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2008.10.20

10月20日(月) / 聖護院だいこん,青首だいこん・園内通信

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        <聖護院だいこん・青首だいこん>  アプラナ科
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          みてみて! 『よーい、ドン』と、今にも走り
          出しそうな形がユニークなお大根
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秋~冬にかけて、お大根が美味しい季節がやってきました。
九条葱,壬生菜,加茂茄子などと同じく京野菜として有名で、どっしりと丸い形をしたものは「聖護院だいこん」。元々は長大根だったそうですが、170年ほど前に、尾張の国から奉納された大根を京都の聖護院周辺で作るうちに丸大根になったのだそうです。
京都では毎冬12月中ばに、中風除けを祈願し千本釈迦堂で「大根焚」が行われます。あつあつのとろけそうな「聖護院だいこん」のお味が、寿命を延ばしてくれることを願って長い行列ができます。
似た形の京野菜に、千枚漬の材料で有名な“聖護院かぶら”がありますが、大根と蕪は葉の形が違います。
その季節の地野菜は、体にとって何より有り難く大切なものです。長大根とはひと味違った甘みがありとろけるような柔らかさになる丸大根は、炊き合わせやおでんなどなど、どんなお料理にしていただこうかしら・・・と考えるのもまた楽しみです。感謝。
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本日は、園内通信「お知らせ54」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 敬老会出演について

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