2014.05.27

5月27日(火) / ハニーサックル ロニセラ “ゴールドフレーム”・年少クラス森へいく,土に触れる・ビオトープ大掃除(5/1記録)

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ハニーサックル ロニセラ
 “ゴールドフレーム”
学名  Lonicera × heckrotii
    ’Gold Flame’
スイカズラ科

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ヨーロッパから北アフリカ原産の園芸品種“ゴールドフレーム”は、日本原産のハニーサックル(スイカズラ)の近縁種。

ハニーサックルはソープの香りから大好きになった花です。以前に訪れたことのある滋賀県の山の上のカフェ&レストランのエントランスパーゴラに、可愛い花を咲かせていたことを思い出し、昨春、ひみつの庭の入り口に苗を数個植えたものです。

この春に新芽が出て以来、今年は蔓が随分長く伸びました。夜の間に蛾が産卵するのでしょう。ふと見ると、葉と同色の青虫が鳥に見つからないようにそっと葉を食べている姿もあります。
これから秋までの間、少しずつ明るい花を咲かせてくれるでしょう。

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  つぼみ
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  開花
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  ミツバチが頭をつっこんで蜜を吸っています。
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「年少クラス森に行く,土に触れる」(先週5/22)
先週末、年少クラスがひみつの森へでかけたときの記録です。合間をみて私も一緒に行きました。
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ことり、たんぽぽ、ちゅーりっぷぐみのみんなで森の中を進みます。鳥のさえずりが聞こえたり、真っ赤な葉っぱが目についたり、秋のドングリが残っていたりします。すると、
「ドングリはね、おちてすぐにひろうとドングリクッキーがつくれるんだよ」とSくんが言います。よく知っている! そうなのです。
縄文時代の昔、クリやクルミと同じように私達はしぶくないドングリの実を食べていました。東山七条の国立博物館常設展示コーナーでは、縄文時代に火を使って調理していた縄文土器を見ることができます。木の実のしぶみを抜く方法がわかってからは、いろんな種類のドングリやトチの実も私達は食べていたのです。実際にスダジイなどは殻を取って中の実を食べてみると甘くて美味しいです。炒ると更に美味しくなります^^。
やわらかなピンク色のヤマツツジ(右上写真)も見られます。
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ヤマブドウのような葉。緑がとてもきれいです。みんなでよく遊ぶ森の広場を通り抜け、この日はそのまま真っ直ぐ歩いていきました。どんどん森を進みほどよい場所まで来たらUターン。
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いつもの広場まで戻ってきたら、枝や木の根を持って坂登りしたり、土のすべり台で遊びます。「tomomiせんせい、ひっぱってあげるよ」(ありがとう~たすかる~!と先生^^)
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太い根っこを持って順番に坂を登っています。辺りにはこんなキノコも。シロキクラゲかな。キクラゲも時折見られます。
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「ぼく、この木がすき~!」気持ちよさそうにしがみついています。それぞれが森の中で自分の楽しみを見つけながら過ごしました。暫くしたら園庭に戻りました。
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これは途中、木を上に登っていくモリアオガエルの姿を見つけたところです。毎年森の中からモリアオガエルが園内にも遊びに来ます。朝、園長室の門扉の上に姿を見せてくれることもあります。木の上まで登ったら、よい場所を見つけて泡のような白い卵を産みつけるでしょう。
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さあ、園庭に戻ったら色とりどりのチューリップが咲いていた花壇の中に入って土を触ってみました。チューリップの小さな子球をさっそく見つけました。「さあ、新しい土をみんなで見てみましょう」とchinami先生。
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tomomi先生がシャベルで土を耕し、柔らかくなったところに何が出てくるかな~? ほら、これは何かな。
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チューリップ球根がいくつも出てきます。タマネギだ~、とか、ニンニクだ~、などの声。みんなよく知っています。
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生き物をよく観察するMくん。  Sちゃんもそっと触ってみています。
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Cちゃんも発見。ちゅーりっぷぐみさんとmika先生。「どう?土はどんな感じかな」
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土はお砂場の砂とは感触が違うね。お団子もつくれそう?「こんなのみつけたよ」
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ミミズさんも中から顔を見せましたね。年少クラスのみんなが柔らかくしてくれた土に、次は何を植えようかな?みんなで植えてみましょうね。お楽しみに!
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ビオトープ大掃除(5/1記録)大作戦!!
ひみつの庭のビオトープ。今日も年長クラスと暫く一緒しましたが、声を響かせて鳴いている数匹のカエルの姿を追ったり、張り出しの石の上でメダカやタナゴや水上のアメンボなどをじっと観察したり、それぞれに水辺の観察を楽しんでいる姿が見られます。
今のところカエルの鳴き声は三種類。低い声、高い声ともう一つ。大型のカエルもいるようで大きく響く声も聞こえてきます。その声に子ども達はじっと耳を澄ませて追っていますが、そんな時、石の間から真ん中に向かってさっと泳ぎ込む姿(カエル泳ぎ)が見えると歓声が上がります。

ところがこちらのビオトープ、4月中旬より近くの大木クスノキ3本からとてつもない量の春落ち葉が落葉します。昨春、ビオトープの造成中だった頃から予想していたことでしたが、毎日、風と共にバサバサ~~と大量に落ちてくるので本当にたまりません。しかしここはお山の中ですから仕方がありません^^;。夏場にはこれらがとても心地よい木陰をつくってくれるのです。
新学期がスタートし桜が散った頃から少しずつ、クスノキの葉が沈んでいくとやがてビオトープの水はコーヒーのようにダークな色に変わってしまいました。
クスノキ自体、昔は防虫剤の材料として使われていたこともあり、水の中に浸っていると色が落ちるだけでなく、生き物にとっては良くない成分も入り込むでしょう。私が山の学校でしぜんクラスをしていた時には、子ども達とクスノキの枝を使ってタンスや靴箱にぶら下げられるような「クスノキ製防虫グッズ」を作ったくらいです。
また、葉にも香りがあるので、やはりビオトープの中の生き物や貝にとってもよいはずはありません。昨年から元気に生息していたのになぜか口を開けてしまう二枚貝(ドブ貝,マツカサ貝)も増えてきました。すでに孵った肉食のオタマジャクシが貝を食べることもあります。

悩み深い日々が続きましたが、先生達全員で時間を合わせ、5月1日(木)の夕方からビオトープの中の生き物のため、そして子ども達との水辺の生き物観察を想い全員で清掃作業を行うことにしました(作業を進めやすいように、午前中に業者さんに大型ポンプでビオトープの水を大方抜いていただきました。)

さて、水中には、メダカ、タナゴ、ヨシノボリ、シマドジョウ、ミナミヌマエビ、そしてすでに卵からかえったオタマジャクシ、ヤゴなど、他にもさまざまな生き物が生息しています。それらを網でそっと見逃さないようにすくい上げ、容器別に取り分ける大がかりな生き物救出作戦となりました。下の画像はその時の様子を記録としてアップしたものです(皆が作業に没頭していたので、救出した個々の魚類の写真は残念ながら撮れていません)。
数時間ぶっ続けで下を向いての作業となりましたが、みんな長靴スタイルで本当に集中して頑張りました。
やがてビオトープに夕陽が射し、辺りが照らされた時の美しさ、そして作業の達成感。振り返っても懐かしい思い出となりました。
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水底の堆積物の泥は豊かな土壌が出来上がりつつある証だと思いますが、目を皿のようにして生き物を救い上げたあとは、泥を何往復も森へと運びました。
写真は、昨年のビオトープ造成後のようにすっかりクリアになった様子です。勿論、生き物たちは水槽の容器に入れ、水、雨水が溜まってから後日入水しました。
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<本日夕方のビオトープ周りの様子>
本日、年長児が保育中に見つけたビオトープの淵に産み付けられた卵。これはモリアオガエルの卵です。産卵を予想してビオトープに枝が垂れ下がるように植栽したミツバツツジの木にはよじ登らずに、水辺の植物の合間に産卵したようです(今年のモリアオガエル産卵第1号)。
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ご覧になれますでしょうか。草の間の白い卵。アップにするとこのように。オタマジャクシが孵るとすぐ下の水に入れるように、水辺に産卵した心優しいお母さんカエルはどこにいるのでしょう。
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昨年ポット苗で植えた絶滅危惧種のアサザが今年もう咲いてくれました!嬉しい限り。
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最近、ビオトープにはこのように小さな白い小花の塊があちこちに浮遊しています。これは、ひみつの庭の入口に植栽をしたトピアリーのツゲの花です。風に乗って水辺まで飛んできたのでしょう。近くで見るとさり気ないけど可愛らしいイメージです。
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こちらはまだ子ども達も気づいていない(と思う)ダイオウグミの実。いずれ赤く熟し食べると美味しい(と本に書いてあったので植えたグミ)^^。

ひみつの庭、ビオトープも今年二年目を迎えます。造成後初めての年になりますので、新たな発見がいろいろあったり、まだ工夫が必要だったりの繰り返しの年になるかも知れません。ひみつの森の手入れについても同じです。
本日のお知らせ「ひみつの庭のママの日」「ひみつの森のパパの日」でお伝えしましたように、試行錯誤をしながらより良い方向へ進められたらと思います。皆さまのお力添えのほどよろしくお願い致します。
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本日は、園内通信「お知らせ23」「お知らせ24」「お知らせ25」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ23」
◇ 短冊の箱について
◇ 出席カードの平熱のご記入について
「お知らせ24」
◇ 「ひみつの庭」の“ママの日”スタート!
「お知らせ25」
◇ 「ひみつの庭」の“パパの日”スタート!

2014.05.13

5月13日(火) / ライラック“エスタースターレー”・土の感触を楽しんでミニトマトの苗を植えたよ! ・園内通信

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        < ライラック>    モクセイ科      原産地 ヨーロッパ
                      学名 Syringa×hyacinthiflora ‘Ester Starey’

少し前まで咲いていたライラック“エスター・スターレー”。ヨーロッパ産でフランスではリラと呼ばれ愛されています。これはプレイルーム横の庭に数年前に植栽したものですが、肥料が少なかったためか昨年より淡い色合いの花でした。昨春に植栽したひみつの庭前のライラック並木(まだ幼木ばかり(^^))にも、今年は品種ごとに小さな花が咲きました。
昨年、ひみつの庭周辺の植物は、お山の中から夜に遊びにやってくるシカにすっかり葉を食べられてしまいましたが、今年は夜間にセットするセンサーの音やライトで対策を講じた成果もあって無事にしっかりと育っています。
ライラックは、国内では出回っていないヨーロッパ産の小さな苗を持ち帰り、自宅のナーサリーで現在育成中です。
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5月。毎日の体育あそびとともに、“ひみつの庭”や“ひみつの森”に出かけ自然に触れる時間が増えてきました。水槽に取り分けたビオトープのオタマジャクシを手に取って観察したり、早、数匹生息しているカエルを追いかけて水に飛び込む様子を見た子ども達から歓声が上がったり・・。同時中継であれこれお伝えしたいところですが、ブログをアップする暇がなく残念です。

<土の感触を手で楽しんだあとは、ミニトマトの苗を植えました! >
5月1日(木)の記録。
以前、花壇にいちごを植えましたが、実がなるといち早くダンゴムシがいちごの中にもぐって食べ尽くす始末。“ひみつの庭”が完成して一年後の春、今年は子ども達のお弁当にも必ず見られるミニトマトを植えてみることにしました。事前に先生達と土壌づくりをし、新たにもう一つミニ畑をウエーブエッジで仕切って作りました。スペースの都合と苗の扱いから今回は年中長児の取り組みとしました。
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秋10月頃には飛来するであろうアサギマダラ蝶を観察するためのフジバカマ植栽横の空きスペースを利用して年長児用畑に。トマト用培養土とミニトマト品種“シュガーミニ”の苗を仮置き。
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こちらは年中児用スペース。予報に反して朝から弱雨が降り始め、やがて本降りになってきたためプランは延期と考えていました。傍ら庭の反対側のビオトープの水抜き作業(ビオトープ清掃作業については後ほどアップ予定)を業者さんと打ち合わせながら畑の土の状態を確認すると、不思議なことに土はまったくと言ってよいほど雨の影響を受けておらず、予定通り活動に入ることにしました。
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やがて年中児の姿が見えてきました。大勢なので、少人数ずつに分かれて一人ひとりが土に触れ、苗の植え込みが体験できますように。トマトは弱アルカリ性の土が育ちやすいので、あらかじめ有機石灰や成長に必要な栄養分も入れています。
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「これはトマトの赤ちゃん苗。大きくなったらみんなもよく知っている赤いミニトマトができます。とても茎が折れやすいのでそっと気をつけて触りましょう。」
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「みんなでがんばって植えましょうね。エイエイオー!」耕した畑の土の上にさらにトマト用の土を追加投入してフカフカの土に。
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お砂場の砂の感触は子ども達はよく知っていますが、土はまったく別です。コンポストの土も少し前に子ども達と確かめてみた日がありましたが、よい土は黒くサラサラとして手触りがとても気持ちいいものです。
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感触を楽しむ遊びには泥あそび、水あそび、ヌルヌルを楽しむスライムあそびなどありますが、土の感触はしっとりとして特別です。この日はトマトを植えるよりも土に触れた感覚をみんなに感じてほしいと思いました。スモックの腕まくりをして準備します。土の手触りをゆっくり確かめています・・・。
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順番を待つ間、先生のお話に耳を傾けています。雨は結構降りましたが芝生が濡れるほどではありません。
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こちらも土を足しながら元の土と新しい土とをよく混ぜ込んでいきましょう。フジバカマ植栽横なので数名ずつ順番にやってみましょう。
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はじめは少しずつ手に触れていますが、慣れてくると素手もまったく平気。どんどん土を混ぜていきます。
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『なんかいい匂いがするよ』 「お隣にセージ(ハーブ)が植わっているからかもね」
『わたしのおとうさんは畑をつくってはるよ』 「そうなの! いろんなお野菜がみんなで食べられるわね」 いろいろな話題が出てきます。
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先生がスコップで穴を掘ったところにトマト苗をそっと入れて上から優しく土をかけて押さえていきます。
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赤ちゃんをそっと触るような子ども達の優しい手のタッチ。植え込みと株元に土をかけてあげる作業がつづいています。
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『こうしてやさしく土をかけてあげるのよ』 『ぼくはこのくらいたっぷり土をかけてあげるよ』 などとお話しながら。
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みんなで柔らかくしたミニトマトのベッドに赤ちゃんトマトをそっと植えていこうね、とお隣と一緒に確認しながら土をかけています。
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『ここの土もきれいにしてあげる』 『もう土をかけてもいいかな』 土の中の小さな生き物も見つけたのかな。幼虫かな?
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ゆきぐみ、ほしぐみ混合で交代でトマト植えに取り組む時間が流れました。
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鳥の声を聴きながら時間が流れています。植え終えたら、庭のヒノキの切り株で遊んでいる姿も見えます。
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子どもの凛々しいくらいに真剣なまなざしが映ります。手にのせた黒い土が指の間からサラサラこぼれています。
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『みんなとても上手だね』 お友だちと協力して土をそっとかけてあげます。
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土の感触は気持ちいい?                    さあ、次の苗がきましたよ。
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築山の芝生の上は5月のポカポカの陽射しです。傍ら、トマト植え込みに取り組む女の子たち。
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みんなで最後まで頑張って植えられましたね。ぐっと体を伸ばしてストレッチ。さあ、次は園庭にしゅっぱーつ!
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見事に年中児トマト植え込み完了。。すくすく大きく成長して1学期末7月頃には赤い実が収穫できるといいね。小鳥さんカラスさん達が食べないかなあ。また観察してみましょう。
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さて、園庭でスタートダッシュに取り組んでいた年長児がひみつの庭にやってきました。
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先生のお話のあと、早速土を混ぜ合わせる作業に入りました。年長さんはさすがに勢いもあり土を触る手も大きく動きます。
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ギュッギュッと土をにぎってみる。そっと触ってみる。柔らかいかな? サラサラしてるかな?
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まったく濡れていない柔らかな土。この土からみんなが食べているお野菜ができます。
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真剣な眼差しと力強い手が土をしっかり混ぜていきます。 築山では順番を待っている子たち。ジャンケンポン!
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「茎が折れやすいからそっとだって! 」   ほんと、小さくてかわいいね・・という声が聞こえてきそうです。
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茎を指の間に挟んでゆっくりポットから抜きます。大切に土をかけている女の子の優しい手です。慈しむような作業を他の子に見守られながら。
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『そうそう、そっとおさえるんだって』              定位置に次の穴を掘っていく先生。
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最後まで、粘り強く頑張って取り組んでいる姿。 さあ、次は手を洗ってお楽しみのお弁当の時間ですよ。
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もう少し茎が伸びてきたら全部の苗に支柱を立ててあげ、土は乾いたらお水をあげます。トマトは乾燥気味が好きなので水のあげすぎに注意です。
右写真はひみつの庭の外のライラック“センセーション”が小さな花を咲かせている様子です。年々株が大きくなるとピンク色に白い縁取りの花になりとてもよい香りが漂います。

今回、子ども達は植物を育む土の触覚の刺激を仲間と一緒に手から感じてくれたと思います。あれから約10日が過ぎた今、ひみつの庭を訪れるとミニトマトの苗に小さな黄色の花が咲いていることも子ども達は自ら気づいています。ミニトマトのお世話をしながら生育を観察する一方、芝生や土の裸足の感覚を楽しむなど、緑の自然の中で幼児期のやわらかな感性の土壌を耕すことも大切です。

また、新学期がスタートしてようやく1カ月ほどが経過しました。全体として送り迎え、新しいクラスにもだいぶ慣れてきました。お母さまお父さま方にお力添えをいただくプランについては楽しいアイデアなど頂戴することもあり、急がずに検討しています。
今年1月、親子でヒノキの皮むき体験に続きひみつの森の奥の史跡をたどったふれあいサタデー以降、週末には親子でひみつの森へハイキングに出かけられる姿もあります。
子ども達を中心に幼稚園に関わる私たち大人が、意識を広く共有しながらよりよくつながることができる場づくりなども想っています。
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本日は、園内通信「お知らせ20」をお出ししました。
内容は、
◇ 京都三大祭り休園について
◇ PHP図書のご案内

2014.04.25

4月25日(金) / ヤエヤマブキ・お庭だより・園内通信

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<ヤエヤマブキ(八重山吹)>
  バラ科ヤマブキ属
  学名 Kerria japonica
      ‘Pleniflora’

よいお天気が続き、日中は汗ばむくらいの温度になりました。
お山の中では成長したウグイスが朝から気持ちよさそうにさえずる声が聞こえてきたり、木々の新芽がぐんぐんと伸びた先に花芽が色をつけている様子も見られ、これからとても楽しみな季節が続きます。

4月に入って以来、この山のあちこちでもう長い間咲き続けているヤエヤマブキの株がいまだに満開です。ほぼ2mくらいの高さですが、枝いっぱいにたわわに鮮やかな山吹色の花をつけています。
バラ科の植物だからかも知れません。顔を近づけてみるととてもよい香りがしています。
風が吹くたびに長く細い枝が満開の山吹色の花とともに揺れるのを見ていると、遠い昔が思い出されるようで懐かしい気持ちになります。
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【お庭だより】
昨日24日(木)朝の園庭は・・
年長児さんが上のお庭から下のお庭へと駆け抜けていきました。腕を後ろから前へと回しながらあたかも手には縄とびを持って飛んでいるイメージで走ります。さあ、先生に続いて頑張ろう! 最後は一人ずつ縄とびに挑戦しました。みんなでこれから少しずつ練習を重ねていきましょう。
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さて、年少児さんもお庭に出てきました。おもちゃ倉庫からみんなで力を合わせておもちゃを運びます。よいしょよいしょ、入園してまだ日が浅いですがこうしてお友だちと力を合わせて運ぶことができるようになりました。柵もブランコの方へ移動しましょう。この後は、他のクラスも合流し一緒にたっぷり遊びました。
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昨日はお庭が大賑わいでした。こちらは年中児さんたちの様子です。
「まるい形、ながい形、おさかなのような形。」
こんな形をしたものをお庭の中で探してみましょう。“ひみつの庭”には自然の落とし物がたくさんあります。色分けした袋にみんなが思うそれぞれの形を集めてきて入れてみました。木々の落ち葉、ドングリ、メタセコイアの果実、枝など、いろいろ集まりました。
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次は、落ち葉コンポストへやってきました。お庭の落ち葉を集めたコンポスト、この中はどうなっているの? 子ども達の素朴な質問に応えてみんなで見てみることにしました。
上にある落ち葉を触ってみるとどうかな? まだきれいな色をしていたり乾いているね。では、下の方の落ち葉はどうかな。竹スコップで下の方を掘り返してみたり、思い思いに確かめながら落ち葉に触れる体験となりました。
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下の方はぬれていて黒かったね。葉っぱもだいぶ小さくなって土になりかけているのが見えました。いっぱいの落ち葉に触れながらまるで落ち葉のお風呂に入っているようでとっても楽しかったね。
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カシ、クス、サクラ、クヌギなどいろんな落ち葉がミックスされた落ち葉コンポスト。今年の夏セミの声が聞こえる頃にはカブトムシも遊びに来てくれるかなあ。
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お山の奥の土の中にはいろんな生き物が生きています。この日はお山の中で、落ち葉でできた土の中に眠っているカブトムシの赤ちゃんに来てもらいました。
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黒くてさらさらしたよい土とカブトムシの幼虫たち。枯れた葉っぱや土を食べて大きくなりよい土をつくってくれます。
手に載せてみると手の平いっぱいの大きさだったね。ツンツンと触ってみたり、目で見てじっくり観察してみましたね(クラス毎)。
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カブトムシの赤ちゃんが土の中でお部屋をつくってサナギになり、大人のカブトムシになるまでのお話を読んでもらいました。
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“ひみつの庭”の奥にあるベニバナトキワマンサクの花。昨春に植樹したまだ幼木ですが満開の花を咲かせています。
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シャクナゲ(左)、シンボルツリーのベニバナトチノキ(右)もつぼみができています。もうしばらくで咲くでしょう。
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こちらは、本日の朝一番で取り組んだ年長児さんの鉄棒の取り組みです。みんな張り切って頑張っています。
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お腹に鉄棒を当てて両手でしっかりと支えて静止できること、また、そのままの姿勢でバタバタと足を動かしながらも体を支えることができます。しっかり鉄棒を持ったまま体を丸くまるめたらそのままクリルと前回りします。
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今朝、鉄棒を回れるようになった女の子、そして鉄棒がお得意な女の子にちょっと回ってみてもらいました。また来週も頑張りましょう!
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本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」「お知らせ17」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問日程について
「お知らせ16」
◇ 送りグループ変更について
「お知らせ17」
◇ 夏用スモックについて
◇ 写真袋お持ち帰りについて
◇ 絵画教室について
◇ 園庭開放について
◇ お山のミニミニ幼稚園について

2014.04.21

4月21日(月) / 里桜“関山”と “福禄寿”がいま満開です!・園内通信

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<里桜 “関山(かんざん)”>
 バラ科 サクラ属
 学名 Prunus lannesiana Wils. cv. Sekiyama

      * * *

3月末から入園式(4/10)の頃まで咲いていたソメイヨシノからは、花びらが散ったあとのガクが落ちてきています。夕方や夜、木の下を通ると桜独特の芳香が辺りに漂っているのに気づくことがあります。これは芳香物質クマリンの香りですが、とても馨しく桜独特の風情のある香りがします。

さて、ただ今“ひみつの庭”の中で満開を迎えているのは、4月半ばから後半にかけて見頃となる里桜“関山(かんざん)”です。
山桜に対して里に咲くので里桜と呼ばれますが、八重咲や花色の美しさを求めて作出された桜の園芸品種でもあります。
関山の花びらは塩漬けの桜湯として利用され、花弁が20~50枚ほどもあります。
昨年の早春に植樹をし、幼稚園に新しく仲間入りをした桜です。まだ10年目ほどの若木ですが、嬉しいことにたわわに花をつけてくれました。
 
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次にご紹介するのは、同じく里桜の“福禄寿(ふくろくじゅ)”です。こちらもただ今満開の時季を迎え“ひみつの庭”のゲート近くに見られます。“関山”同様まだ若木の桜ですが、こちらは見上げるほどの樹高があります。
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               <里桜 “福禄寿(ふくろくじゅ)”>  バラ科サクラ属
                  学名 Prunus lannesiana cv.Contorta

一昨年度の卒園記念樹としていただいた記念桜です。とても綺麗に花が咲いています!
福禄寿は、花弁が少し厚めでねじれたように波打っているのが愛らしく華やかな印象です。今後、子ども達とともに年々大きく成長し、毎年幼稚園生活にも大分馴染んでくる4月半ば~後半頃に明るい花をたくさん咲かせてくれるよう願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ14」をお出ししました。
内容は、
◇ 家庭訪問について
◇ 明日の遠足について

2014.04.14

4月14日(月) / ミツバツツジ・登園二日目・園内通信

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             <三葉躑躅>   ツツジ科    原産地 日本
                         学名  Rhododendron dilatatum

週が明けて登園二日目。みんなとても元気にどのグループも着々と幼稚園に到着しています。8時50分頃にまず第5グループ、そして第4グループ、第2、第6、最終第1グループが9時5分頃の到着となっています。
年少児さんも各クラスに到着後、先週と同じようにクラスの玄関で上靴に履き替えスムーズに中に入り朝のおはじまりが始まっています。毎年、急がず、ゆっくりと幼稚園、クラスに慣れていくのですが、ここのところ幸いなことに好天気が続きます。今暫くはあっという間に降園時刻となりますので短い時間ではありますが、明日以降年少児さんも少しずつお外あそびの時間を持ちたいと考えています。

“ひみつの庭”の中に春を知らせるミツバツツジが春先から長らく咲いています。先週はビオトープの向こう側が満開でしたが、今日は森への通路側がとてもきれいです。そしておもちゃ収納庫横のミツバツツジも現在はつぼみ状態で次に咲く順番を待っています。
ミツバツツジは枝先に3枚の葉をつける落葉樹ですが、近づいて見るとおしべめしべが上向きにカールしているのが何とも言えず愛らしい花です。花が終わったら葉が出てきます。
やがて毎年森の奥からやってくる「モリアオガエル」がこの水辺にもやってきて、ミツバツツジの木の上に登り白い泡状の卵を産卵する→卵からかえったオタマジャクシはビオトープに落ちてポトン! →泳ぎ回る、という作戦です。昨年に続き、今年もいろいろな種類のオタマジャクシがビオトープで観察できますよう願っています。
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クスノキからの木漏れ日がライオン壁泉を照らします。周辺の見上げる大木のクスノキ3本から、毎日半端ではない量の春落ち葉が風で舞い散ります。桜と言い、クスノキの葉と言い、春は秋以上に掃いても掃いても、、、の季節です。
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温かな春の光が射して花びらがキラキラと輝きます。ミツバツツジは細い木ですがすでに樹高5~6mはあるでしょうか。バックのクスノキの新緑とよく調和しています。
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水面にアメンボが数匹気持ちよさそうに泳ぎます。こちらは大型のアメンボで足を伸ばすと18㎝ほどはあるでしょうか。2本の前足を上手く動かして進みます。アメンボは飴のような甘い匂いがするのでそう呼びます。いつか紙コップに入れて試してみましょう。
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お山の中の通園路はピンク色の桜の花びらで覆われています。そっと踏んで歩いてみる・・。この時季だけの石段の楽しみ方かも知れません。
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子ども達が上へ上へと幼稚園を目指す姿を応援するように、お山の辻々でいろいろなお花が顔を出してくれます。白い貴婦人のようなシャガ、紫色をしたアヤメ科の多年草ハナダイコン、タンポポなどが明日も子ども達を待っています。
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本日は、園内通信「お知らせ4」「お知ら5」「お知らせ6」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ4」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 住所変更届について
◇ お誕生絵本について[住所等変更届つき]
「お知らせ5」
◇ 送り迎え第6グループについて
◇ 送り迎えについて
◇ 持ち物について
◇ お弁当について
「お知らせ6」
◇ 保護者会について
◇ こどもの日の“ちまき”持ち帰りについて
◇ 「ひねもす教室」会員募集について
◇ 課外教室「絵画教室」について[申込書つき]

2014.04.10

4月10日(木) / 第65回北白川幼稚園入園式・園内通信

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         <枝垂れ桜>  バラ科  学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula

春の心地よい陽射しの中、昨日の始業式につづき本日は第65回入園式を行いました。
お山の上は4月4日頃より桜の花びらが風に舞いはじめましたが、今日の入園の日を長らく待ってくれていたかのように園内のソメイヨシノ、ひみつの庭のヤエノオオシマザクラが喜びの日に優しい色を添えてくれました。
式後、クラス毎に園庭でご家族揃って記念写真撮影、そして各クラスで初めてのお顔合わせの会を行いました。
穏やかな空気に包まれ、再びご家族、職員が自然と園庭に集いのどかに語らい合う時間が流れるとても印象的な一日だったと振り返っています。
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ふと横を見ると、お山の中にはフキ、タチボスミレ、タンポポなど、日を追うごとにいろいろな小さな春の植物が顔を出しはじめます。そんな様子にも目をやりながら明日からはいよいよ新学期がスタートします。幸いなことにお天気も味方をしてくれそうです。
それぞれの送り迎えグループの列の中で、年中,年長児さん達に優しく手をつないでもらい元気にお山の石段を登ってこられる姿を首を長くしてお待ちしたいと思います。
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         「本日、記念写真を撮影しました。どうぞよろしくお願いいたします。」
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昨日、本日は「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ 「お知らせ」について
◇ クラス担任、送り迎えグループ担当紹介
◇ 降園時間、送迎について
◇ 課外教室について
◇ 園児名簿関連

2014.03.18

3月18日(火) / 第64回卒園式をふり返って・課外教室からの卒園お祝いコーナー・卒園記念樹「ベニバナトチノキ」植樹(3月9日午前)

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先週末の第64回幼稚園卒園式を終えて以来、年度末の途切れないスケジュールの合間にも、卒園式の日のあのシーンこのシーンが走馬燈のように浮かんでは消え、子ども達の明るく爽やかな笑顔が今も懐かしく想い出されます。

恵まれた春日和。思い出のアルバムの音楽とともに保育証書授与式に臨む子ども達の姿は背筋が伸びて凛々しく、お名前を呼ばれた一人ひとりが壇上に上がり立派に保育証書を受け取ることができました。

「北白川幼稚園園歌」「思い出のアルバム」「春の光」と、会場には子ども達の透き通った声が響き渡ります。ピアノ伴奏をしながら子ども達の新たな門出を会場の皆さまと共に祝福できる幸せを感じていました。後部座席に座られたお父さまお母さま方の穏やかな眼差し、そして月A月B両クラスの園児たちが立派に成長した晴れの姿がいつまでも脳裏に浮かんでいます。
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式後、園庭に於いてクラスごとに親子全員で記念写真撮影をし、すぐ横の第一園舎でお母さま方の企画によりお食事会が催されました。有り難く入場、着席すると、手作りのプレースマットには四つ葉のクローバーが描かれ、職員一人ずつのネームプレートが添えられていました。
パステルカラーのおはながみで見事に作られた幾種類ものお花が、卓上や天井から飾られ思わずうっとり見とれてしまうほどでした。また、何種類もの食材から作られたお弁当を有り難く美味しくいただきながら、素敵ななBGMが流れる中を始終楽しく過ごさせていただきました。
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お食事会後、場所を第三園舎に移しての謝恩会。「し・ん・け・ん」と書かれたプレートのごとく、有志のお母さま方が本格的なフラダンスを披露されました。フラダンスの手振り身振りには一つずつに大切な意味があるとのご説明で、2パターンを取り上げて会場全員で手の動きを実際に体験してみました。その後、さっと開いた扉の向こうにスタンバイした約10名ほどのダンサーのお母さまが見事にダンスを始められました。手と体の動きがとても優雅で美しく、子ども達もその様子を無言で見つめていました。すでにその場はハワイ。時間を縫って本格的に練習されたことが伝わってくるフラダンスは本当に素晴らしく、指の先にまで気持ちを込められた動きを見ているとお母さま方の真剣さがひしひしと伝わってきました。子ども達とともに引き込まれるように鑑賞しながら豊かな時間が流れていました。
ダンサーの両サイドにはハワイの楽器を演奏されるお母さまがおられ、その一つ、マラカスの取っ手が「椰子の実」でできていること、また赤く染められた華やかなお飾りは「鳥の羽根で作られた羽根飾り」であることなど後ほどクイズ形式でみんなで楽しく考えてみる時間もありました。

