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2017.06.20

6月20日(火) /  睡蓮 “Burgundy Princess”・ひみつの庭の”ママの日”だより・発表会に向けて


<睡蓮> スイレン科 原産地 世界中の熱帯~温帯地域 学名 Nymphaeaceae”Burgundy Princess” 英名 Water lilly

     

こちらは赤花の温帯性睡蓮”バーガンディ・プリンセス”。前出のブログの睡蓮”ポストリングバーグ”とほぼ同じ時期から、こちらはひみつの庭のビオトープ横の睡蓮鉢で花を咲かせています。年間を通して屋外で育てられる睡蓮で冬場もそのままです。昨年よりも大きな花を咲かせましたが、花が甘いのかアリがよく行き来しています。
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本日9時半より、6月生まれのお誕生会を第三園舎で行いました。全員で、次に学年ごとに今月のお歌を歌いながらお祝いをしました。紫陽花の美しい季節に生まれた子ども達。それぞれのお名前が呼ばれると夏の空のように清々しいお返事の声が聞こえてきました。なんと、呼ばれて前に出てくる6月生まれの子ははじめ男の子ばかりが続くので驚きました。全員で12名のうち11名が男の子、紅一点で女の子が1名でした。お誕生月を迎え、さらに大きく成長していきますように。その後、時の記念日[6月10日(土)]にちなみ、先生達からの出し物は、手作り時計の針を進ませながら家庭と幼稚園の生活を劇仕立てで再現し、時間の大切さを楽しみながらみんなで考えられるというパフォーマンスでした。子ども達にわかりやすく、大人も共に有意義な時間となりました。

ひみつの庭の”ママの日”だより

10時半。本日も爽やかな快晴に恵まれました。すでにひみつの庭にはお母さま方の姿があります。

樹木の下の落ち葉や芝生の中をお手入れされています。

ひみつの庭の奥、北側エリアを、また築山周辺の芝の中にたくさん生えている別の草を手で抜いて下さっています。

ちょうど、外あそび中の子ども達が水辺にやってきました。お目当てはカエル🐸や魚類🐟、また水辺に集まる昆虫たち。 ウッドデッキ横の里桜の周辺をお手入れ中のママの姿も。

こちらは浮葉性植物で準絶滅危惧種となるアサザの花。以前に信州で水面に広がる姿を見て感動し、絶滅危惧種と知り数株ビオトープに入れたのが思い返せば4年前の夏の頃。今年もビオトープの一番奥のエリアで健在です。

アサザの手前に広がるこちらは同じく水草のミズキンバイとその黄色い花。こちらは苗を入れた覚えがなく自然に生え?広がってきました。ビオトープの中央にある睡蓮を覆うほど旺盛に広がってきたため少し刈り込む前に調べてみると、こちらも環境省レッドリストに上がる絶滅危惧II類とありました。

(Wikipediaより)
[ミズキンバイの生育が確認されているのは千葉県、神奈川県、高知県および宮崎県の4県のみであり、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IA類に指定されていたが、2007年版RLでは絶滅危惧II類に分類された。]

とあります。ビオトープをミズキンパイの根が覆ってしまわないように気をつけながらもこの種を大事にしなければ、と再認識しています。このミズキンバイの中には魚類や昆虫の幼虫、カエルなどがそっと身を潜める場所となっています。

ひみつの庭の一番奥のハーブエリアをお手入れ下さるママ。今年もレモンバームは依然旺盛でしょうか😊 築山のてっぺんも芝生以外の草やコケなどが生えています。放っておくと芝生はいずれ他の草に取って代わりますのでやはりお手入れは欠かせません。

子ども達の植えたトマトの付近を気掛けて下さいます。 こちらの築山のふもとはぐんぐん芝生が生えることを願うばかりです。

私はビオトープ中央の睡蓮のところまで繁殖したミズキンバイを思い切って随分カットしました。環境に適しているのかいくらでも根を伸ばして繁殖する気配です。奥のアサザも押しやられる勢いです。 横のライオン壁泉はことりぐみの子ども達の姿です。一度に三匹も羽化したアゲハチョウを、みんなでお空に返してあげる時間がありました。

年少児たちがトマトにお水をあげています。大きく育ったトマトの苗には結構大きい緑色の実が成っています。もうすぐ赤くなるかな😊

お水はおいしいかな? はやく大きくなってね、とお世話をすることりぐみの子ども達。

近づくとトマトの香りがするようです。お山のカラスに実を食べられませんように・・。白いネットで守っています。

外あそびの流れとともに、栽培しているお野菜のお世話をすることが習慣になった子ども達。太陽とお水は毎日たっぷりもらっています。

西洋紫陽花が淡く色づいています。「せんせい、あじさいのたねがほしいの」と言ってたKちゃん。紫陽花は挿し木で増やすことが多く種のことはあまり考えたことがありませんでした。種が上手くできるものとできない種類がありますが、どこかで種ができたら一緒にとろうね、とお話しています。

年長児クラスのきゅうりは次々に大きすぎるくらいの実ができています。他の学年にもあげられるほどです😊

配送先から荷物が届いた旨の連絡がりょうま先生から入りました。天気のよい日をなるべく指定すると本日火曜日に届きました。早速、園長室近くであそんでいた年長クラスの子ども達と先生が、とても重たい荷物を一緒に運んでくれました。さて中身は何でしょうか。 先日、子ども達が入れてくれたのは黒めだかですが、今日も同じく黒メダカ🐟です。二度に分けて調達をしました。ビオトープの真ん中まで移動します。

ふたを開けて早速観察中。

こちらは200匹の黒めだかですがもう一つの箱が届いていて、まだ園長室に残っています。合わせると400匹ほどになるでしょう。 さあ、みんなで箱を傾けながら入れてあげます。

