« | »

2012.03.20

3月20日(火) / 春のレンギョウとともに~第62回卒園式


     <レンギョウ>   モクセイ科   原産地 中国    英名 golden bells
                  学名 Forsythia suspensa

春の喜びを伝えるレンギョウの花とともに、過日3月17日(土)は、第62回北白川幼稚園卒園式、続いてお食事会と謝恩会が行われました。

この日は、3学期生活発表会(劇)を通して更なる成長を遂げた年長児全員が輝いていました。また保育証書授与式では、再び園とご家庭が一堂に会し、子ども達の成長を喜びあえる嬉しい日でもありました。
また一方、園としては年長児の巣立ちを今年も無事迎えられたという安堵にも似た思いと、やはり寂しく手放しがたいような思いとが入り混じった日でもありました。

2月は逃げる、3月は去ると言うように3学期の園生活が猛スピードで過ぎ去っていく中、子ども達からはお手製のお飾りやお手紙が届いた頃がありました。
今思えばちょうどこの頃、謝恩会で贈られた「子どもとお母さまからのアルバム」が各ご家庭において作られていた時期だったのかも知れません。
手作りアルバムは、将来の夢、思い出の写真、子どもからの絵のプレゼント、手書きメッセージなどで楽しく綴られています。子ども達の懐かしい笑顔の写真とお母さまからの温かなメッセージの詰まったアルバムは、繰り返し拝見しながら大切な宝物とさせていただきます。


子どもたちの歌声とともに始まった謝恩会。司会の声とともにお母さま方からの舞(ダンス)、昨年年中児だった子どもたちがリズムバンドで演奏した曲をそのまま再現したお母さま方によるリズム演奏、クイズあそびなどなど、丹念にご準備されたお心づくしの演出が次々と繰り広げられました。
そして恒例の先生達からのお楽しみの劇の出し物、子ども達からの花束の贈呈など・・、楽しく思い出深いひと時は瞬く間に過ぎ、最後に保護者代表のお母さまよりお心のこもった言葉を頂戴しました。

親子で作られた花道を進み会場の外に出ると、お山の中には雨上がりの静かな静寂が漂っていました。いただいた花束を手に石段を歩きながら、こうしてご縁をいただいたご家庭と子どもたちとの数年間の生活を通し、多くの出会いや学びがあったことを振り返っていました。
「幼稚園に通わせながらこの子を育てる3年で私は母親になれました」と仰られたお母さまもいらっしゃいました。子どもたちのお陰で、私たち大人は多くのことに気づき学ぶ機会が与えられているのでしょう。

保護者の皆さまには、最後まで温かいご支援ご協力を頂戴し感謝申し上げます。
今後も私たちは子どもたちから学び、また子どもたちの成長を何より喜びとするいつまでも変わらぬ園でありたいと願っています。
そして今後もまたどうぞよろしくお願い致します。
 

 
  感謝!

Similar Posts: