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2020.06.21

6月21日(日) / ひみつの庭のアイアンゲート🐤・ひみつの庭の”ママの日”だより✾(6/16記録)・ひみつの庭で描く6/5(金)~絵の具で仕上げ6/11(木)(年長)・傘でお散歩☔6/18(木)(年中)・大きな絵本をみる”いきものづくし ものづくし”(年長)・だんごむしの赤ちゃん産まれたよ😊(6/18朝)・第1回パパの日6/20(土)・親子登園(未就園児対象6/15~毎月曜日開催)


高木メタセコイヤをバックに”ひみつの庭”入口ゲートの上にアイアン製の鳥が止まっているのが見えます。普段はあまり目に入りませんが、園内の緑がとても鮮やかな今、思わず空を眺めながらゲート製作の当時を懐かしく思い出しました。お山の奥から時おり訪れるシカなど野生動物の侵入(食害)を防ぐためには2m以上の高さが必要と、2013年のひみつの庭造成に合わせて製作をお願いした扉です。梅雨の今、子ども達に人気のカタツムリ🐌もアイアンで型取っていただき扉の中に見つけられます。秋に姿を見せるバッタやカマキリなどの赤ちゃんが園内の植え込みで育つ姿が見られますが、こうした身近な生き物がゲートの中に配してあります。真夏の昆虫、タマムシももうすぐお目見えするでしょう。
アイアンゲート製作風景
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ひみつの庭の”ママの日”だより✾(6/16(火)記録)

梅雨の最中、週明けから天気予報は晴れに向かいました。さすがに晴れ女として名高い😊Yママのパワーだと密かに感心しながら準備をしていた矢先、「ママの日にきました!」と園長室に呼びにきて下さった年少児のNママ。この日も元気に登園されたお子さんのお顔とママの笑顔が重なり、微笑ましい限りで嬉しくなりました😊

ひみつの庭はアジサイ”アナベル”がいま満開です。子ども達も最近はアジサイとは言わずアナベルと呼んでいます。その周辺に、夏の花アガパンサスの”アムステルダム””パープルクラウド””ブラックマジック”の三品種を二株ずつ植えることにしました。その横にはすでにHママが以前に株分けを下さったものが根付き、開花前を待つつぼみが見られます。爽やかなブルーカラーの花が待ち遠しいこの頃ですが、それと近い色の花です。”パープルクラウド”はより紫色が強くなり、”ブラックマジック”は名前のとおり黒味が加わるので、アガパンサスのバリエーションが楽しみです。

ウッドデッキが水で濡れています。すぐ横では・・💦🦁💦💦

すでに年中クラスがライオン壁泉で水あそび中です。ライオンに向けて「ちちんぷいぷい!👆」と何度も繰り返しています。みんなで声を合わせて呪文を唱えると「ライオンが水を出してくれる」と半信半疑ながらも信じています。

「ちちんぷいぷいの~ぷい👆」 

そろそろ出てくるかなあ~~

太陽の陽射しは夏並みですが蒸し暑さが少なく、比較的爽やかな日です。

壁泉からの水流をうけても平気です!😊

歓声が上がり、思い思いに水に触れる時間が流れました。

傍ら、作業が進んでいます。すでに里桜”関山”が植わっている周囲なので、土壌作りと場所の確保がなかなか大変です。アガパンサスはイギリスコッツウォルズにあるガーデンで8月に開花する姿を見て感動しました。緑が広がる丘陵地に草をはむヒツジがでてきたところです。ご紹介まで👇

✾Kiftsgate Court Gardens in the county of Gloucestershire, England✾


こちらはひみつの庭北側エリアで奥には年長クラスのきゅうりが生長しています。ママ達がお手入れされているすぐ右手はエルダーフラワーの木が大きくなり、この春には白い花がふんわりとあちこちに咲きました。エルダーフラワーのシロップが作れるほど花数が多くなるには時間が必要なのかも知れません。

ママ達の奥に白い柵が見えますが、いつの間にか素早く手入れが終えられ整えてありました。感謝。昨年は子ども達がこの時季にマリーゴールドを植え、活動に利用した後は秋植えのパーロット種のチューリップが混植したアネモネとともに春にたくさん開花していました。たんぽぽぐみ花壇に先日センニチコウ(千日紅)とワイルドストロベリーを先生達と植えましたが、せっかくなので自然の植物を使った活動ができたらと思います。保育活動内容については先生達と打ち合わせが欠かせません。