本当はビオトープの水温と合わせるために、暫く水合わせをしてから入れてあげるとよいのですが、ビオトープの水もひんやりしておりほぼ同じくらいでしょう。

群れになって泳いでいく黒めだかの姿をしばらく目で追います。

ひみつの庭の北奥エリアでは年長クラスの女の子達がいました。「ここはね、上の木から実がいつも落ちていたよ。その草の中にもいっぱい落ちていたよ」と話してくれます。そうね。本当にたくさんのビワの実が成っていましたが、見る見るその実がなくなりました。たくさんビワの実が成ればみんなで食べられるね、なんて話していたのに、お山の鳥たちがこの実が大好きで、ほとんど今は実がありません。どんな鳥が食べていたのでしょうか? きっと太陽が昇るとともに、元気な鳥たちが美味しい朝ごはんにしたのかもしれないね🐤🐦🐥

年長クラスの女の子達が届いたメキシカンセージの紫色のお花を見つけました。6株ほど届きました。秋から開花する花ですが、こちらは花が咲きすすんだものがまだ残っていました。大き目の株だからでしょう。

こちらは先ほどのビオトープのミズキンバイの群生。中央にアゲハチョウが見えるでしょうか。ミズキンバイの花の蜜を吸っているのが間近で確認できました。

左へ飛び、そしてこのミズキンバイの中を元気に動いています。今までこの水草の中にアゲハチョウが来たことはなかったのに・・・。 そう😊 きっと先ほど、ことりぐみの子ども達が空へ放したチョウが、一匹だけ、すぐ側のミズキンバイの花へ飛んできたのかも知れません。

恐らくそうでしょう。 翅をはためかせながら元気に水草の茂みと戯れる姿が暫く見られました。

「スイカの畑に見慣れない葉が育って大きくなっていましたけど・・あれは、もしかして接ぎ木苗の元のものが伸びてきているのではないでしょうか?」とYママ。そう、こちらの苗は接ぎ木苗なので、これは瓜か何かの葉でしょうか、と私。早速、栄養がスイカに回らないといけないのでカットすることに。

これは瓜ですね、きっと。強い種類の植物を元苗として、スイカを接いで育てる方法ですね。 それにしても立派な葉と蔓です。

よく気づいて下さいました。私は子蔓からこんな葉も出てくるのかしら?と一瞬思っただけでした💦。皆さんとても博識です😊 そしてスイカの受粉の話に移りました。午前の早いうちに雄花を取って雌花に花粉をつける作業がスイカは必要です。風や虫などが媒介となってくれるとよいのですがスイカは少し難しそうです。一度、年中クラスの先生とやってみましたがそれで受粉できたかどうかはわかりません。雌花の元がふくらんでいるので早く大きくなり実をつけてほしいと願っているところです。Yママは現在プランター栽培で育てておられる小玉スイカの受粉を朝5時にされたとのこと!早朝に花の花粉が開くそうです。

方法を実演して下さいました。雄花の花びらをすべて取って、花粉が雌花に届きやすい形にしてから雌花にそっと花粉を付けるようにするとよいとのこと。なるほど~😊

夏野菜のきゅうりやトマトは比較的育てやすいのですが、スイカは今回が初チャレンジです。上手く実が収穫できますように!とみんなで願っているところです。7月半ばより夏休みに入りますので大玉は時期的に収穫が間に合わないと考え小玉スイカにしましたが・・、さて、どうなるでしょうか。梅雨間にもぐんぐん成長して、スイカの実が大きくなってくれるようにみんなで応援したいところです。

(放課後に先生達と確認すると、花もたくさん増えツルもまだ広がっていますので、もう少しスイカ畑の幅を広げることにしました。7月中に間に合わなければ夏休み中にたくさんスイカが大きくなってほしいと思います。9月に入っての収穫をお楽しみにするのもまた一つです。現在、年長クラスのきゅうりが次々に出来ていますので、他の学年も少しずつきゅうりの試食をする予定です)

先にお帰りになった5名のママ達も暑い中お疲れ様でした。この後、冷たいハーブコーディアル飲料で暫しのどを潤していただきつつ、楽しくお話を交わす時が流れました。本日も皆さま有難うございました。
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発表会に向けて練習中(クラス一部)(6/16(金)記録)

先週末、毎日練習している様子を見にクラスを訪問しました。どのクラスも楽しみながら頑張っているところです。

年少クラス 音楽に合わせ少しずつ覚えています。歌を歌いながら笑顔いっぱいのお遊戯練習です。

年中クラス 隊形を変えながら場所もよく覚えています。他のグループのお遊戯も横で踊っています。

年長クラス スタートの部分。音楽にのってダイナミックに動く姿があります。

こちらは年少クラスのヒマワリ。大きく成長しています。見上げる高さになるでしょう。

西洋紫陽花が満開の頃。右写真は柿の小さな実です。秋にはたくさん実ができそうです。

こちらは今朝の第5グループさん到着の様子です。一番乗りで元気に到着しました(tomomi
先生と一緒に)。

こちらは子ども達が登園後、ふと近くに止まっていたヒカゲチョウです。

近づいても逃げません。チョウは不思議です。そっと近づいていくと逆に逃げずにポーズをしてくれているように思えてきます。そこへ年中のAちゃん親子と出会いました。「あっちの葉っぱに止まったよ」とAちゃんが教えてくれます。

そっともう一度近づいてカメラ📷を向けると、翅を広げながらもやっぱりじっとポーズをしてくれます。チョウは優しいです💗

こちらの気持ちがわかるのでしょうか。戻ってきてほしいと願うと舞い戻ってきてくれることもあります。チョウは幸せの象徴のような生き物だと思います。

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