2010.01.07
明けましておめでとうございます。いよいよ3学期がスタートしました。
石段を登りつめてお山に到着すると、どの子も元気にお部屋に向かって走ります。クラスの先生と久しぶりに会ってちょっぴり恥ずかしげだったり、「いっこせんせい、ひさしぶりやなあ~!」と声をかけてくれたり、小雪のちらつく中懐かしいみんなのお顔が揃うとともに、冬休み中にひと回り確実に成長された様子もうかがえる嬉しい朝でした。
毎年3学期は、一日一日があっという間に過ぎていきます。今日は新年明けてから一週間目の七草粥の日ですが、これから1月半ばの大寒に向けていよいよ冬らしい日々が続くでしょう。明日からはお弁当も始まります。寒さを吹き飛ばすくらいの元気と笑顔が溢れる日々を、子どもたちとともに過ごしたいと思います。
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【テネラTenera】シリーズ

ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” トレイ
デザイン Marianne Johnson(マリアンヌ・ジョンソン)
昨日ある方のご紹介で来園された、ドイツ人のBenno氏とともに数名でお話をする機会がありました。その後、氏が話の中で大好きな国と言われるデンマークに想いをめぐらせていると、我が家のリビングに飾っていた幾つかのデンマーク製の陶器が目に入りました。どれも自然の花や鳥をテーマに手描きデザインされ、紫とブルー系の調和が昔から魅力的だなあと思うものです。
ロイヤルコペンハーゲンは、1775年にデンマーク王室御用達として設立された陶磁器メーカーとして有名ですが、1889年パリ博で発表されて以来世界的に周知となった「ブルーフルーテッド」のシリーズは皆さんご存じでしょう。日本の染付にも通じるような洋食器で、和食器にも上手く調和し、細やかな手描の青色で下絵付けしてあります。また、1年に1枚ずつ発表される「イヤープレート」(1908年~現在も毎年制作)も、結婚記念や子どもの誕生記念などに記念の品として揃えている方もおられるでしょう。径18㎝でちょうどパン皿に使える大きさなので時折思い出したように使いますが、自分の生まれた年のプレートなどはさすがに珍しく記念に欲しいなあと思います。
上の写真は、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン出身の6人の若手女性の陶磁器作家が作り上げた「テネラ」というシリーズの中の一つです。テネラとは、若さ、つぼみ、溌剌たる精神を意味するラテン語です。私の小さい頃にはあちこちでよく目にしたもので、紫とブルーが織りなす美しい色とデザインに子ども心ながら大変魅了されていた記憶があります。自然豊かな北欧らしく花や鳥をモチーフにデザイン化して描かれており、お部屋や窓辺に1枚飾っているだけで明るいムードが漂います。このシリーズは現在はもう作られていませんから、すべてがヴィンテージとして扱われています。
これは、スウェーデン人のMarianne Johnsonのデザインで裏にはMJのサインとFAJANCE(ファイアンス窯)のサインがあります。
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本日は、園内通信「お知らせ68」「お知らせ69」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ68」
◇ 諸連絡
◇ 1月分保育料の取り扱いについて
◇ 第2回左京地区家庭教育セミナーについて
◇ お引っ越しのお知らせ
「お知らせ69」
◇ 第5回ふれあいサタデーのご案内
2009.11.30

<メタセコイア> スギ科 原産地 中国
学名 Metasequoia glyptostroboides

紅葉の枝と実 ~実からこぼれ出た種子~
青空に映えるオレンジ色は、このお山で一番大きな「メタセコイア」の木。周辺までいくと紅葉した短い枝と実がたくさん落ちています。春に花が咲いた後、秋にはたくさんの球花(実)がなり、その割れた隙間からは種子がパラパラとおちてきます。
生きた化石とも呼ばれるメタセコイアは、樹形が美しく公園や街路樹として植えられています。
各地で見られるメタセコイアの並木道は、緑の季節、紅葉の季節、冬景色と、オールシーズン素敵です。
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本日は、園内通信「お知らせ64」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
◇ 園長先生との家庭教育相談について
2009.11.06
「植物園にて」

<ペンタス> アカネ科 原産地 東アフリカ~アラビア
学名 Pentas lanceolata K. Schum
別名 Egyptian star flower(エジプシャン スターフラワー)
<オオスカシバ> スズメガ科 分布 本州,四国,九州,沖縄
学名 Cephonodes hylas
植物園正門を入ったところに鮮やかに咲いている星形の花はペンタス。花色はピンク,ラベンダー,白などがありますが、これは真っ赤なタイプ。思わずカメラを向けたのは、一匹の可愛いらしい「オオスカシバ」があっちのペンタスこっちのペンタスと嬉しそうに飛び回っていたから。
オオスカシバは、春~秋にかけて花の間でよく見られる昆虫で、鳥のようでもあり、蜂のようにも見えますが、さて一体何なのでしょうか・・・? 実は蛾(ガ)なのです(^_^)。
大型のスズメガの仲間で、翅(はね)が透明なので透翅(スカシバ)と呼ばれます。大方の蛾は夜に活動しますが、これは昼間飛ぶので日常によく見られます。卵からかえった幼虫は、クチナシの葉をモリモリ食べて育ち、終齢幼虫を経て土の中でサナギで越冬し翌年羽化します。
写真は鳥のホバリングのように、静止しながら口吻(こうふん)を伸ばして蜜を吸っているところです。ビロウドのような美しい体は思わずつまんでみたくなります。
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昨日今日の二日間は、秋のフリー参観日でした。朝の登園から降園までのお好きな時間にお好きなシーンを目指して保護者にご来園いただき、お始まり~俳句、保育~お買い物ごっこに向けての取り組み等、外遊び、お弁当、お帰りと、テーマをしぼってご参観いただけたことと存じます。お母さまがいらした嬉しさから普段とは違うクラスのムードも見られたかも知れません。二日目の今日は幸い秋晴れのすがすがしいお天気でしたので、各学年時間差で、外遊びの賑やかな声が響きました。
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本日は、園内通信「お知らせ59」「お知らせ60」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ59」
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ 実習生のご紹介
「お知らせ60」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内
2009.10.29

<ツワブキ> キク科 原産地 日本,朝鮮半島,中国
学名 Farfugium japonicum (L. fil.) Kitam.

蹲踞(つくばい)と古いトルコの石像をはめ込んだオブジェ
ツワブキが咲くと、いよいよ季節は冬に向かいます。
丸く緑の濃い葉は蕗に似ていて艶があるからツヤブキ(艶蕗)→ツワブキと呼ばれるように。
葉や根茎には薬効があり、食用、外用に使われます。これは葉が斑入の品種です。
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『年長児歯科検診』
本日は、ヒラノ矯正歯科クリニックより山下和夫先生にお越しいただき、年長児歯科検診を行いました。
各クラス約1時間、一人ずつじっくりと歯の状態(虫歯,咬合,歯列,顎関節,歯垢,歯肉など)をチェックしていただきました。
例年歯科検診のこの日は、お友だちが診てもらっている時間をじっと静かに待つこと、そして検診後は最後のお友だちが終わるまで静かに待つ練習をする日でもあります。少しでも話し声が聞こえると、顎関節の微かな音が聞こえなくなります。数回、注意を受けることはありましたが、両クラスとも大変長い時間を頑張って待つことができたので、終了後は和夫先生からご褒美のマジックをしてもらいました。光るペンを使ったミッキーの不思議マジックは、子どもたちに大好評。例年同じマジックなのですが、何度やってもうけるマジックなのがまた不思議です(^_^)。
先生と交わしたお約束は、①甘いものは一日一回だけにする、そして食べたらすぐに歯をみがくこと。
「これからみんなの歯は抜け替わって大人の歯が生えてくるから、一生使う大切な歯を自分でしっかりとみがくこと」を先生とお約束しました。
本日お子さん用に使用したデンタルミラーとフロスは、お持ち帰りいただきました。診断票は明日お持ち帰りいただきますので、歯科受診の際にご活用下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ57」「お知らせ58」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ57」
◇ 園児募集ポスター掲示のお礼など
◇ 住所変更のお友だち
◇ 歯科検診について(年長)
◇ 就学時健康診断の日の“送り”について(年長)
「お知らせ58」
◇フリー参観のご案内
2009.10.26

<キンモクセイ> モクセイ科 中国原産
学名 Osmanthus fragrans Lour.aurantiacus Makino
例年なら10月に入ると咲き始めるキンモクセイですが、今年は9月末の早い時期から開花しました。ほとんど花期は過ぎましたが、場所によってはまだ一生懸命咲いている木もあるのです。陽の当たり具合によるのかも知れません。
キンモクセイは、江戸時代に中国の桂林から入ってきた木ですが、桂林の桂は木犀(モクセイ)を意味するそうで、有名な桂林には金木犀の木がたくさん植えられてよい香りを漂わせていたのでしょうか。
そして秋が深まる中、金木犀の次は白花の銀木犀(ギンモクセイ)が少し遅れて咲き出します。小さな頃、少し冷んやりしてきた夕方に、庭の銀木犀の花が夕陽をうけて楚々と咲いている姿を眺めているのがとても好きでした。香りはこの上なく上品な白い香りです。
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本日は、園内通信「お知らせ56」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
◇ 就学時健康診断について