ビオトープの周りも緑が豊かです。トンボが縄張りを主張しながら飛び交い、シオカラトンボのオスに上空から見守られながら水面に産卵するメスの姿がいま見られます。そこへ別のオスが紛れ込んできて激しい縄張り争いの場所になることもあります。ホスタが大きく葉を広げ開花中です。そっと葉の下を見ると、生き物が休憩している姿もよく見られます。

Hママいわく、植え付けはほとんどが腐葉土でもよいくらいですとのこと。根を広げるのに重い土よりも軽やかで栄養のある腐葉土が植物にとっても心地よいのはわかる気がします。Mママ、Yママ、Hママによるアガパンサスの植え付けです。

すでにヤブランやゴールドクレストがあるので、それらを移植しながら植え付け場所の確保も。

三種類の植え付け場所を決めてシャベルを駆使されます。

こちらは丸窓の手前、里桜”福禄寿”の足元で、現在はツルニチニチソウ、ルピナスが植わっていますがすっかり雑草が繁殖し訳がわからないほどに混雑していたところをお手入れ中です。

数点たずねられるだけでスイスイと作業を進められます。球根が大きくなったものが出てきたようで、これなんでしょう?と。ムスカリの球根にしては大きいし、今思えば以前に植えたエキナセアかも知れません。宿根なので年数が経つほどに大きくなるでしょうから。

年少クラスが園庭で外あそび中です。ミルテの植え込みに出てそっとママ達が眺めておられます。お庭あそびも繰り返し慣れて、お部屋に戻ったら靴を履き替えて手を洗って拭き、次の保育の流れに移ることが全体として少しずつまとまっていく最中にありますが、何といっても通園日数はまだ二週間です。クラスごとに子ども達も先生も急がずにじっくりと頑張っているところです。そん中も、週明けは外あそびの展開として、年少クラスは楽しみつつ新たにチャレンジしていく予定です。

真夏のアジサイのノリウツギ(Hydrangea paniculata)の周辺をお手入れ下さるママ達。細やかな目と手を使った手作業はお庭には何にも代えがたく有難いものです。庭が、植物が、またその環境に包まれて過ごす子ども達が慈愛を受けて輝きますように。

固いものは草引きがしやすいような草引きヅメを改めて揃えたいと思います。 年長クラスがやってきました。水あそび前にお野菜に水をあげるところです。

この日は年中に続いて年長クラスが続けてプールあそびを楽しみました。

畑の雑草を引いて下さるママ。なかなか先生達を含む私達は手が回らないところなので、大変有難く感謝です。

この日はOBママも数名お出で下さいました。お変わりなくお元気な姿に安心の思いです。お友だちの小さなお子様を連れてご来園のOBママも。懐かしさとともに喜びが溢れてきます😊💕 お母様方のお交わりのためにも是非お待ちしています😊⚘ ウッドデッキすぐ横に植えて下さったミモザの葉が一時期虫にやられ傷ついていましたが、新たな銀葉を伸ばして元気でした。

こちらウッドデッキとワイヤーフェンスの間には、上からクスノキの葉などが落下しますがなかなか手が入りません。一度お母様方が手を入れて下さると土が見違えるようになり、生きている植物も息がしやすくなるのでしょう。

福禄寿とワイヤーフェンスにからんだハニーサックルの間のスペースをすっかり見事に手入れされました。皆さんgreen fingersの持ち主です。 アナベルの横にはユリ”リリウム ブラックビューティー” と ”スペキオスム ルブルム(アカカノコユリ)”。、そして”リリウム ナイトフライヤー” を昨年12月半ばにママと植えたところ、現在リリウム ナイトフライヤーが開花したところです。アナベルに押され倒れ気味なので支柱を立てています。白いアナベルとのコントラストが綺麗です。

ウッドデッキのコーナーに最後のアガパンサスを植栽されているところです。ユリと言えば私は小さな頃、濃いオレンジに黒い斑点のある夏のオニユリを見て受け入れがたいものを感じたり、また庭に毎年咲く小さなシラン(紫蘭)はなぜこのような名前なのかと不思議に思ったりしたものです。幼少期に植物に対して持つ印象はさまざまですが、身近な草や樹木や花などの自然をさまざまに見て、手にして何かを感じてくれたらと思います。

こちらの北側コーナーは落ち葉も多く手入れが滞っていて気になるところではあります。北側の竹藪から地下茎が侵入してくるのでいつも気になるエリアなのですが、ミントをはじめレモンバーム、レモンバーベナなどのハーブがあります。たまに子ども達に香りをたずねることがありますが、近ごろは香りの感性が比較的豊かで、知らない香りは「臭い」としか表現しなかったひと昔前とは随分変化しています。女の子も男の子も五感が豊かであってほしいものです。

OBのYママとOBのKママのお子様がご一緒のところをパチリ📸。こうしてお山を上ってきて下さり太郎先生ともどもとても嬉しいです。

日中30℃の空の下、あっという間にお開きの時間がやってきます。子ども達もお弁当の時間を過ごしている時刻。この日、クスノキの下でピクニック弁当を楽しんだクラスもありました😊🍱

皆さまお疲れ様でした。お庭の生葉のハーブでハーブティーもしたかったのですが、暑さのため、レモン🍋&ミント🍃のコーディアル、またはブルーベリー&ブラックカラントのコーディアルを炭酸割りでいただきました。

暑い中をお集まりいただき有難うございました。皆さまのお力添えで保たれてきたひみつの庭なのでで是非ご自分のお庭と思っていただき、お時間が許せば是非お足運びいただきますようお待ちしています。
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ひみつの庭で描く6/5(金)~絵の具で仕上げ6/11(木)(年長)

6月に入ったこの日、初夏の緑が美しいひみつの庭で年長クラスが好きな場所を描きました。

大木カシの木の下は木陰になりよい場所です。天候のよいこの日は北側のハーブエリアにまで陽が射し込んでいました。

四つ葉のクローバーや小さく可憐な小花の上にはチョウが飛んでいるようです。 ライオンプールも身近な場所です。

お花柄のスモックのKちゃんが紙いっぱいにたくさんのお花を描いていました。 見せてくれた途端、描いた場所がすぐにわかりました。ひみつの庭の入口にあるサークルチェアとその周りに配置した石のステップも放射線状に。

お友だちが描いてあったり、自分なりのお花の描写を楽しむ姿もあります。

ゆっくりと丁寧に描いています。             描く対象物により選んだ場所が異なります。

先に見て回った場所を覚えて描いたり、ライオン🦁の壁泉のレンガを一つずつ積み上げるように描く姿もあります。

年長児になると描く対象を自分で定めたり、紙の中で描いていく手順や形、色を選んで取り組むことができるようになります。

小さくなったクレパスで手がまっ黒になったよ。       どこを描くか、どんなに楽しかったなど思い出しながら取り組みます。

ビオトープ中央の睡蓮の花。今年はイトトンボが葉の上にのって休む姿が多く見られます。

「うわぁ、きれい。これも描きたいな!」と声が聞こえた方を見ると、満開近いカシワバアジサイとセイヨウアジサイが見えました。思わず見上げた時に目に入った印象をこのように感じて言葉で表現できるのは素晴らしいことです。そう感じられること自体が絵を描く前提としてまず大事なことです。

ビオトープは見えないようで静かに見ているとたくさんの生き物が飛来し、水中や水底に生息しています。

ほら、こんな貝があったよ。 今のところ、タニシ、カワニナ、ヒラマキガイがたくさんでビオトープのお掃除役をしています😊 土の中からも先日縦長の大きな貝を見つけたところです。陸貝の一種ですね。

水辺も子ども達が好きな場所で、特に夏場は気持ちがすがすがしくなります。素早く魚が過ぎ去ったり、小さな生き物が動くのがわかります。

こちらは昆虫研究家のKくん。小さなカタバミの花のあとにできた種がプチンと弾けるのが面白くて長い間試しています。このカタバミの黄色い花がシジミチョウは大好きなのよ、と言うと必ず自分の考えを伝えてくれて、そこから長~い話が始まってお互いに止まらなくなるほどです。横で女の子Sちゃんも種を弾いてあそびはじめました。中から茶色っぽいもの(種)が出てくるのを指の先で触って確かめています。そろそろ画板を持ってクラスに戻りましょう。そろそろお弁当の時間です😊

こちらは過日、たんぽぽぐみ前の花壇に植えたセンニチコウの花三種類です。中ほどには苔のトピアリーのうさぎ🐰さんとねこ😻ちゃんがいます。周囲にはワイルドストロベリーの苗をくるりと植えました。小さな白い花が見られ、やがてランナーを伸ばしてたくさんの実ができるが楽しみです。

絵の具で仕上げ6/11(木)

こちらは年長クラス。

絵の具で色付けをしているところです。きれいな色が見えます。

みんなの個性が表現される絵は同じ絵はまずありません。壁泉プールの上を太陽の光がキラキラしているところでしょうか。

色の配色を楽しむことができたり、お友だちとの楽しい会話が聞こえてきそうに描いています。

描きたい場所と色が決まり、楽しんで筆を動かすことができます。

お友だちの絵を見てお話中かな。             サークルチェアを置いた放射線状の石の間は確かに芝生が敷き詰めてあります。その外側には芝生はありません。デッサン画のようにあのスポットの形を見事にとらえた絵です。

こちらはすでに完成して絵本棚にあったものを見せてくれました。 楽しくお話をしながら色をのせていきます。

真剣に取り組む姿です。

あ~、できたかなあ~?とYくん。集中して描いていると疲れてくるので一度休憩も取り入れながら。  中央にクローバー🍀かな。空、芝生、地面に分けて場所を描き、クローバーを一つ効果的に強調しているユニークな絵です。自然の色や花の美しい色が大好きな感性豊かなYくん。ゆっくりしっかりと納得しながら描いているお隣もYくん。

床で自分の世界を広げて描いているNくん。つい声をかけてしまうのですが、絵についてしっかりと説明が入ります。「これは池の向こう側にあるお山(築山)でね、それが夕方になって(夕陽で)キラキラ✨と光っているところなの」

確かに築山のすぐ横には茶色の土留めがあります。描いたのは昼間でしたが、日が暮れて夜になりかけた頃を想像して描いたことになります。なんて素敵でしょう。塗り残しがなくクレパスのみで仕上げてしまう勢いです。一日の終わり、池の周りや築山は夕陽を受けて本当にキラキラと輝く時間帯があります🌆✨

こちらもビオトープを描いています。夏の水辺は指を立てたらトンボが止まることもあります。水と周りの緑で囲われています。

大きな木と太陽を受ける赤く元気に咲く花が立派です。

青空の太陽がさんさんとお庭を照らし草花が元気に咲いています。 こちらは壁泉プールの裏手の植栽側にいて、ライオン壁泉プールを後ろ側から描いているのでしょう。なかなかユニークです。

美しい色彩に仕上がった緑の中の花の絵。スモックの色合いにも似て美しいグリーンを使っています。幼児期の子ども達には自然の美しい色、物に存分に触れ成長してほしいです。
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傘でお散歩☔6/18(木)(年中)

梅雨の雨降りのこの日、ゆきぐみクラスが傘をさして園内をめぐりました。

園庭の水たまりを見ても、まず傘が嬉しくて仕方ないようです😊

まず、ひみつの庭の奥へ行き、きゅうりやトマトの野菜を見ました。ブルー系のタマアジサイが今を満喫するように開花中です。

きゅうりの黄色い花やピーマンの小さくて白い花。すでに小さな実をつけているピーマンもあります。

築山をのぼってあちらに下りて行きました。

モチノキの真っ赤な葉が芝生に映えます。レインコートをいつも着ているので傘はまた嬉しくもあります。

雨のビオトープはどう? とても静かに雨音が聞こえるくらいです。

セイヨウアジサイ”パリジャン”は本来は赤色のアジサイですが、土質のために紫がかって咲いています。ここに有機石灰を施したのでわずかに赤味が差しています。ヨーロッパの土壌は石灰やマグネシウムが多く植物の色が確かに鮮やかです。またアジサイなどの色は青よりもピンクから赤っぽいものが多いです。日本は雨が多いために栄養が流れ落ちた酸性土壌に傾いているので、堆肥をたくさんつくって庭に入れたいところです。

Rちゃんが「かけてあげる」と小さく刈り込んだトピアリーを気遣っています。

しばらく雨がかからないかどうか、よろこんでいるかどうかを見つめているようでした。

アジサイの白い色を見ています。

傘でくるのはいつもと違った感じかな。長靴でくるのも初めてでしょう。

傘で水面を観ています。ポツンポツンと雨が当たります。

カエル🐸さんの傘で嬉しそう。ビオトープのカエルさんも嬉しくなるかなあ😊🐸🐸。じつはビオトープに奥のセイヨウアジサイにモリアオガエルの大きな卵が産卵してあるのを見つけました。数年ぶりのことです。後ほどご紹介します🐸

