2015.05.20

5月20日(水) / テイカカズラ・モチノキとひみつの庭の“ママの日”だより(5/19記録)

DSC_0403-20150519
    <テイカカズラ(定家葛)>  キョウチクトウ科  原産地 日本   学名 Trachelospermum asiaticum

咲き始めてから約一カ月ほど経つでしょうか。自宅横に開花しているテイカカズラの小さな花。娘の3歳の時に小さな苗を一緒にポット植えにして壁面に取りつけたら、今では石段横の手すり一面を覆うように長い蔓を伸ばして咲いています。まるでジャスミンのような、ヒヤシンスのような芳香が漂います。花は風車のような形が特徴。

テイカと言うのは藤原定家のこと。定家の恋のお話から名付けられた名前だそうです。
<和名は、式子内親王を愛した藤原定家が死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基く。>Wikipediaより
DSC_0399-20150519 DSC_0404-20150519
----------------------------------------
満開のモチノキ
DSC_0415-20150519
      <クロガネモチ>  モチノキ科  原産地 日本、中国  学名 Ilex rotunda 

テイカカズラに続き、今まさに満開に咲いている樹木がモチノキ。白い小さな花は気づきにくいですが、見上げると見事な姿です。花後、秋には赤い実がたわわになり、野鳥が賑やかに集まる姿が見られます。昔からひみつの庭の入口に植わっています。

昨日は、朝から年長児のクラス写真の撮影にいきました。三列に並び、真っ直ぐ前を見て撮影です。前列の子は両足を揃えて手はお膝。後ろの人は背中(お腹)を伸ばして手は横です。全員が動かず、目もつむらない、というのは毎回なかなか難しいのですが、両クラスともよい写真が撮れました。他のクラスも順に撮影していきます。欠席者がなく全員が揃ったクラスから撮影していく予定です。

さて、三脚を抱え園舎から園長室に戻ると、“ママの日”のお母さま方が来られています、とkaori先生から連絡。あわてて準備をしました。前日よりずっと雨が降り、足元も濡れているので活動は難しい?と思っていましたが、そんなことは何のその、とばかりのにこやか笑顔のお母さま達。

<ひみつの庭の“ママの日”だより(5/19火曜日)>
早速、大まかに計画していた芝生の種植えを行うことにしました。ひみつの庭は造成から三年目に入ります。ビオトープをつくる際、掘り上げた土を積み上げて築山をつくりました。全面に野芝をパッチワークするように植え込んでいただき、以来、芝の刈り込みのみで青々とした芝が育ってくれていました。そこで、子ども達は思いっきり走ったり、寝転んだり、また秋には草間の昆虫を追いかけたりしましたが、冬場の雪による凍結や雨のあとに土壌がズルズルとぬかるみ、芝が徐々に抜けて傷んできました。そしてとうとうこの春には青々とした葉が見られなくなりました。庭の入口に放射線状に植えた芝もほとんど生えてこなくなったのです。芝生地の管理方法と使用頻度、養生期間の確保のタイミングはなかなか難しいものです。
DSC04284-20150519 DSC04289-20150519
再度、築山の芝を張り込む作業は大がかりになるため難しく、芝生の種を購入し種まきをすることにしました(初の試み)。芝生の目土、肥料、種、ふるいなどを準備し作業にかかります。
DSC04291-20150519 DSC04292-20150519
早速、お母さま方はまず築山の落ち葉やゴミを拾って下さいます。築山の横にはモグラの穴と思われる直径4~5㎝の穴も開いています。昨年はモグラキャッチャーを設置しても捕獲はできませんでした。築山の内部はモグラのトンネルが走っているのでしょうか^^;
DSC04293-20150519 DSC04294-20150519
熊手、てみで整理後、新たに調達したローンパンチという道具で穴を開けていきます。これはエアレーションといって芝生に穴を開けて酸素を与える作業になります。一度植えると二度と耕すことができない芝生は、どんどん土が固まってしまい通気性がなくなります。固まると水分も築山の中に入らなくなり芝生も成長しにくくなります。なので、エアレーション作業がまず大切だということです。何事においてでも、上手くいっている時はよいのですが、上手くいかなくなった時が工夫をするチャンス。困ってから調べてみると、数年放ったらかしで築山には特別のお手入れをしてあげることができなかったこともわかりました。ローンパンチは両手でハンドルを持ち、足で踏み込みながら穴を開けていきます。結構力の要る作業です。SママFママがエアレーションを始められました。
DSC04297-20150519 DSC04287-20150519
分担作業で築山の手入れを続けます。 Mママと未就園児Uくん。一緒にトピアリーにはさまっている落ち葉を取って下さっているようです。
DSC04296-20150519 DSC04308-20150519
次々に穴開け作業中のママ。故郷のことなどお話しいただきながら。目土に肥料を混ぜます。
DSC04311-20150519 DSC04312-20150519
土と肥料をよく混ぜます。固い場所と比較的柔らかい場所がありますとFママ。築山の上は柔らかいようです。子ども達がよく踏み込む場所はしっかり締まって土壌が固くなっています。
DSC04322-20150519 DSC04320-20150519
ローンパンチが二つだけなので、Fnママと私はシャベルの先で土に穴を軽く穴を開けます。
DSC04323-20150519 DSC04321-20150519
「BBC放送である時芝生の管理について説明していたことがあって、今思えばもっとしっかり観ておけばよかったです」と仰るFママ。芝の根をカットしながら約10cm間隔でパンチされます。
DSC04324-20150519 DSC04325-20150519
二つ目の道具はローンスパイク!『バンド式で靴に装着し、歩きながら芝生に穴を開けるだけ!』と楽々と芝生を歩いているコマーシャルをみて購入しましたが・・・、実は結構装着が難しく穴を開けながら歩くのが大変な様子。足を真上にあげ、真下にグッと下ろす。案外力も要るようです。「颯爽と歩いているとblogには書いて!」と言う太郎先生ですが、実はちょっとへっぴり腰? ウソは書けない・・・💦
DSC04326-20150519 DSC04327-20150519
築山をあちこち歩き回って頑張って下さい。 ねこ(一輪車)の上で目土をふるいに入れます。
DSC04328-20150519 DSC04329-20150519
一番細かい網を使ってサラサラサラっと目土をまいていくFnママ。気持ちよく土がこぼれていきます。
DSC04330-20150519 DSC04331-20150519
芝生の生えなくなった場所を重点的に周辺にもまいていくと土をまいた部分が黒く見えています。傍ら、Fママは黙々とエアレーションを続行。
DSC04332-20150519 DSC04333-20150519
私はてみに肥料を入れて、直接手からこぼれるようにパラパラとまいています。
DSC04338-20150519 DSC04339-20150519
粗い網でふるいにかけるとたくさんの土が一気にこぼれてしまいます。土がさらさらしているのでやはり一番細かい網がちょうどよいようです。築山の奥、ひみつの森の入口近くもすっかり芝生が生えていません。少し土壌に元気が出るといいなあ。
DSC04341-20150519 DSC04340-20150519
芝生の手入れはそれほど難しくないようですが、ただしコツコツとやり続ける必要があります。基本は芝刈り、水やり、除草(雑草抜き)、肥料の4つだそうです。また、基本的に、芝生は太陽が当たらないと育たないとも言われます。たっぷりの太陽の光が当たるよう樹木の陰になってもいけません。手入れの方法や頻度は場所や時期により違うので、ひみつの庭の芝生管理年間計画が必要かも知れません。
DSC04344-20150519 DSC04345-20150519
さて、エアレーション、目土、肥料投入後、ようやく手に入れた芝生の種(野芝)を播種していきます。5つのてみに肥料を分散しました。薄茶色のとても小さく細い種です。
DSC04346-20150519 DSC04348-20150519
築山、その周辺を分割担当して、祈りを込めるように蒔いていきます。
DSC04353-20150519 DSC04354-20150519
築山のてっぺんも薄くなり土がむき出しです。ビオトープに回り込む通路(紫陽花コーナー前)はすでにつるつるです。ここは種はまかずにそのままにしておきましょう。
DSC04356-20150519 DSC04358-20150519
もう一袋開けます。種の上には土を多過ぎず少な過ぎず、うっすらと種の上を覆土するようにまきます。
DSC04359-20150519 DSC04361-20150519
スコップでてみに土を入れて覆土する。子ども達も楽しめそうな作業ですが、種をよく見て土をかけないと発芽しないので今回はとても真剣作業になりました。Uくんはお母さんと一緒にお手伝い。
DSC04362-20150519 DSC04364-20150519
まわりの緑が生き生きしている季節。風も時折吹き、「とても涼しいですよ」と仰るママ達。もっと爽やかな天候の日は、風が木々の間を通り抜けとても気持ちがのびやかになります。「これだけ体を動かしながら、家庭内とはまた違った作業に取り組めて楽しいです」と仰って下さるママ達。作業時間は約1時間と少しなのに、とても充実した時間が流れていることを感じます。
DSC04369-20150519 DSC04373-20150519
同作業が継続中です。覆土した場所が黒くなりわかりやすいのもメリット。
DSC04375-20150519 DSC04376-20150519
さらにもう一袋投入。本当は業者さんに山土や山砂などをご準備いただけるとよいのかも知れませんが、業者さんにとってもお山の上への土運びは一苦労です。
DSC04381-20150519 DSC04383-20150519
隅っこのカナメモチのエリアにもまいておられます。Uくんも積極的にお手伝い中。
DSC04384-20150519 DSC04385-20150519
何度も往復してまいておられるママ達。
DSC04386-20150519 DSC04388-20150519
「よいしょ」とスコップで土を入れるのが上手になったUくん。なかなかの手つきです。
DSC04389-20150519 DSC04391-20150519
最後にもう一袋投入。ザザー。少し土の色が違いますが、行きつけの園芸店から送っていただくよい土。築山の上も黒い土に覆われて安心です。
DSC04393-20150519 DSC04394-20150519
土が残り少なくなってきました。芝生の播種作業も終盤に入りました。時間が経つのがあっという間でした。
DSC04397-20150519 DSC04398-20150519
さてもう時間です。芝生の播種作業が終わりました。道具をまとめて片付けます。お水は夕方にたっぷりあげましょう。
DSC04401-20150519 DSC04408-20150519
外あそびを終え近くにきた年長児クラスがやってきました。お母さま達が芝生の種を植えて下さったことを聞き、みんなでお礼を言っているところです。
「ありがとうございました」 ニコニコ笑顔のお母さま方。
DSC04413-20150519
前日月曜日に園内のお掃除にお出で下さったお母さま方、そして火曜“ママの日”のこの日ご来園のお母さま方、皆さま有難うございました。何日ほどすると種は発芽するのでしょうか。築山の芝生が緑いっぱいになり、夏場にはその上で思いっきりエンジョイできますようにと祈りを込めつつお開きとなりました。
DSC_0426-20150519
ひみつの庭の玄関外に広がるクスノキの大木。4月半ばより山ほどの春落ち葉の時季を迎えていましたが、今では新芽が生き生きと広がっています。夏には葉も大きくなり、気持ちのよい木陰をつくってくれるクスノキ。
DSC_0435-20150519 DSC_0442-20150519
ひみつの庭の北エリアに植栽しているフジバカマ。今年も大きく育ってきています。秋にはフジバカマの花が好きなアサギマダラが飛来して・・・と思った矢先、目の前をアサギマダラがヒラヒラと飛んでいるではありませんか(右写真)。今ごろなぜ。
DSC_0443-20150519 DSC_0444-20150519
カメラを近づけると・・・、やはり浅葱色(水色)のアサギマダラでした。
DSC_0449-20150519
一匹だけです。なぜだろう?秋10月は南の国へ向けて群れをなして南下していくアサギマダラ。もしかするとこれは信州や北海道に北上する個体でしょうか。または、この近くの食草を食べて育った若いアサギマダラでしょうか?たった一匹だけ。不思議です。アサギマダラの飛来を望んでひみつの庭にフジバカマを植えたのですが、幼虫の食草はイケマ、キジョランなど。それがこのお山の近くにあったかしら?〔blogアサギマダラ〕

後ろ翅に性標の黒い点があるのはオスのアサギマダラです。口吻を伸ばして蜜を吸う仕草をしています。花はありませんが好きな成分を探しているのかも知れません。秋のアサギマダラは咲いた花の上で吸蜜しているので撮影したり手に取り観察しやすいのですが、初めて飛来した春のチョウは動きが素早くなかなか撮影できません。また手にしにくいです。何とかアップで撮れました。

また嬉しいことが続きました。
この日の夕方、築山に水やりをしているときに、小学生しぜんクラスのメンバーがお庭にやってきました。その時にもまだこのアサギマダラがフジバカマの辺りを回遊していました。子ども達数名も近寄って観察しましたが、女の子Aちゃんは何とアサギマダラについての本をお家で読んできたところで、会いたかったアサギマダラにいきなり出会うことになり、手で上手く捕えることもできて幸せそうでした。アサギマダラは鱗粉がないので手でそっと掴めます。また一度触った人のところには再び来てくれるという不思議なチョウ。そして思えば叶えられる、きっとAちゃんの想いが伝わったのでしょう。
DSC_0451-20150519 DSC_0453-20150519
ひみつの庭のカシワの木。すでにムシに食べられて穴あきだらけですが、柔らかく大きな葉が開いています。柏餅が十分包めそうです。
DSC_0456-20150519 DSC_0455-20150519
過日父が刈り込みをしてくれた入口のツゲのトピアリーも新芽が揃い、白い花も咲いています。元気に育ちますように。
DSC_0459-20150519 DSC_0465-20150519
ひみつの庭前のミルテの木。少し大きくなりましたがまだまだ幼木。白い花をもうすぐつけるでしょうか。 年少クラスがみんなでたんぽぽぐみ前の花壇に植えたミニヒマワリ。今は二葉が出てきたところです。昨年は高く伸びるロシアヒマワリを植えましたが、花の時期が夏休み中で子ども達が見られないことと、8月の台風で倒れやすいために今年は7月中には開花が見られるミニヒマワリを植えています。ぐんぐん大きくな~れ。
DSC_0433-20150519
夕方、築山にお水やりのあと。築山に映る樫木の影。
----------🐓
本日水曜日お外あそびでは、ひそかにバードコールを携え園庭に行きました^^。木製にネジがついたシンプルなものです。近くにいた子ども達が手にし、上手く鳥のさえずる音を出しながら電線にとまったスズメを観察してみると、明らかに羽を羽ばたかせて反応していました。2つのバードコールで音を出すと、次は向こうからツバメの子ども達がたくさん集まってきました。昨夕、園庭にツバメの子が何匹もいたのをみてつい思いつきです。バードコールを携えて森に出かけてみようと思います。

2015.04.24

4月24日(金) / 福禄寿と関山(里桜)・木のおもちゃ・園内通信

DSC_0189-20150424
*************************
*************************
 <里桜 “福禄寿(ふくろくじゅ)”>
   バラ科 サクラ属
   学名 Prunus lannesiana cv.Contorta
*************************
*************************
数年前、植物園桜林のエリアを歩いていたときのこと。ふんわりふくよかでとても愛らしい姿をした里桜(オオシマザクラ由来の桜の園芸品種)の一つが目に入りました。淡いピンクのドレスを広げたような満開の桜に感動していると、前方から歩いてきた人々もやはり足をとめ、カメラも向けずにまずは見とれてしまっている、そんな美しい桜がありました。

プレートを見ると「福禄寿(福禄寿)」とあります。枝をゆったり広げ、たわわに花をつけて立っていた姿が忘れられず、幼稚園の二つ目の庭 “ひみつの庭”を考えたときに是非植樹したい里桜の一つとして選定しました。それがこちらです。“ひみつの森”経由で運ばれてきたまだ若木ですが、今春で3回目の開花。特徴は花弁がねじれたように波打ち皺が入っているところ。花弁の数は15~20枚ととても多く大輪の花を咲かせてくれる桜です。ただ今満開を過ぎた頃。

DSC_0133-20150424
*************************
*************************
 <里桜 “関山(かんざん)”>
   バラ科 サクラ属
   学名 Prunus lannesiana Wils. cv. Sekiyama
*************************
*************************
ソメイヨシノが終わった4月中旬より、いつの間にか咲き出しているお山の里桜2本目。こちらは関山(かんざん)です。花弁が20~50枚ほどと多く、八重咲きの見事な花をつけます。
花弁は塩漬けの桜湯として使われます。お湯を注ぐと花弁が美しく広がるので、お正月から桜の時季にかけて桜の塩漬けは冷蔵庫に常備しています。

また、私自身が子どもの頃、父の運転で二条城横の堀川通りを通る際、見事な八重桜の並木が結構な距離に渡って見られるのを楽しみにしていました。子ども心に、定番のソメイヨシノより遥かに華やかで素敵だと思え、車の後部座席からいつまでも後ろを振り返って見ていた思い出が蘇ります。あとになって、樹形からそれが関山だとわかりました。

こちらも福禄寿と同じく三度目の開花を迎えましたが、樹木としてはまだ10年ほどの若木です。今年もたわわに花をつけてくれました。こちらの里桜2本はつぼみがついたのも仲良く同じ頃で、現在も福禄寿とともに“ひみつの庭”の入口付近にて開花中です。

DSC_0185-20150424
*************************
*************************
 手前は関山 前方に福禄寿
*************************
*************************
“ひみつの庭”のウッドデッキから撮影。

