ってお手入れ下さるママも。

コンポストまわりはどうしても落ち葉が散らばってしまうところです。

畑の畝の合間をお手入れ下さるママ達。      雑草除けのウッドチップをまず除けて、新たな腐葉土+土をそれぞれの株元に入れ、ウッドチップをまた元に戻す作業をして下さることに。次は有機肥料も株元に入れられたらと思っています。

森の入口付近もお手入れ下さるママ。

固定鉄棒の上はまだもみじ紅葉中。

そしてライラック並木近くもお手入れ下さいます。  ひみつの庭の真ん中で「これもらっていい?」とKくん。ハイドランジアがドライになったお花だけどどうぞ。「Aにあげたいんだ😊」と。優しいお兄さんです。Aちゃんとは年中の妹のこと💕

大根、ブロッコリー、白菜ともにすくすくと育っています。

Mちゃん親子ツーショット💕😊

FママとSちゃん💚 こちらもカシのドングリが山ほど落ちてくるエリア。

Kくん親子ツーショット💕

カナメモチのレッドロビンが紅葉した葉も。

向こう西側には京都市街が広がっています。夜景もよく見えます。

こちらの木は針葉樹ドイツトウヒ、クリスマスの木です。1mもなかった鉢植え苗が10年ほどで2mほどになり、その後この地面に下ろしてからは約20年ほど経ったでしょうか。それなりに大きくなってきたので今では枝を剪定しながら子ども達がクリスマスのお飾りに針葉を使うこともあります。これ以上大きくならないように上をカットすることで留めています。ドイツのシュヴァルツヴァルトでは高さが50〜70mにもなり森林を構成する木の一つになっています。

Sママには園長室前のモミノキもご案内しましたがこちらのドイツトウヒをお気に入りのご様子。お家に植樹をお考えだそうでよい木が見つかればいいですね~😊 一輪車に土を入れ混ぜ合わせ作業中のYママ。

Sママには落ち葉コンポストの堆肥づくりについて、畑をされているご経験からアイデアをいただきお話をしました。円筒形の大きな布製落ち葉コンポストで季節ごとの落ち葉で堆肥を作り畑に利用されているそうですが、他に転がすタイプの堆肥コンポスターも回転させることで発酵を促すしくみのよくできたものであるとのこと。なるほど、柔軟に考えると他にもいくつも手があるわけですね。結果、まず当座は、
◆ドングリや枝はコンポストの中に入れないようにする。
◆切り返しなど作業がしにくくなるので屋根は取りつけない。
◆落ち葉の層をまずつくり上に米ぬかを振りかけ上から水をかける。「落ち葉+米ぬか+水」のサンドイッチ層を何層かつくり、コンポストの中で発酵させ、数ヶ月後に落ち葉堆肥が完成したら、お庭の植物や野菜に使用していくことに😊。うまくいきますように~👏

残り時間がタイトでしたが、10本分にMママとお二人で新たな土入れ作業をして下さいました。作業の素早さには驚き😊 すでに最後の一本ライラックエスタースターレーに手が入ります。

ビオトープ際をお手入れ中のママ。右手アジサイのエリアもすっきりと。

ママの日はママ達の楽しい交流の場でもありますよう・・🥰

北西エリアをお手入れ下さるママ達。

ハーブエリア🌿、畑エリアも手が入り整えられた場所に。

築山ももうすっかり冬色の芝生の小山に😊

ビオトープ際のギガンチウム、丸窓の下ともに春に備えてほぼ準備終わり。

皆さまお疲れ様でした~💗 この日はリントンズゴールドのティー。同じくリントンズのショートブレッド二種とともに暫しの歓談とともにティータイム☕🍪

大勢のご参加を有難うございました。12月3週目からはさすがに一段と気温が低くなりそうですが、ママの日最終日次回8日(火)はただ今のところ晴れ☀日中の気温は15℃です💕

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