白くて大きいね、とアナベルを観ています。

アナベルの横にはリリウムが咲き始めました。       Mちゃんが嬉しそうに微笑んでいます。

タマアジサイ、ユーパトリウム(西洋フジバカマ)、ローズマリーの緑が雨に映えます。

さあ、ずっといくよ☔👢

雲梯に雨のしずくが下がっているね。上手くとれるかなあ、難しいかなあ。

いつもは見ないところも雨の中なら探している姿が見られます。雨粒が落ちてくるかなあ~😊

小さなカタツムリ🐌がほらっ。

とりどりの傘☔がいっぱい。

溝の中になにかがいるよ。                 「こんなのつくったよ!」と七夕のお飾りをみんなに見せてくれた年長さん。

傘でそのまま観察しているのはミミズです。雨に濡れているので動きやすいようで、長くビューンと伸びながら移動しています。雨だから見られるミミズの動き方です。

プレイルーム前を通過。市内を見下ろしながら下へ下へと歩きます。

みんなが上手に傘が使えます。いつもはレインコートですが傘を上手くさすことも大事です。

山の学校前を通過~。傘がどんどん下へ下りて行きます。石段に傘の花が咲いたようです。

あっ、アジサイ😊                   これは何の花だった?

こんなの見つけたよ。カキのへた。近頃たくさん落ちているね。これはなに? クサイチゴ、食べられるイチゴ。

キツネノカミソリ。葉が細いのでそのような名前がつきました。

これは、ドクダミ? そうね。白い花が咲いています。   ほらっ、と子ども達が見つけたのはキノコの集まりでした。園内一周の楽しい傘☔でお散歩タイムでした。

たんぽぽぐみ花壇を通り園長室に戻ります。右はワイルドストロベリー。小さな花が見えやがて小さな赤いイチゴ🍓がなります。葉はハーブティーに使えます。
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大きな絵本をみる”いきものづくし ものづくし”(年長)

ひみつの庭の築山にいる年長クラス。

自然が生み出したもの、ひとが作りだしたものが描かれている言葉のない大型絵本です。子ども達の表現力に驚くことがあり、是非子ども達が生き物や物を通して仲間同士で、グループ活動にも言葉の表現のために活用できたらと年間購読をはじめたところです。

1巻目は、「くだもの、つの、くちばし、およぎのとくいなさかな、ぶんぼうぐ、くつ、むかしのてつどう」のページがあります。生き物のこと、地球の素晴らしさを知り、発言したり教え合うこともできるでしょう。

「くちばし」ばかりが描かれたページを広げると、子ども達からすぐさま意見が飛び出します。「水の中に長いくちばしをつっこんで魚をとる鳥だよ」とKくんが教えてくれます。

とても具体的に説明しています。ペリカンやカワセミのことなど、思い出せないくらいの言葉が出てきました。お友だちの意見を静かに聞いています。

右上にアカゲラ(キツツキ)が描かれていますが、築山のすぐ横のカシノキでゲラが木をつつくこともあります。春はキツツキの音が実はたくさん聞こえています。

なぜ、キツツキはつつくのかなあ?  さまざまな意見がたくさん出てきます。

いつもの絵本のように次々とお話は変わりません。同じページの中に子ども達の好奇心と伝えたい気持ちが溢れてくるようです。

左上の大きな鳥がくちばしの先でくわえているのは木の実だとの意見。木の実を食べる鳥、魚を食べる鳥、いろいろいるね。お山のヒヨドリもビオトープの魚を水面ぎりぎりまで飛び下りて食べてしまいます。

これはアカゲラです。木に上手く捕まってなぜ穴を開けるのかなあ? 中に巣をつくるから、食べ物をとるから、木の皮を集めるから、などいろいろな考えがでてきます。

カモもここにいますよ。鳥のくちばしのページは圧倒的に興味を持っている男の子の意見があふれ出てきた印象でした。

続いて築山を下りてビオトープにきました。絵本のあとで自然を観る目も真剣です。

淡水魚オイカワの泳ぐ姿を目で追う子ども達。

ヒヨドリやアオサギなどにくれぐれも捕まらないようにね🐟🐟 とても素早く泳ぎ、オスは春に青や赤の婚姻色が光る体になります。

そこに泳いでいるね。春落ち葉が一段落し水面から水中が見えます。同時に空からの天敵に食べられないようにと願います。

図鑑を確かめています。 なぜこんなにたくさんの小魚をお口に入れているのでしょう?くちばしの形もそれぞれ違います。他のページも興味深い絵がたくさんありお楽しみが広がります。