手前「関山」と、その先に「福禄寿」が見えます。

この後方の“ひみつの森”入口に近い辺りに、もう1本、大島桜(ヤエノオオシマザクラ)も植えています。オオシマザクラの葉は桜餅を包む葉として塩漬け利用されます。桜の芳香物質であるクマリンが豊富だからだそうです。

こちらは里桜の親木となる種類だそうで、園庭のソメイヨシノより一足早い頃にいつの間にか今年も開花していました。

大島桜が開花を迎えても、こちらは結構高さがあることと、毎年春休み中にさっさと咲いてしまい、まだ一度も写真が撮れずにいます。

来年は早春の頃から構えて、きっと撮影してみたいと思っています。

DSC_0134-20150424
 <八重の花弁が幾重にも重なる里桜“関山”の花>
--------------------
[木製クッキングセット]
今年度はじめより、各クラスを訪問する機会が増えました。学年、また男の子女の子問わず、室内の自由あそびの時間にクッキングを楽しむ子は多いです。勿論、お砂あそびでもクッキングは大人気ですが、こちらのような木製コンロだと温かみがあり、同じくお鍋、フライパン、ポットなどを使って楽しめそうです。
DSC_0204-20150424
年少児クラスにはこちらの木製コンロの以前のシリーズのものがありますが、年少児クラスの子ども達がコンロの前で楽しんでいる様子をみて、年中長各クラスにもこの度導入しました。手前のつまみはダイヤル式で、回すと「カチッ、カチッ」とよい音がします。私も思わず欲しいと思うほど。後部には調味料入れがあり、調味料棚ごとコンロの内部に収納できるように設計されています。
DSC_0205-20150424 DSC_0206-20150424
このような具合です。そして本日は、ターナー、レードル、またフォーク、スプーンなどのカトラリー類、魚や野菜などさまざまな食材が届きました。
DSC_0207-20150424
個別のお鍋、軽量カップ、包丁などなど。こちらはごく一部ですが、すべて木製。大勢でお食事を楽しめるようにお皿もたくさん購入しました。男の子も女の子もお料理は大好きなので、楽しいクッキングコーナーが各クラスで広がることを楽しみに、また訪問しようと思います。
--------------------
こちらは、“ひみつの庭”の北側エリアです。
DSC_0147-20150424 DSC_0146-20150424
左は、渡りをするチョウ“アサギマダラ”が大好きなフジバカマ。すくすく元気に育ってきています。10月には、南の国に渡りをする途中のアサギマダラを今年も迎えてくれるでしょう。
右は、ハーブのコーナー。やはりレモンバームが一番元気そうで生き生きしていて、手でつまむとレモンの香りがします。葉をお水のグラスに浮かべたり、サラダに入れたり、また乾燥してハーブティーにしたり。勿論、生葉のままミントなどと蜂蜜を加えてミックスハーブティーにしても美味しいです。

今日は、私達がお料理に使うローリエと同じ種類のクスノキの葉の香りを、また、開花し始めたところのライラックの香りを、外あそび中の子ども達と五感の一つである鼻を近づけてそっと試してみました。よい香りがする、と応えるのはやはり女の子が多いです。男の子は大抵首を横に振ります。感性の違いかも知れません。辺りはふんわりと春の香りが漂っています。

ローズマリー、ミント、セージなどもこれからどんどん大きくなるでしょう。フランスの画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホのお庭からいただいた貴重なハーブも植えています。
DSC_0211-20150424
本日夕方のひみつの庭。もうすぐライトが灯る時間。やがて山が緑に彩られ、いろいろな花が咲き出す5月を迎えます。お山のあちこちではタケノコが顔をのぞかせ、竹やぶからは竹がはぜる音も聞こえてくるでしょう。

いよいよ週明け28日(火)より、今年度の「ひみつの庭」の“ママの日”をスタートします。季節のよい今の時季にご来園いただき、園内やお山の中をお散歩していただいたり、溢れる落ち葉の整理を少しずつご協力いただいたりしながら、お山の樹木が発する新鮮な空気をお母さまも感じていただけたら幸いです。パパの日のお力添えもどうぞよろしくお願い致します。
----------
本日は、園内通信「お知らせ14」~「お知らせ17」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ14」
◇ 写真袋お持ち帰りについて
◇ 絵画教室・ひねもす教室について
「お知らせ15」
◇ 【送りグループ変更】開始について
「お知らせ16」
◇ 「ひみつの庭」の“ママの日”スタート
「お知らせ17」
◇ 「ひみつの森」の“パパの日”スタート

2015.04.15

4月15日(水) / 登園スタート(本日3日目)・園内通信

DSC_0089-20150415
     <シロバナジンチョウゲ>   ジンチョウゲ科   原産地 中国~ヒマラヤ
                         学名 Daphne odora Thunb. f. alba  英名 Winter Daphne

3月後半~登園がスタートした頃にかけて、よい香りを漂わせていたシロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)。今年も満開に咲いていました。

DSC_0107-20150415
         <イロハモミジ>    カエデ科  日本など東アジアに自生
                        学名 Acer palmatum  英名 Japanese maple

振り返って登園初日。子ども達を待つ13日朝。お天気は雨☂。イロハモミジは葉の枚数をイロハ・・と数えたことから名づけられる。枝の先には赤色の花が垂れ下がり咲いているのが見えます。これが秋にはプロペラ様の種子になり、子ども達は手の平いっぱいに集めて遊びます。
DSC_0104-20150415 DSC_0108-20150415
お山を上ってくる子ども達の声が、西から東から聞こえてきます。お迎えに下りていきたい気持ちを抑えつつ待っていると・・・
DSC_0110-20150415 DSC_0111-20150415
バプテスト病院横の坂道を上ってくる第5グループさんの姿が見えました。およそ8時50分。みんな元気に到着です。そのままchinami先生についてお庭まで行きましょう。
DSC_0113-20150415
「今日のお帰りの時には、またここに並んで待っていてくださいね」と先生からのお話。
DSC_0114-20150415
みんなお揃いのオリジナルレインコートの後ろには、自分の目印がついています。ピンク色のマトリョーシカやくろ猫ちゃんの刺繍のワッペンが可愛らしい。
DSC_0115-20150415 DSC_0116-20150415
さて、年中クラスに着いたSちゃん。レインコートもレインコート掛けにしっかり掛けました。Nちゃんはおかばんを下しているようです。クラスの先生が到着するまでお仕度をして待っているゆきぐみ、ほしぐみさんです。
DSC_0117-20150415 DSC_0118-20150415
園庭に出て下を見ると、次は第1グループさんが到着したところでした。続いて第6グループさんの姿。
DSC_0119-20150415 DSC_0092-20150415
第4グループさんに続き、第2グループさんもお山を上っている頃です。このあと私は年少クラスへ入り、この日から朝は年少さんと一緒に過ごしています。涙が出ていた子も時間が経過するとともにおもちゃや絵本に目を向け元気に過ごすことができます。少しずつ慣れていきましょう。朝のご挨拶の練習も本日で三日目です。
「ごーよーおーいーぴしっ。さんはい。せんせい、おはようございます、みなさん、おはようございます」日に日にお部屋、先生に慣れ、またクラスのお友達のお顔も覚えていきます。

保護者会の今日、三日目にしてようやく青空が見られました。年少クラスはおはじまりの後、お庭に出て遊びました。みんな思い思いに過ごしましたが、お砂場は大盛況。私も子ども達とドーナッツ屋さんを開きました。お砂をドーナッツ型にギューギューつめてポンと型抜き。次々にドーナッツを作りながら、
「きょうはみんな何時に起きたの~?」と聞いてみると
「7時だよ~」と応えてくれるTちゃん。
女の子が向こうから「わたしは8時よ~」とスコップを手にニコニコ顔で教えてくれます。
登園三日目の小さな子ども達のリアクションに驚く私。楽しそうな写真が撮れなくて残念です。

幼稚園に来たら一人ひとりが一人前。明日は晴れ模様。また遊びましょう。
DSC_0103-20150415
昨年12月に入ってから先生達と植えた花壇のチューリップの球根。本来ならば秋植えなのですっかり遅くなったのです。2月頃に発芽、3月半ばにはまだ5~6㎝ほどだったチューリップも入園式が近づくとぐんぐん大きくなりました。今年はソメイヨシノの開花も早く、チューリップの成長も確実に早かったです。

明日から少しずつ保育時間が長くなります。特に新入園児さんにとっては生活が今までと大きく変化、そして相当の距離を歩き始めています。ご帰宅後は十分お休みになり、また明日も元気に幼稚園に来てくださいね。楽しみにお待ちしています!
----------
本日は、園内通信「お知らせ8」をお出ししました。
内容は、
◇ 園児名簿について
◇ 帽子の着用について
◇ “山びこクラブ”開催のご案内

*過日4月20日(月)は「お知らせ3~お知らせ7」をお持ち帰りいただきました(絵画教室、ひねもす教室ご案内含む)。今年は日程的にお知らせが一度に重なりました。ご了承下さいませ。