全教職員の似顔絵(お母さまの手描きが素晴らしい!)のお面をつけたお母さま方が一人ずつ現れ、それぞれへのメッセージが順に語られた時間。その後に続くお面をつけたダンスを引き込まれるように観ていると、私自身もお母さま方のメンバーの中に入って一緒にダンスを踊っているかのような錯覚に落ちるほどでした。非日常を思わせる楽しい企画が見事でとても幸せな気分になりました。

元お山の幼稚園の先生だったお母さまお一人は、卒園する子どもと園内の樹木との心の通い合いが表現された内容の紙芝居を、昔懐かしい透き通った声で語って下さいました。その場はしーんと静まり、優しい語りの声にみんながすっと引き込まれていくようでした。
花束、アルバム、そして長年に渡り三人のご兄弟を幼稚園に通わせられたお二人のお母さまそれぞれから温かな謝辞を頂戴しました。先代からのご縁のお話とともに幼稚園への有り難いお言葉をいただき心より感謝申し上げます。

最後に親子全員で作って下さった長い花道。お一人ずつと言葉と握手を交わし園舎の外に出ると、この日の謝恩会に流れていたムードと同じような爽やかな春の空気が漂い、この日のラストを演出するかのように夕陽が辺りを照らしていました。
首尾良くスマートに、またとても心地よく構成されたお心づくしの謝恩会を催して下さり本当に有り難うございました。真心のおもてなしに心より感謝しお礼申し上げます。
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課外教室からの卒園お祝い
『ひねもす教室 コーナー』
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『絵画教室 コーナー』
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『書道教室 コーナー』
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  「先生からのお祝いメッセージ」
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  「花束贈呈で卒園児女の子二人からいただいた花束」
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<卒園記念樹ベニバナトチノキ植樹 3/9(日)午前8時~>
  ベニバナトチノキ 学名 Aesculus x carnea
              英名 Red Horse-chestnut
今年度卒園記念樹として、皆さまから“ひみつの庭”のシンボルツリー「ベニバナトチノキ」をお贈りいただきましたのでご紹介させていただきます。第1号のベニバナトチノキは、昨春に植樹後上手く根付かず残念な結果でしたので、この度保護者の皆さまより温かなお気持ちを頂戴し再挑戦となりました。
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サークルスペースのチェアが一旦移動され、ベニバナトチノキがひみつの森を通って搬入されました。枝先には嬉しいことに芽吹きが見られます。幼稚園“パパの日”でお馴染みの片石造園さんが植樹を担当して下さいます。
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紐で結わえてありますが多くの枝の咲きに芽がついています。シャベルで土に空気を入れ耕していかれます。私が土質について心配をしていると、この園内に広がる土はとてもよい土だといつも仰います。
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堆肥、パーライトなどをミックス。水はけのよい肥沃な土壌がベニバナトチノキには適しています。フランスの街路樹に使われているマロニエ(marronnier)は有名なセイヨウトチノキですが、このベニバナトチノキは北アメリカ原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキとの園芸種です。マロニエのように大きくなりすぎないくらいのベニバナトチノキが子ども達の“ひみつの庭”のシンボルツリーには適しているのでは、と昨年思い立った次第です。上手くいくと5月頃に枝先に円錐形のローズピンクの花を上向きにたくさんつけてくれるかも知れません。
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よく混ぜ合わせられた大きな植え込みスペースに、いよいよ根巻きのままゆっくり移動。その後、周辺の土をしっかり詰めていかれます。
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紐ははずし、根巻きの麻はそのまま崩れないように土に埋め込まれます。自然素材の麻はいずれそのまま土に帰ります。向こう側で堀り上げた土と新たな土を混ぜ合わせておられます。
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いよいよ根もとに土を投入していきます。しっかりと棒で土を固めながら。
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お二人のペアがタイミングよく作業を進めていかれます。ゲートの外から庭内部の様子を望む。
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ベニバナトチノキの根本に水鉢スペースをつくり完成です。シャベルで土をそっと整えられます。そして水をたっぷりと。
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チーク製のサークルチェアがシンボルツリーを囲むように元の場所に設置されました。子ども達の成長とともにぐんぐんのびて、やがて大きな木陰をつくってくれる大木に成長しますように・・・
ベニバナトチノキの成長については、またブログでご報告致します。有り難うございました。
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“ひみつの庭”の春の様子をお知らせします。
「スノードロップが咲きました!!」
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この日3月9日、“ママの日”に植えたスノードロップが可愛いつぼみをつけていました(左上)。同じく“ママの日”のチューリップも芽を出していました。
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今年度最終回“ママの日”(3/4)に枯れた茎を取り除いていただいたフジバカマの緑の新芽(左上)。口紅水仙も芽を出しました。
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ビオトープ周りのカシワバアジサイの春の新芽とシャクナゲの花芽。
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さて、こちらは本日撮影のベニバナトチノキの芽です。春の光を受けてわずかにふくらんできたようです。口紅水仙の芽も成長しました。今年はまだ花はつけないかと思われます。
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本日3月18日撮影のスノードロップです!可憐な白い花をつけていました。フランスのお庭からいただいた小さな球根でしたが、植えた30箇所ほどに確かに可愛らしい花を咲かせています。
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年々、株が大きくなってたくさんの花をあちこちで咲かせてほしいと願っています。

2014.03.03

3月3日(月) / 菜の花 “カンザキハナナ”・絵「おはよう、おやすみ展」ご案内・園内通信

写真 3 菜の花20130303
     <寒咲き花菜“カンザキハナナ”>  アブラナ科   原産地 ヨーロッパ
                             学名 Brassica sp    日本全国に分布