いつの間にかいろいろな色合いの落ち葉が串刺しになっていました。ひみつの庭の落ち葉もさまざまです。

いきものづくし ものづくし 4冊目は~

お楽しみは次々にやってきます。

表紙の色、デザインも変化します。

いけのいきもの~
これはビオトープの中の世界と似ているかも知れません。豊かな水底の土壌が形成されてこそ水中の生き物が豊かに生息します。園のビオトープは小型のドジョウやヨシノボリ、ヤゴやヌマエビ、イモリやミズカマキリなどなど、貝類も大型のドブ貝が淡水魚タナゴとの共生を維持しながらたくさん生息しています。イモリもいます。そんな水中の一端が絵本の中で見られることは嬉しいことです。私達の知らない生き物も潜んでいるはずです。

はさみのあるいきもの                 はっぱのかたち🍃🍂🍁

そして、夏向けの絵本もお楽しみに。

「アオバズクのおうちさがし」は年長クラスで驚くほど集中して静かに聞き入っていたそうです。3巻目の「つばさ」はとても興味深い時間だったので、アオバズクの鳴き方「ホッホー」も聞こえてきたことでしょう。自然のテーマは子ども達にとってとても身近なものです。
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だんごむしの赤ちゃん産まれたよ(6/18朝)

先日の朝、登園中から到着後もいつも生き物探しをし続けているKくん。お母さんダンゴムシのお腹には赤ちゃんがいっぱい詰まっているこの頃です。先日一緒にお母さんダンゴムシを探して以来、

二日連続でKくんの手の平でダンゴムシのお母さんの出産シーンが繰り広げられています。大抵、体に点々がついた大きなダンゴムシは出産間近のお母さんで、最近はダンゴムシをひっくり返してお腹を確認する子も増えてきました😊

ほらね。。○

卵ではなく小さいけれどダンゴムシの形をした赤ちゃんです。お友だちも集まってきて手の平をじっくりと観察したあとは、近くのコケの草間に一匹ずつ丁寧に放してあげる姿があります。今しかない、今出会えたことを大切に、一つでも多く体験し心ときめかせるセンスオブワンダーの時が守られますように。
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第1回”ひみつの森のパパの日”6/20(土)

朝から爽やかな快晴に恵まれました。

当日もご連絡をいただき計10名の有志の明るいお父様方がお出で下さいました。コンポストの整理からスタートです。

シャベル、クワでほぐし、ドングリから根が生えて土中に根付いている塊なども除去して下さいました。力のあるお父様ならでは見事な作業でとても有難いことです。このコンポストには今後ドングリは入れないように注意しましょう👌 コンポストの向こう側に大きくなってきたセンダンの木もカットして下さいました。生長する速さが驚くほどの樹木があります。

ひみつの庭入口付近の草木、落ち葉の移動なども。

女性チームは各園舎周辺や日頃手がつけられない箇所をお手入れしました。 巻きついていたツルとカットしたアジサイを結わえて。

石段横の溝、U字溝の周りなども。園庭ではジャングルジムの下、周囲の草刈りなども。

カシワバアジサイをピッチャーに入れて飾ってくれた先生も。

11時半頃にひみつの森から戻られたお父様方。ささやかにお茶菓子をさせていただき暫し歓談の時を持ちました。爽やかで力持ちの明るいお父様方ばかりで、あっという間のひと時でした。

皆さまお疲れ様でした。森がとてもすっきりと整えられ、週明けは子ども達が安心して行き来することができます。有難うございました。

未就園児親子登園(6/15よりスタート~🌼)

先週15日よりスタートした未就園児対象の親子登園は、毎週月曜日の午前10時~11時30分まで、お山にお散歩がてらお越しいただき、プレイルームで楽しく過ごしていただきます。前回はお天気が良かったので、後半には園庭~ひみつの庭に入ってゆっくりお過ごしいただきました。参加ご希望の方は事前にお電話でお申込み下さい。金曜日の園庭開放(午前10時30分~11時30分園庭で集合)もお申込みお待ちしています。☎075-781-3200

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