2015.04.10

4月10日(金) / 第66回北白川幼稚園入園式・園内通信

DSC_0072-20150410
          <枝垂れ桜>  バラ科  学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula

昨日の始業式につづき、本日は第66回の幼稚園入園式を行いました。春のやさしい雨が音もなく降る中を、大勢のご家族がお山に集われました。小さな新入園児さんもにこにこ笑顔で、一歩一歩自らの足で石段を上って来られる姿をみてとても嬉しく思いました。

今年はソメイヨシノの開花が例年よりも早く、園庭に二本あるシダレザクラと同時の開花となりました。桜が僅かでしたが咲き残ってくれたのは幸いでした。ひみつの庭にはヤエノオオシマザクラが満開で、来週にはあと二種類のサトザクラがいよいよ開花しそうな気配です。

雨のため、式後はそのまま第三園舎での記念撮影。晴れ着のお母さま方の後ろには凛々しいお父さま方の姿があり、子ども達もしっかりと前のカメラをよく見て撮影することができました。出来上がりが今からとても楽しみです。写真撮影のあとはクラス会。一年間をともに過ごすお友だちご家族とともに、お顔合わせの時間を持ちました。
DSC_0076-20150410
いよいよ週明け月曜日からは歩いての登園と保育がスタートします。黄色いレンギョウや白いレースのようなユキヤナギ、よい香りのジンチョウゲもお山の石段の道々で子ども達を待っていてくれることでしょう。各グループの集合場所から、在園児のお兄さんお姉さんに手をつないでもらい元気にお山を上ってきて下さいね。楽しみにお待ちしています。
     DSC_0095-20150410
         本日午後、あらためて園舎で記念写真を撮りました。どうぞよろしくお願い致します。
-----------
本日(昨日)は、園内通信「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ 「お知らせ」 について
◇ クラス担任、グループ担当紹介
◇ 送迎関連
◇ 課外教室について
◇ 京都市水道工事について

2015.03.10

2月10日(火) / スノードロップ・夏蜜柑・煎茶のオトナロール・コンサートのご案内(3/15) ・園内通信

DSC_0041-20150310

DSC_0037-20150310 DSC_0029-20150310
           <スノードロップ>  ヒガンバナ科   原産地 南ヨーロッパ
                         学名 Galanthus L.  英名 Snowdrop

先月2月半ば頃。ひみつの庭のツゲのトピアリーの足元でそっと開花していた“スノードロップ”。フランス東部アミアンのお庭から届いた子球を30~40個ほど頂戴し、ひみつの庭に植えたのが2013年11月後半の“ママの日”でした。

IMG_0257
*************************************
*************************************

スノードロップは昨年の冬から花をつけはじめ今年で二年目の開花になります。球根を数個まとめて植えてもよかったのですが、トピアリーの足元に点々と咲くのも可愛らしいので1個ずつ植えていきました。年々株が大きくなるのを楽しみに待つのもどこか子育てにも似ていて、急がずにゆっくりと成長するのを楽しみに見守りたいと思います。

またスノードロップのdropは、16~17世紀のヨーロッパの女性がつけた耳飾りのことだそうで、この花がうつむいて咲く様子がその耳飾りに似ていたことから名付けられた名前とのこと。日本では待雪草(まつゆきそう)、雪の雫(しずく)とも呼ばれています。

右写真のスノードロップは、府立植物園で今年2月初旬に撮影したものです。すでに株は大きく成長しておりあちこちに群生しながら見事に花を咲かせている様子です。

*************************************
*************************************

 <夏蜜柑> ミカン科 学名 Citrus natsudaidai 別名 夏柑、夏橙
DSC_0078-20150310
お山の中にたくさんありそうで実はあまりない夏蜜柑の木。山の学校に昔から蜜柑の木があって季節になると以前はたくさん実をつけていました。私が山の学校小学生のしぜんクラスをしていたときに一度子ども達と食べたことがありましたが^^)、さっぱりと甘みは少なく酸味が強かった記憶があります。ちょうど冬の頃でした。

さて、こちらの立派な夏蜜柑は先週火曜日に頂戴したものです。とてもよい香りが漂っていました。夏蜜柑はだいたい1月~3月に実がなりますが、酸味の好きな方は早目に、甘く熟した方がお好みの方は木から収穫後4月頃まで涼しいところで保管しておくと美味しくいただけます、と仰るお母さま。小さな頃からお家に蜜柑の木があって、その木に登って遊んでおられたそうです。その木が今もたわわに実を成らしてくれるとは、何て素晴らしい!こんなに沢山いただいたら木から実がなくなってしまうのでは?とおたずねすると、まったく心配ないとのこと。きっと大きな蜜柑の木なのでしょう。特別に何か手を施しておられるわけでもないそうで、しかも完全無農薬。時折おじい様が肥料などのお世話をされるそうですが、基本的に自然任せでこんなに立派な果実をつけてくれるそうです。もはや家族のような大切な蜜柑の木です。お味の方もお山の放ったらかし蜜柑とは大違い。爽やかで自然の甘さがとても美味。職員全員で貴重なビタミン補給として有難く頂戴致しました。感謝。
---------------
 煎茶(朝宮茶)のロールケーキ
DSC_0087-20150310
さてさて、美味しいものが続きます。こちらは滋賀県信楽のお茶農家(甲賀市信楽町朝宮地区)の方がつくっておられる煎茶のオトナロールケーキ。時折頂戴するのですが、ほのかにほろ苦く煎茶の旨み味わいが最高。1200年の歴史を持つ朝宮茶は標高450mの山間地でつくられています。そうした茶葉を使用された美味しい大人向きロールケーキ。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ご家族用、ご進物用などに是非一度お試しになってはいかがでしょうか。通販あり。
お茶農家の店 茶のみやぐらHPはこちら
-------------
DSC_0092
【関西グスタフ・マーラー交響楽団 第4回演奏会】
こちらは、娘が趣味(趣味以上の思い?)で活動しているオーケストラ演奏会のご案内です。この場をかりて少し宣伝を。。。
「マーラーが好き、マーラーを演奏をしたい!という思いを持った、主に関西を活動の中心とする演奏家により、2010年に発足したオーケストラです。マーラーの交響曲を全曲演奏するという壮大な思いを胸に、この度いよいよ4thシーズンに突入致しました。今までに第5番、第6番、第7番を演奏してきましたが、今回の第4回演奏会は、交響曲第1番、花の章、そして歌曲「さすらう若人の歌」を演奏します。お互いに関わりの深いこれらの曲にマーラーが込めた想いを21世紀の今、現代に蘇らせます。マーラーのことが好きな方にも、あまり知らないな、という方にも・・・皆さんに私たちの音楽が届きますように。」とのことです。娘のパートはCelloです。
 
 日 時 2015年3月15日(日)
      午後2時開演(午後1時開場)
      開場後ロビーコンサートを予定
      (木管5重奏、チェロ12重奏)
 場 所 京都コンサートホール大ホール
 
ご興味がおありの方は是非お聞きいただけましたら幸いです。お出かけ下さる場合は前日までに幼稚園山下までご連絡下さい。
 -------------
本日は、園内通信「お知らせ88」「お知らせ89」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ88」
◇ 諸連絡
◇ お引越しされるお友だち
◇ 絵本カードについて
◇ 1年間の『絵のアルバム』について
◇ 『卒園おめでとう~思い出コーナー』展示のご案内
「お知らせ89」(年長児用)
◇ 卒園式のご案内

2015.02.20

2月20日(金) / 2月の雪(先週末)・今朝のビジター!・園内通信

DSC_0015-20150220

******************************
******************************
2月初めの立春を過ぎ、いよいよ季節は雨水(うすい)に入りました。
雪が雨に代わって氷が融けて水になり、また草木の発芽が少しずつ見られる頃。

先日より、園長室の窓外の梅の木がたった一輪ですが可愛い花を咲かせています。いよいよ少しずつ少しずつ、春が近づいてくるのが感じられます。

写真はプレイルーム下の庭の雪景色。先週末の撮影ですが、夜から点けたままのライトの上やヤマボウシの木の枝に、雪が美しく積もった早朝でした。今年の冬はお山の上にも例年にないほどたくさんの雪が降り積もりましたが、こんな雪景色もそろそろ見納めになるかも知れません。

昨日、第三園舎にはお雛さまが飾られました。会場セッティングの都合から来週の発表会前には早々にお片付けをすることになりますが、今週初めより始まった各学年の子ども達の舞台練習(第三園舎)を、お雛様方総勢が応援しながらご覧になっているところです。
******************************
******************************
“今朝のビジター!” シロハラ?ウグイス?
さて、こちらはお山の中に住んでいる野鳥です。今朝、子ども達を集合場所までお迎えに行く前にkaori先生が「第三園舎(月ぐみ園舎)の中に鳥が迷い込んでいまして・・・」と伝えに来られ、その足でお迎え場所に向かわれました。