     写真 2 菜の花20130303

~春になると祖父の畑一面に咲く菜の花。その上をモンシロチョウがひらりひらりといっぱい飛びまわる~
花の香りをふくんだ春の畑の中で、夢のようにそれを眺めていた。私の幸せの原風景の一つです。
そのようなことを私の妹と懐かしく話していたら、送ってくれたのがこの画像でした。
滋賀県守山市湖岸道路沿いのなぎさ公園内に、“カンザキハナナ”という早咲き品種の菜の花が、約12,000本にわたり1月から咲いているそうです。寒咲き品種なので、今はもう満開を過ぎた頃かも知れません。
本日は3月3日ひな祭り。桃の花と菜の花を飾り、女の子の幸せな成長を願います。
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『おはよう、おやすみ展』
2014年3月4日(火)~3月9日(日)
『同時代ギャラリー 』
〒606-8082京都市中京区三条通り御幸町角 1928ビル1F
TEL075-256-6155 開廊時間12:00 noon~7:00pm
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「おはよう」「おやすみ」の時間の流れを感じていただけるような作品、展示を企画。
それぞれが表現した「おはよう」「おやすみ」の世界を楽しんでいただければ幸いです、とのこと。
こちらは、日本画を専攻している美大生の甥(前出の私の妹の子)が、高校時代の同級生と企画したグループ展です。小さな頃から絵を描くことが大好きで、なぜか私のことを「ママ」と呼ぶ脩(しゅう)くんが、いつもの日本画ではなく、どのように「おはよう」「おやすみ」を表現しているのか実はとても楽しみです。
場所は河原町通りから三条商店街を西へ、寺町通りをさらに越えてしばらく行った左側建物“同時代ギャラリー”。ご興味のある方は是非お出かけ下さいましたら幸いです。
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本日は、園内通信「お知らせ83」をお出ししました。
内容は、
◇ 生活発表会を終えて
◇ 努力賞授与について
◇ “卒園記念大文字登山”についての補足(年長児)
◇ 3学期ビデオ申込みについて(申込書つき)

2014.02.25

2月25日(火) / ラナンキュラス咲いた!・発表会program・園内通信

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       <ラナンキュラス>  キンポウゲ科  原産地 中近東,地中海沿岸
                      学名 Ranunculus asiaticus  別名 花金鳳花(ハナキンポウゲ)

幾重にも重なった花びらが魅力的なラナンキュラス。毎年この時季になると、春の訪れを知らせてくれる花として店先で見られます。
週末、神戸で見つけたときには何と真っ赤な固いつぼみでしたが、次の日には窓辺の陽射しを受けてご覧の通りに。コーラルピンクの花びらがとても優しいです。
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「生活発表会 programs」
先週末にお持ち帰りの発表会プログラム。赤いハートのついた表紙を開くと、先生の手書きのメニューが見られます。お雛さまとお内裏さまの衣装もいろいろな色柄があって何とも愛らしく、毎年手にするのがとても楽しみなお手製プログラムです。
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昨日、年中クラスの歌、リズムバンド練習を訪問しました。第三園舎のお部屋の隅に飾られたお雛さまに見守られながら、舞台の上で両クラスがしっかりと日頃の練習成果を発揮することができました。
1月20日頃より練習をスタートし、外遊び水曜日を除いて実質二週間と少々という短い練習日数にもかかわらず、みんなで力を合わせてよくここまで頑張ったと思います。
今回は、「子ども達の身近にあるお道具で良い音が出る物」や「手作り楽器」を使って演奏する箇所も含んでいます。発表会の日には、クラスが一つになって歌とリズムに取り組んでいる様子を温かく応援していただきますようお願い致します。
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本日は、園内通信「お知らせ80」「お知らせ81(年長児のみ)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ80」
◇ 現在の子ども達の健康について
◇ 「置き靴(外遊び用)」についてのお願い
「お知らせ81(年長児のみ)」
◇ 卒園記念大文字登山について

2014.02.14

2月14日(金) / ストック“stock”・雪の朝・なわとびオリンピック選手!・抹茶ロールと手作りケーキ・Une petite ballerine !

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    <ストック>  アブラナ科   原産地 ポルトガル
              学名 Matthiola Aiton  英名 ストック  和名 紫羅欄花(アラセイトウ)