第三園舎の位置は、なぜかお山の上から飛んできた夏のオニヤンマがスーッと気持ちよさそうに翅を広げて下りて来て、くるりと旋回しながら玄関から中に入って行ったり、春に姿を現す緑色のカナブンが同じく翅を広げてトンボと同じルートで園舎に旋回して入っていく姿を見かけます。目には見えない気流が生じているのでしょうか。なぜかなあ?面白いなあ?と思いながら何度も見かけることがありました。ところが、昆虫のみならず、野鳥も時折この園舎に入ったまま出口がわからなくなって、とうとう部屋の隅に隠れてしまうことがあります。数年前のちょうどこの時季にも野鳥が紛れ込んだことがありました。
「もしや、あの時と同じ鳥かも・・」と思いつつ、虫取り網を手にお部屋の中に入ってみたところ・・・、やはり数年前と同じく月Bぐみの窓際で同じ種類の鳥が隠れているのを見つけました。

こちらがその野鳥です。目のまわりが黄色くとても可愛らしい目をしています。月ぐみクラスの朝一番のお客さんです。是非子ども達にも見せてあげたいと思い、何度がトライしながら網と手でそっと捕まえました。
DSC_0024-20150220

DSC_0025-20150220 DSC_0022-20150220
毎朝、子ども達の到着を門のところでお迎えしていますが、気が付くともうお迎えの時間。急いで鳥図鑑をめくりながらお迎え場所に行ったのでした。さてこの鳥はなんという鳥なのでしょうか?

今年はまだウグイスの声は耳にしていませんが、大きさはウグイスにも似ています(ウグイスは実際には茶褐色で、メジロのような綺麗なウグイス色ではありません)。もう一つの候補として、ツグミの仲間シロハラという鳥の可能性があります。西日本に多く越冬する鳥、と図鑑に出ています。同じくツグミ科のアカハラはお腹が赤いのですが、シロハラはお腹が白いのが特徴とのこと。実際にはこの写真の色より羽根の色は薄めです。

ちょうど数日前より、カワセミを宝ヶ池で見たという年長クラスのSくんと、カワセミやヤマセミなど鳥の話をしていたところでした。すると隣にいた女の子が鴨川にもカワセミがいると教えてくれます。みんな鳥のこともよく見て知っているようです。日常的に、子ども達はお山の中に住む鳥の声を耳にしながら過ごしているのですが、間近で観察するチャンスは滅多にありません。少し怖がりさんの鳥のようなので、年長クラスがお庭に出て森に出かける前に全員で見て鳥を逃がしてあげることにしました。鳥が驚かないようにかけていた布をとると、目の前の子ども達から歓声が上がりました。Sくんいわく「お腹が白いからきっとシロハラだと思う」とのこと。

鳥が動き出し、外に出たそうにしている雰囲気を察した子ども達が、「カゴに入っていて可哀想」「出してあげよう」ということでフタを開けたところ、目にも留まらぬ速さで一直線に森の方向に飛び去って行ったのでした。時間にして一瞬のことでしたが、みんなで鳥の後ろ姿を見守ることができました。どこか傷ついて飛べずにいた訳でもなく安心しました。毎日一生懸命発表会に向けて練習している子ども達へ、自然からのプレゼントだったようにも思えます。シロハラなら鳴き声は「キョロン、キョロン、ツィー」。オスかメスかもわかりません。
----------
本日は、園内通信「お知らせ83」をお出ししました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会のご案内(第1部・第2部)

2015.02.13

2月13日(金) / 黄色スイセン・生活発表会に向けて・園内通信

                                                                 「植物園にて」
IMG_0263
   <黄色スイセン>  ヒガンバナ科  原産地 スペイン、ポルトガル、地中海沿岸地域、アフリカ北部
                学名 Narcissus

お山を上ってくる途中、白い日本スイセンが毎年花を咲かせているところがあります。1月末頃より早くも春の訪れを知らせてくれる花です。

先日植物園を訪れたところ、北山門から入った球根ガーデンにひときわ目を引く黄色スイセンが咲いていました。顔を近づけるととてもよい香りがし、その向こうには同じく春の到来を知らせるスノードロップの花も咲いていました。園の“ひみつの庭”のスノードロップも近ごろ少しずつ伸びてきました。まだまだ赤ちゃん株ですが、今年も可愛らしい花を咲かせてくれそうで楽しみです。
-----------------
生活発表会に向けて
いよいよ生活発表会が二週間後に近づいてきました。全学年とも毎日それぞれの課題に精いっぱい取り組んでいる最中です。昨日は年少クラス、本日は年中クラスに参りましたが、みんな楽しみながらも真剣に取り組んでいます。年少クラスは各クラス2グループずつお遊戯曲がありますが、音のリズムにのって思いっきり体を動かし全員でかけ声も発声します。お遊戯を見ていると一学期からの運動あそびとつながるように思える箇所もあり、動きの中に一年の大きな成長が見えるようで嬉しく思っています。音楽に体をのせて喜々として踊る様子がとても凛々しく、一人ひとりの笑顔が溢れるお遊戯です。

また、年中リズムバンドは各クラス二曲ずつお披露目します。一曲目は歌に続いてリズム演奏をしますが、歌は全員がしっかりと覚えて歌うことができるようになり、子ども達の合唱の声が一つになりクラス中に響きます。リズムバンドはクラスの壁一面に貼った表を見ながら何度も繰り返し練習を重ねている途中で、一人二種類の受け持ち楽器を大切に取扱いながら、両クラス合同で楽器別の練習も取り入れています。来週は、一曲目のおさらいとともに、二曲目を充実させるように先生達もいよいよ頑張りどころです。

年長児クラスからも元気のよい劇の声が聞こえてきます。繰り返しの練習で得られる自信とともに声もだんだん大きくなってきます。3学期に入り寒さがピークの日々でしたが、不思議とお休みする子も少なく全体としてとても元気に登園しています。

外に出て、朝から森の樹木が放つ酸素たっぷりの空気に触れることができるのは、子どもの健康にはとてもよいと思います。私自身も特に今年は冷たい空気がとても気持ちがよいくらいに感じています。どの学年のどのクラスも、練習が終われば園庭あそびやひみつの森に出かけ、冬のキリリとした新鮮な空気の中を、発表会を目標に毎日元気に過ごしています。
----------
本日は、園内通信「お知らせ82」をお出ししました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会について
◇ 「生活発表会ビデオ」の撮影,製作について
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて
◇ 園児の健康について

2015.01.26

1月26日(月) / バンダ(蘭)・grandpaグランパの日!・クローラ活躍!・園内通信

DSC_0020-20150126
    <バンダ>  ラン科  原産地 インド、オーストラリア、ネパール、タイ、フィリピン、インドネシア
             学名 Vanda sp.

冬の間に流通するバンダをよく窓辺に飾るのですが、他の蘭にはない鮮やかな紫とピンク色が美しくまわりを明るくしてくれるようです。写真の紫色のバンダは、実は昨年の11月から今も色あせることなく変わらずに咲いてくれています。春の花ヒヤシンス、ラナンキュラス、チューリップなどとともに。
そう言えば、昨年、先生たちとたんぽぽぐみ前の花壇に植えたチューリップが、とても小さな芽をのぞかせています。さて、みんなは気づいているかなあ~(*^^*)
----------
grandpaグランパの日!(1/19(月)記録)
ひみつの庭を入ったところに植栽しているツゲ(トピアリー)が随分伸びてきていました。ツゲが年々大きく成長し美しいトピアリーを形作るためには、適切な時期にきちんと刈り込みをしないといけないそうです。以前からそれを気にかけてくれていた私の父が放課後に手入れをしにきてくれました。
DSC_0051-20150126 DSC_0052-20150126
刈り込みばさみを手にすると、シャッ、シャッと心地よい音が響きます。ゆくゆく中央を盛り上げふっくらとした形にするのか、上部を真っ直ぐにフラットにするのかで刈り込み方が変わります。
DSC_0043-20150126 DSC_0044-20150126
昔、宝ヶ池の奥にあった迷路のスペースが小さい頃にとても楽しかった記憶があるので、トピアリーは子ども達の背の高さよりも少し高めにして、向こうが見えない迷路のようなスタイルになると面白いと思っています。トピアリーのてっぺんは、バウムクーヘンのようにカットした形がいいとリクエストしました。
DSC_0046-20150126 DSC_0047-20150126
長らく盆栽(松)を育て、スイスの山歩き、テニス、ドライブなどを趣味とする今年81歳になる父です。トピアリーの中に配置したアームチェアを移動して刈り込みます。いずれ後ろに生長しているオオデマリの木が大きくなり、アームチェアーの後ろから枝を張り出して上から大きな白い毬のような花をたくさん咲かせてくれる、という作戦です! と言ってもオオデマリの木はまだまだ幼木。あと何年かかるでしょうか。
DSC_0049-20150126 DSC_0050-20150126
ほぼ、トピアリーの左半分が出来上がりつつあります。時折、雪がちらつく寒い日でもあり、残りの右半分は次回ということになりました。春になるとツゲの黄緑色の新芽が伸び美しくなるでしょう。感謝!
----------
クローラ納品(昨年10月17日記録)と現在活躍中のクローラの姿
各園舎の大型ストーブは灯油を使用しています。排気は筒から屋外へ排出する方式なので室内の空気はクリーンです。使用する灯油は昔から石油屋さんがお山の上まで運んで下さっていました。冬の間は灯油缶の空きの様子をみて頻繁に注文するのですが、注文後、業者さんは夕方から夜にかけ、真っ暗な中を所定の場所まで運ばれます。ただしここはお山の上なので、灯油の運搬には先代から受け継がれたという坂道も上れるクローラ(運搬車)を使用されていましたが、いよいよそれが老朽化のためにいつ壊れてもおかしくない状態で、次に故障した時点でもうお山の上に灯油を運ぶことができなくなってしまいます、というお話を事前にお聞きしたのが昨年の秋のこと。毎年寒くなる11月~花冷えの4月までは、灯油が10~12缶はいつも予備がある状態にしています。クラスの灯油缶が約1週間ほどでなくなりますので予備がなくなっては大変。子ども達が寒い目をします。
ならば園で何とか同じようなものを調達しないとこの先困ったことになる、と思い、このお話を聞いたちょうど前日に、園全体で訪問した静原のおいも掘り農園「橋本農園」さんのお顔をふと思い出し、早速お電話でご相談してみたところ、グッドタイミングなことにちょうどその日の午後に京都に来られる予定になっていた農機具メーカーの方をご紹介して下さいました。間髪入れずメーカーさんから園にお電話が入り、「展示品(新古品)でよければトラックに積み込んで夕方にはつけますが」とのこと。困ったときにこれほどタイミングのよいお話はきっとよいご縁だと思い、早速見せていただくことになりました。
パソコンであれこれ調べて物色してみていた私が、「できれば赤いクローラがいいです・・」と言うと、「はい、ちょうどこれは赤ですよ。筑水キャニコム“ピンクレディー”という名前がついています」と電話口の声。もうこれしかない!とすぐに二つ返事でお願いすることになったのでした。
DSC_0047-20150126
こちらが、筑水キャニコム“ピンクレディー”。本来は畑で作物をのせて運搬する車ですが、ゴム付きの車輪が回転するのでお山の坂道もOKなのです。荷台の幅も拡張できる上、比較的小型で融通がききやすく、何より最大積載量400㎏までいけるのでとても力持ちです。英雄のように見えてきました^^。
DSC_0052-20150126 DSC_0051-20150126
ガソリンで動き、音も比較的静かです。同時に下見にお越しいただいた石油屋さんにも使用方法を詳しく説明して下さり、一件落着でほっと一息。
次の日(10/18)は運動会。台風18号,19号の到来で二度延期になった運動会(10/5延期,10/13延期)がようやく無事開催できそうに思える夕方で、このクローラ到着の勢いのまま、次の日に控えた運動会の無事開催を祈るような思いでいた昨秋が今では懐かしく思い返せます。
----------
現在、活躍中のクローラ(先週1/20灯油納品時の記録)
さて、灯油の注文をした夕方は全職員で灯油缶を手運びしています。石油屋さんが腰を痛めておられるので園内までは運んでいただけません。バプテスト病院から第5グループの坂を上りつめたところで(幼稚園門のほぼ下)、灯油を14缶ほど載せたクローラが到着するのをみんなで待ち受けます。この時、今年もこうして灯油が何とか運ばれてくることを本当に有難いとしみじみ思う気持ちになります。
DSC_0053-20150126 DSC_0057-20150126
クローラの幅が拡張され、木製の下敷きも石油屋さんがあつらえて下さいました。落ちないようにくくった縄がほどかれたら1缶ずつ持って石段を上がります。灯油の比重は0.8なので水よりは少し軽いのが幸いです。灯油18ℓ1缶約14.4㎏ほど、それが水の場合は18㎏あります。
DSC_0054-20150126
昔から長年使ってきた灯油缶も古くなり、キャップにはひびが入ってきました。こちらも昨年tomomi先生のお家のお仕事で使われなくなった灯油缶を園に下さり、有難く園倉庫に保管していたものをまたもやナイスタイミングですべて交換。すべてがピタリと落ち着いた一件でした。
----------
本日は、園内通信「お知らせ81」ほか、園長だより、山の学校主催『学びの夕べ』『古典の夕べ』のご案内をお持ち帰りいただきました。
「お知らせ81」の内容は、
◇ 子ども達の健康状況について
◇ 豆まきについて
◇ 未就園児対象“おやまのミニミニ幼稚園”のお知らせ
◇ 小学生対象“山びこクラブ”のご案内
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて
◇ 2015年度プラン小学生総合保険のご案内について
◇ “ママの日”“パパの日”イベントについて
◇ 2学期保育写真お持ち帰りについて

※※本日午後、京都府全域に冬季食中毒注意報が発令されました。
※※発令期間は本日より1月30日(金)まで。

2015.01.08

1月8日(木) / 南天・3学期スタート・園内通信

DSC_0009-20150108
      <真っ赤な実をたわわにつけた南天の果実>   メギ科  原産地 日本,中国,インド
                                      学名 Nandina domestica Thunb.
新春のお慶びを申し上げます。

観測史上3番目の61年ぶりと言われる大雪を迎えた新年でしたが、園内はようやく隅々まで雪が解け、きりりとした新鮮な空気が漂っています。皆さまお変わりございませんでしょうか。
本日より三学期がスタート。9時前になると今朝は第6グループを先頭に、子ども達が元気に登園してまいりました。

「新年あけましておめでとうございます」

「今年もよろしくお願いします」

みんなで新年のご挨拶をかわし、それぞれのクラスへと元気に歩いていきます。毎年のことですが、途中、お休みの間の楽しい思い出話をしてくれます。今朝もお口を開け、下の前歯二本が抜けて奥に永久歯がちらりとのぞいている様子を見せてくれたり、ご家族で旅行にお出かけしたことや、お餅をお腹いっぱい食べて美味しかったことなど、笑顔で話してくれました。

さすがに1月の空気は冷たく身にしみますが、動いている時にはさほど気になりません。今回の大雪の影響で園内のサクラの枝が数本折れてしまい昨日処置をしていただいたのですが、折れた枝にはすでにたくさんのつぼみが見られしっかり春の準備をしているのでした。窓から見える梅の木の枝先にも、小さな桃色のつぼみが見事についています。

自然は一日として滞ることなく、常に変化しながら姿を変えています。生きている私たちも同じく、自然の一部として命をいただいていることを思うと、日々滞ることなく、日々流動しながら成長していくことが大切なのでしょう。
しばらくは寒さ厳しい冬の季節が続きますが、この三学期も子ども達とともに元気にお山の中で過ごしてまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
-----------------
本日は、園内通信「お知らせ77」「お知らせ78」「お知らせ79」をお出ししました。
「お知らせ77」
◇ 諸連絡
◇ 1月保育料取扱いについて
「お知らせ78」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内
「お知らせ79」
◇ 保護者会について
◇ 就園奨励費(京都市補助金)お渡しについて

2014.12.19

12月19日(金) / 幼稚園サインプレート完成・初雪の朝(18日)・サンタさんありがとう!・鉄のお仕事・パネトーネ

DSC_0401-20141219
  <幼稚園サインプレート/英国製>[幼稚園東側の大門]
今年3月末にお山の二箇所の門が完成しました(詳細は下記記載)。一方、お山の中にある幼稚園の場所を付近を通られた一般の方にもお知らせするために、今年9月末よりイギリスにサインプレート作製をオーダーしていました。およそ数カ月間を経てハンドペインティングで製作されたものが完成、今週の15日に取付けを行いました。サインプレートは文字だけでなく絵柄を取り入れたい、ならば、お山の森の中で子ども達が自然の樹木,植物,生き物にふれて遊んでいる様子を、そしてもう一枚は未就園児の小さな男の子と女の子が蝶やブッドレアに包まれて向かい合っているイメージが脳裏に思い浮びました。そしてそれをまず原画にしてイギリスの職人さんにお伝えすることになりました〔詳細は下記〕。
DSC_0382-20141219 DSC_0383-20141219
 [幼稚園西側のプレイルーム前] こちらのサインプレートはプレイルーム前の門の上にブラケットとともに取り付けたもの。昨日の今年の初雪がわずかに積もっています。
-----------
初雪の園庭(昨日12/18)
前日午後は雪起こしの風が吹く一日で、子ども達が降園したあとはさらにお山のてっぺんの大木クスノキが強風でゴウゴウとうなり声をあげ、まるで海の中にいるような感覚でした。
DSC_0389-20141219 DSC_0391-20141219
夜中から降り積もった雪はさらさらのパウダースノー。新聞配達の方たちの足跡がついているだけ。辺りはしーんと静かです。
DSC_0410-20141219 DSC_0413-20141219
コンポスト、アームチェアーにも雪。。ひみつの庭の水面も一面に氷が張っています。お魚は氷の下で元気にしているはず。
DSC_0403-20141219 DSC_0404-20141219
固定鉄棒の上やアスレチック、すべり台も一面に雪化粧。
DSC_0422-20141219 DSC_0424-20141219
8時50分。まず第5グループがゆっくりと石段をのぼってきました。降り積もったばかりの雪は案外すべらず一歩ずつゆっくりと歩きます。「おはようございます!」早速、雪のボールを見せてくれました。
DSC_0426-20141219 DSC_0429-20141219
第6グループ、第4グループも元気に到着しました。子ども達には今日も元気にお山に着いた達成感の笑顔があります。。
DSC_0431-20141219 DSC_0432-20141219
笑顔いっぱいの第2グループさん。「おはようございます!」大きな声でご挨拶できます。子ども達の到着を待って、朝から「おはようございます」、帰りはお見送りで「さようなら」と全員に声をかけています。元気な声でご挨拶ができるということは決して簡単なことではありません。心から「ありがとう」、お友だちにも「ごめんなさい」の言葉が言えることも本当は簡単なことではありません。
ある日の朝、園庭にいると、向こう側から到着した男の子が、「せんせーい、おはようございまーす」と澄んだ大きな声で反対側にいる私にご挨拶をしてくれました。それはお山の空によく響くすがすがしい声でした。その子は以前は小さな声でしたが(大事なことは声の大小ではありませんが)、今では毎日自信に満ちた表情で元気にお声を出してご挨拶をしています。保育の中での「さんはい」という号令で全員でするご挨拶は今ではどの子も必ずできますが、通園の途中でお子さんを連れてこられたお父さまお母さま、園内で出会う郵便屋さんや重い荷物を配達されている方、また時折ご来園される未就園児さん親子の方達と出会った時には、子ども達自らご挨拶のお勉強を実践させていただけるよい機会であるとも考えられます。
「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」とご挨拶できることが実際に社会の人としての第一歩であると考え、幼稚園の門のところで毎日子ども達にお声かけを実施しています。
DSC_0434-20141219 DSC_0436-20141219
第1グループの子ども達。今日も長い距離を歩いてきました。4月からの長い徒歩通園の積み重ねと、また今日は初雪の通園路を歩き園まで到着しました。「人間は日々の習慣によってつくられる」と言いますが、自分の足を使ってお山の上まで上りきる達成感を毎日自然と積み重ねていることになります。手にはしっかりと雪玉を持って。
DSC_0437-20141219 DSC_0442-20141219
木曜日。予定の保育スケジュールがありましたが急遽少し変更して、園庭でそのまま雪遊びをしました。
DSC_0441-20141219 DSC_0447-20141219
ほらー、なげるよー。小さな雪玉が飛んできます。こちらは先生と何かお話しているようです。
DSC_0449-20141219 DSC_0450-20141219
だんだん大きな雪玉になってきたKちゃん。今日も元気いっぱい。Mちゃんが紙コップに入れていた水が氷になったそうです。かき氷まで上にいっぱいのっています^^
DSC_0451-20141219 DSC_0452-20141219
ほらっ、カチカチに凍っているよとHくんFちゃん。手袋に雪がいっぱいついて野球のグローブみたいね。
DSC_0463-20141219 DSC_0465-20141219
ベンチチェアの上にもさらさらの粉雪が積もっていました。集めてもなかなか固まらないほどサラサラです。ボールができたよとSくん。
DSC_0454-20141219 DSC_0453-20141219
約30分近くボールを投げたり、雪の上をコロコロと転がしながら雪ダルマをつくったりしました。
----------
サンタさんありがとう!
朝から真っ白の雪をもたらしてくれたこの日。森の奥には空高くから幼稚園を目指して飛んできた二頭のトナカイの引くソリが停まっていました。ソリを下りてゆっくりゆっくりとひみつの森を通り園庭へ出て来られたサンタさんの姿がありました。
DSC_0480-20141219 DSC_0485-20141219
前日に子ども達から届いた手描きのメッセージとプレゼントを携えて、お山の幼稚園にも来て下さったのです。年少児クラスそれぞれへ訪問され、大きな白い袋のプレゼントを渡して下さいました。
DSC_0492-20141219 DSC_0500-20141219
たんぽぽぐみへ、メリークリスマス!。大きな丸い背中のサンタさんはゆっくりとしか歩けません。雪の上を黒いブーツですべってしまわれないかと心配でした。さて、年長児クラスへも・・・。クラスでは先生と子ども達はどんなお話をしていたのでしょう。雪が次から次へと舞い降りてくるのでした。
DSC_0475-20141219 DSC_0477-20141219
年中児クラスへも。ゆきぐみ、ほしぐみ二クラス分の大きなプレゼント。本当に大きな体なので扉から少し中に入るだけでも大変そうでした。お山の風が粉雪を舞い上がらせています。
DSC_0479-20141219
年中ほしぐみの次は年中ゆきぐみへ。「よしよし、次はこの袋はゆきぐみの子ども達だ、よしよし」
DSC_0484-20141219
最後に園長室にも来られたサンタさん。あまりに大きな体なので玄関がつぶれてしまわないかと冷や冷やしました。子ども達へメッセージを届けたい、とのお申し出なので、放送室から英語で子ども達へお話をして下さいました。それにしても今年のサンタさんはとても体が重たそうです。ダイエットが必要かも知れませんね^^。本当にゆっくりしか歩けない様子でした。なのでゆっくり、ゆっくりと歩いて再び森に停めたソリまで戻って行かれました。その頃、それぞれの園舎から「サンタさん、プレゼントをありがとう~!」と元気な子ども達の声が森の方まで響いていました。
「サンタさん、今年も子ども達のところを訪問して下さり有り難うございました!」
---------------------
<レジン製サインプレート製作過程>
さて、今年の春頃、イギリスの職人さんにサインプレートを製作していただくことにしました。サインプレートはヨーロッパの古い街角ではお店を示す看板としてこのような手作りのプレートがぶら下げられているのを目にします。京都市内でも時折見かけますが、今年3月末に園内二箇所に鉄の門扉をつくっていただいた藤村鉄工所さん(ひみつの庭造成の土橋左官店さんご紹介)経由で、ハンドペイントレリーフサインをお願いすることにしました。詳細は英語で細かく指示し、できるだけ原画に近いものを彫って下さるようにと粘り強くお願いしました。
140519_1158_001-20141219
こちらがまず一枚目の原画です。早速に絵は幼稚園絵画教室でおなじみの健哲先生にお願いすることにしました。イギリスの詩人ロバート・ルイス・スティーヴンソン(Robert Louis Balfour Stevenson)の『子供の詩の園』(A Child’s Garden of Verses)は高校時代からの私の愛読書でしたが、その詩の挿絵に描かれている子ども達をイメージし、そこから二人の小さな男の子と女の子が向かい合っているような構成を考えました。そしてまわりにはイギリスでバタフライブッシュと呼ばれている蝶の好きな花ブッドレア(ひみつの庭中ほどに植栽)と蝶が二人を取り巻いているような世界。子どもの年齢は二歳児くらいのinfant child、おおよそ三頭身くらい。頭は大きく手はふっくらと太めで手足が短いあどけなく幼いイメージをお願いしました。勿論、蝶は園内に季節ごとに飛び交っている種類、アゲハ、アカタテハ、アサギマダラ、キチョウなど。北白川幼稚園はアルファベットで表記することにし、トラヤヌス・ローマン体(114年に古代ローマのトラヤヌス帝が建てた記念碑に刻まれていたアルファベット字体。このトラヤヌス・ローマンが後のローマ字の手本となる)を健哲先生が採用されました。
140520_2149_001-20141219
こちら二枚目は大門用のサインプレート。お山の中で樹木や自然の昆虫などとともに駆け巡る子ども達の様子をイメージして描いていただきました。トンボ、鳥、蝶、そして子ども達の夏場の友だちカタツムリやカエル。まだまだお山の自然の中に現れる生き物は数多くありますが、その中の一部をピックアップして登場させています。中央の男の子は春に咲いたチューリップの中をそっとのぞいて見ていますが、子ども達がこのように好奇心をもってのぞく姿が現実にはよくあるのでそれを表現していただきました。ただし、実際にはイギリスの職人さんがこちらの原画を元にご自身の作品として作られるので(トレースなどはされず)、別の表現になっている箇所も他にいくつかありました。
DSC_0661-20141219
イギリス現地での製作風景です。予め製作風景の写真を送っていただくようお願いをしていました。お送りした原画を元にフレームを彫り、型抜きをしたものが置かれています(上部左原画、右原版あり)。彫刻刀や筆があり、着彩が始まっているところです。フォークも道具として使われているようです。
Kitashirakawa 1-20141219
[レリーフ写真1]
Kitashirakawa 5-20141219
[レリーフ写真2]
Kitashirakawa 4-20141219
[レリーフ写真3]
Kitashirakawa 2-20141219
こちらが一枚目がおおまかに出来上がりつつある様子です。遠く離れたイギリスと、東京の会社のオフィスとのやり取りをじっくり続けながら何度も修正をお願いして出来上がりました。
-----------------
<レジン製サインプレート>
DSC_0287-20141219
こちらが出来上がったサインプレートです。女の子にはどうしても赤い頭巾を被せたくて原画もそのようにお願いしましたが、出来上がってきたのはピンク色でした^^。花や蝶など鮮やかな色の色彩はさすが本場が出される色だと感心します。
DSC_0286-20141219 DSC_0251-20141219
画材をイギリスの荷物に入れていただくことができたので、サインプレートが到着後、修正点何カ所かを健哲先生に手を入れていただきました。
DSC_0289-20141219
こちらは大門用のサインプレート。左の女の子は原画では裸足でしたが靴を履かせていただいたようです^^。男の子もチューリップの中はのぞかずにそっと見ています^^。子ども達がダイナミックに駆けたり木にぶら下がる様子が上手く表現されています。
DSC_0281-20141219 DSC_0271-20141219
上からはしっかりコーティング剤が塗布され、艶やかな色合いが美しく仕上がっています。次はいよいよ取付の様子です。↓
----------
さてこちらは今週月曜日15日。幸い曇り空で無事セーフの天候となり、朝一番の9時前より藤村鉄工所さん、土橋左官店さんが来て下さいました。
DSC_0291-20141219 DSC_0292-20141219
すでに今年3月末に設置した鉄扉の横の鉄柱に、予め穴を開けて作られた同じく鉄のプレートが取り付けられます。
DSC_0293-20141219 DSC_0296-20141219
取付場所を確認した後、手早くサインプレートにネジを埋め込まれました(6カ所)。
DSC_0300-20141219 DSC_0301-20141219
サインプレートの取り付けとともに、4月以降に鉄の扉の錆びた箇所などに再塗装で補修して下さっています。
DSC_0302-20141219 DSC_0303-20141219
こちらはすでにヒビが入ったために土橋さんに新たなフィギーノに取り替えていただきました。マツボックリのフィギーノの下にはこのような土台が作られています。
DSC_0325-20141219 DSC_0307-20141219
仕事の合間に走ってくると、すでに取付完了されていました。新たに取り付けたサインプレートの向こうに子ども達の姿が見えました。
DSC_0322-20141219 DSC_0324-20141219
ちょうど年中児の両クラスが、園庭の上から下へ、そしまた上へととサーキットをして走っている様子です。「がんばれ~、がんばれ~!」
DSC_0314-20141219
園路とともにお山の上に上がって来られたところで見られる景色です。
----------
今年3月末(3/29土) 門扉取付を振り返って~(藤村鉄工所さん、土橋左官店さん)
DSC_0022-20141219 DSC_0023-20141219
晴れた春休み中の一日。藤村鉄工所さん、土橋左官店さんと鉄の種類、扉のデザインなどについて何度もご相談しながら完成に至った鉄製扉が取り付けられました。園内は地域の方、近隣や散策される方が通路とされていることから、関係者の方々に門扉を取り付ける旨ご説明にあがることからスタートしました。太郎先生と二人であちこちにお話をさせていただき、気持ちよく許可を頂戴できたお陰で無事設置できる運びとなりました。場所はプレイルーム、自宅前に一つ、そして子ども達が山を上り詰めた大階段に一つ。計二箇所に新たに門を設置します。幼稚園65年目の歴史で初めての出来事でした。
DSC_0082-20141219 DSC_0084-20141219
子ども達が手を詰めたりひっかけたりしないような工夫と、比較的軽い鉄製の門扉を作っていただきました。ガチッとした鉄板の門ではなく、優しいラインの葉や花をあしらった堅苦しくないデザインになりました。
DSC_0089-20141219 DSC_0091-20141219
通路のため、同じ方向に扉が留められないので互い違いに開き留める方法で。高さなどを計測されつを首尾よくお仕事が進められました。
DSC_0092-20141219 DSC_0093-20141219
太い鉄柱が埋め込まれたので、庭の入口に植えていた植物も植え替えて下さいました。細かなお心遣いをいつもして下さいます。
DSC_0095-20141219
お山から京都市街を眺める景色が美しい場所なので、景観を損ねないような門扉になりました。門柱の上にはイングリッシュガーデンでよく見られるようなお飾りフィニアルをお願いしました。
DSC_0098-20141219 DSC_0099-20141219
フィニアルのアップ写真。高温で鉄が曲げられ、滑らかなカーブが美しいです。もともとヨーロッパのアンティークゲートなどが好きなので、日本で製作される鉄の技術にも感動します。
DSC_0101-20141219 DSC_0105-20141219
つぼみがついたバラの枝をデザインされたもの。蔦のようなエレガントなフォルムが美しいデザイン。
DSC_0111-20141219 DSC_0112-20141219
デザインの組み合わせ一つで漂うイメージが変化してしまいます。
DSC_0079-20141219 DSC_0080-20141219
さて、こちらは大門の扉。相当横幅のある二枚扉が無事設置されています。お山の上まで運んでこられるだけでも大変です。高さ、幅などを測って調整されます。
DSC_0118-20141219
子ども達の春休み中、無事門扉が取付けされました。高すぎず、低すぎず、ほどよい高さの門は圧迫感があまりないと思います。サインプレートはこの頃にお願いすることに決めたと記憶しています。
DSC_0131-20141219 DSC_0124-20141219
通常はこのように開門しています。真鍮で古美色につくられたハンドルも何気ないものだけどちょっとこだわりで選んだものなのです。
DSC_0128-20141219
園庭方向から見下ろした大門の様子です。保育中は閉門させていただいております。
---------------------------------
DSC_0515-20141219aパネトーネ(Panettone)
アドベントの季節にいただくシュトーレンと同じように、イタリアでクリスマスをお祝いする伝統的なお菓子の一つです。