窓辺でよい香りを漂わせているのは南ヨーロッパ原産の多年草“ストック”。早春の花として毎年今の時季になると店先で見られます。英名ストックはスキーのストックが語源で、しっかりした茎や幹を持っているので名づけられた名前だそうです。また、和名は紫羅欄花(アラセイトウ)。葉がふんわりと分厚くポルトガルの毛織物ラシャ布「ラセイタ」に似ていることからアラセイトウと訛って呼ばれるようになったとのこと。和名については私は初めて知りました。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食用にもなるのだとか。花言葉は平和、思いやり、永遠の恋。
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「雪の朝」
今年一番の積雪となった今朝、思わずたくさん写真を撮りました。庭に上がると子ども達を待つ園庭は一面の雪景色。撮影中もやわらかな雪が降り続け、到着した子ども達にうっかり頭に積もった雪を指摘されるほどでした。
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 いつも園庭にいるテラコッタのカタツムリくん。今日はお顔を隠していました。
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 3~4㎝は積もっていたでしょうか。鉄棒の斜め鉄柱にもしっかり雪が積もっていました。
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 今日のブランコは白。雪のクッション。           鉄棒、雲梯、アスレチックも雪をのせて。
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 ジャングルジムもグローブジャングルも雪化粧。       まつぼっくりフィギーノから見える桜の枝も真っ白に。
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 レンガの丸窓からチラリとのぞくライオンの顔。       子ども達がすわるベンチにも雪。
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 「ひみつの庭」の雪景色。アラカシ、モミジ、ナナミノキ、サトザクラなどの高木にも美しく雪が積もりました。幼苗ライラックにも雪。
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 真っ白のお砂糖を振りかけたような「ひみつの庭」。     エントランスのサークルチェアも真っ白。嬉しいお知らせです!! キンメツゲのトピアリーの足元に昨年11月19日(火)と29日(火)の“ママの日”にみなさんで植えたスノードロップの芽が顔を出してくれました!数ヶ月で発芽するとはとても驚きです。フランス北部の街アミアンから海を渡って届いたスノードロップですが、ヨーロッパでは雪の中でも1月から花を咲かせているそうです。
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 3㎝ほどの小さな芽。上手く根付いてくれて本当によかったです。右上写真はメタセコイヤの小さな松ぼっくり(球果)とスノードロップの芽。
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 フェイジョアに雪が積もって低くしな垂れていたので思わず雪をはらいました。壁泉のウッドデッキも一面真っ白の雪が敷き詰められました。
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 額から鼻に雪をのせた壁泉ライオン“Leo”。御影石のライオンにとっても今年は初めての大雪です。
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 ビオトープも一面真っ白に。黄色のユズの上も雪帽子。ビオトープ水面はしっかり凍っています。エビ、メダカ、タナゴ、ヨシノボリ達はどうしてるかなあ?みんなにとっても初めての冬。
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 芝生の築山も真っ白です。青々とした夏の芝生で子ども達が遊んだ昨夏が懐かしい。チーク材のスネイルベンチも雪をのせて。
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 正面ゲートのアイアン製カブトムシくん、カタツムリくんも雪をたたえて雪化粧。
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 アイアンゲートのトップにも積雪。白い空からつぎつぎに舞い下りる雪。右上写真はサクラの枝一面に積もった雪。その中を鳥の群れが集まっているのが見えました。スズメではなく、ムクドリかな?ツグミかな?鳥をじっくり近づいて見てみたいといつも思う。
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 そっと近づいても一斉に飛び立ってしまう鳥たち。ざっと100羽近くはいるでしょうか。
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 「おはよう!」 8時50分頃。いよいよ第5グループさんが到着しました。真っ白に積もった坂道をみんな上手くのぼってきました。早速、足元一面に広がる雪にふれています。
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 ふんわりふんわり。真新しい雪を丸めています。       手袋をとって素手で雪の感触を確かめながら。
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 グローブジャングルの上にも積もっているね。ギュッギュッって音がして足跡がついてきます。温かな上着の上から防水のレインコートを着て、頭も体も全身が包まれています。
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 あちこちに積もった雪を見つけます。            ほら、こんなに大きくなったよ。雪だるまができそうね。
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 あら、年少児のKくんはちゃんとお部屋に向かっていましたが、何だか作業中の模様。「俵はご~ろごろ~、」のごとく雪玉を転がしていました。
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 「ほーら、こんなにおおきな俵ができあがり!どこにおく?」 「フフフ。ここにおいておこう!」みんなにあとで見せるのだそうです。
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 年少児たんぽぽぐみ前の花壇。こちらも赤ちゃんチューリップの芽がそろそろ出ています。たんぽぽぐみのみんなでいつも観察をしています。春になったら何色が咲くかな?楽しみだね。年長児園舎の風見鶏の上も雪。こちらは子ども達の到着前の撮影。
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 園長室前のテラコッタのウサギも今日は山盛りの雪。ちょっと重たそうかも。

各クラスとも来る発表会に向けての練習後には、思いっきり雪あそびの声が響きました。お家に帰ってもきっと雪だるまをつくるのでしょうね。
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「なわとびオリンピック選手!」(昨日2/13年長児)
園庭が賑わっています。お弁当のお茶を沸かす傍ら、暫しカメラを持って園庭に上がると・・、始まっていました!毎日年長児達が取り組んでいる「リレー式走りなわとび」です。自分に合った長さの縄跳びを選び、今では全員が背中から前にしっかり縄跳びの縄をまわしながら走ることができます。二人一組になりバトンタッチで走ります。上の園庭から下の通路を経由して石段を走りのぼってペアとバトンタッチします。悠々と走りながら縄跳びをまわす姿に驚かされます。冬休みにもお家で練習をしておられたと聞いています。まさに継続は力なり。
「20周目!」「29周目!」「30周いったよー!」と驚くほどのスピードで次々に走ってきます。階段の上り下り以外は走り縄跳びでビュンビュン走っています。ビデオ撮影でないのが残念なくらい、子ども達の気迫、勢い、真剣な眼差しを見ていると、あたかもただ今開催中のオリンピック選手さながらでした(この日お休みの方も有り全員ではありません)。
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「抹茶ロールと手作りケーキ」『茶のみやぐら』製
「焼き物の町」滋賀県甲賀郡信楽へは小さな頃に家族でたびたびドライブをかねて出かけました。目的は父の趣味用の鉢や母が家族の器やお皿を見繕うためでした。勿論庭には“たぬき”の置物もありました。お陰で私も陶器や磁器の器物が大好きになった訳です。
その信楽町には、1200年の歴史を持つ日本五大銘茶の一つ「朝宮茶」を生産する朝宮地区があります。畑は標高400mの山間地にあるそうです。本日は、朝宮茶の生産農家さんが作っておられる「抹茶ロールケーキ」を頂戴しました。感謝。
以前にもいただいたことのある「抹茶のくるくるロール」は、一番茶の抹茶のみでつくられたとてもソフトで美味しいものでしたが、本日は「煎茶のオトナロール」をティータイム(久しぶりの!)にいただきました。北海道産の黒豆が入っていてふくよかな大人の苦みがとっても美味。渋みのあとの香りと甘みは何とも言えず・・。おすすめです。
 お茶農家の店『茶のみやぐら』ホームページ
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 しっとりやわらかな生地の中に黒豆が入っています。ナイフを予めお湯で温めておくと生クリームがくっつきにくく上手にカットできます。
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 お茶道具が描かれたとても素敵なパッケージ。茶葉は全て自家茶園で栽培された朝宮茶が100% 。
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 またまた本日は先生による別ルートで手作りケーキも頂戴し、こちらも職員全員みんなで有り難く美味しく頂戴致しました。ハート型のチョコチップが素敵!
感謝。
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そして、ふと外を見ると、園長室のドアの前にボンと大きな雪玉が。「いっこせんせいにも見せておいてねー」とTくんがプレゼントで置いてくれたそうです(太郎先生談)。Tくんの笑顔が浮かんできます。有り難う!
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もう一つほほえましい姿をアップです。
「可愛いバレリーナUne petite ballerine !
数日前の朝のひととき。何かのお話からバレエの基本ポジションのポーズを披露してくれた年長児Aちゃん。名称も私にちゃんと教えてくれたのですがすべて覚えられず・・^^; 違っていたらごめんなさい。
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 おじぎ
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 バランス                              パッセ
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 プリエ                                1番
バレエの基本的なポジションだそうです。バレエは姿勢がよくなり体幹も鍛えられそうで何より楽しそうでした。頑張ってくださいね!
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本日は、園内通信「お知らせ78」をお出ししました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会について
◇ 「3学期生活発表会ビデオ」の撮影,製作について
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて
◇ 園児の健康ついて
◇ 園児名簿関連
◇ 実習生のご紹介
◇ “パパの日”について
◇ PHP推薦図書のご案内

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