~クスマススペシャル~「シュトーレンとパネトーネとお話」より
パネトーネの起源
●パネトーネも宗教的な意味起源説が有力です。
「物の由来」は、パネトーネはキリスト信仰に厚いイタリアの菓子という事になっているが、さかのぼれば原型と言われるものはギリシャ・ローマの時代に存在したといわれます。
ケーキとパンの境はそれまで判然としなかったが、ギリシャ・ローマ時代に初期のケーキ、タルト・パネトーネ・ドランジェの原型が生まれたとされています。特にローマでは、農業神サターン(ギリシャ伝来といわれるのようだが、実は更に古いイタリアの神らしい)の祭りサトゥルナリアを12月21日から31日まで行っていた(17日から1週間、という説もあり)祭りにこれらの菓子が使われていたようであり、祭礼用ならかなり大きな形状であったろうと言われています。
饗宴、贈答品の交換「幸運の贈り物」などの風習がありその中で使われ、宗教色と季節の農耕行事色の強い、日本の月見の団子(元々は収穫祭のサトイモが原型)、鏡餅や彼岸の「春のぼたもち」(ボタンの花の餅の意)「秋のおはぎ」(萩の花の餅の意)と同じような位置付けとも言えます。大型で、配合も当時としては贅沢で、パネトーネのパネは「パン」の意、トーネは「大きい」の意味といわれます。
(~つづく 一部抜粋)

以前、イタリアの大学で教鞭をとられ、現在は山の学校でもイタリア語を教えて下さっているH先生の奥さまが毎年お手製で作られるというパネトーネを頂戴しました。有難うございます。
H先生とはイタリアのシエナ大学で学会の際、太郎先生ともども現地でご一緒した懐かしい思い出があります。トスカーナの丘陵地の中にあった宿泊地の修道院と美しい庭。そして世界一美しいと言われているカンポ広場に面して建つ市庁舎(プッブリコ宮殿)の上から、オレンジ色の街並みを望みながらご一緒したことなど、ついこの前のように思い出されてくるので不思議です。

        ※  ※  ※

DSC_0512-20141219a
明日、来春からご入園される親子をお招きして「お招き会」を行いますが、在園児保護者の皆さまのお力添えをいただき、幼稚園は本日で無事二学期を終了するとができました。年明け8日にはまた元気なお顔が見られることを楽しみにしています。

ご家族の皆さまにはお元気で佳いお年をお迎えになりますようお祈り申し上げます。

« Previous | Next »