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2011.07.13

7月13日(水) / カーディナル・ヒューム・Hanko Artist (はんこアーティスト)・園内通信


   <カーディナル・ヒューム>  クライミング  返り咲き 1984年イギリス作出

昨年は鉢植えで一枝ずつにたわわに花を咲かせていたところ・・・、木の芽や葉、そしてなんとバラの花まで食べてしまう大食漢のシカが山の奥からやってきて、すっかり花を食べてしまったのでした。
そしてこの冬、カーディナル・ヒュームは土に下ろしましたが、花の咲き出す時季になると今度はバラがよくかかる黒星病になってしまい、残念ながらまったく花は咲かず、葉もすべて枯れ落ちて細い枝だけになってしまいました。調べてみると、特にこの種類は黒星病には弱いようでした。

このバラの成長は残念ながら諦めかけていた5月末頃、ふと見ると紫色がかった新芽が芽吹き少し元気が回復してきた気配が感じられました。やがて小さな蕾もあらわれたので大変驚きましたが、きっと植物の持つ生命力、自然治癒力などが働いて地植えの環境にも適応してきたことは嬉しいことでした。
これは今朝の様子です。夏本番の猛暑日が続きますが、返り咲きの種類なので何度も花を咲かせてくれます。
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 〈 Hanko Artist  はんこアーティスト 〉  チョウとキリギリス

これは、昆虫に大変興味をもっている年長児Hちゃんのお手製はんこです。
Hちゃんとは時おり幼稚園で昆虫談義をするのですが、これは消しゴムに彫刻刀で彫ってつくったチョウなのだそうです。ちょうど前の晩に、北アメリカに生存するタテハチョウの仲間“オオカバマダラ”(黄色~オレンジ色のチョウ)の研究についての感動のテレビ番組を見たところだったので、次の日にチョウのはんこをHちゃんからもらったことは何だか偶然とは思えませんでした。

消しゴムハンコのキャリアを持たれるお母さまの横で、大好きな昆虫のはんこを次々製作するHちゃん。実物の昆虫や図鑑を見ながら画用紙にスケッチしたり、また、そのまま消しゴムに描いて彫るとなるほどこのようなはんこも出来上がるわけですね。
本日の外あそびでも、「せんせい、前にいたきれいな色のむしをさがそうよ!」とYくん。偶然出会った大変美しい光沢を放つ昆虫がとても印象的だったのは私も同じでした。
「あれのブルーメタリックの種類も図鑑にのっているし、もしもいたらいいわね~」とワクワクしながら目をこらしてお庭を何周もするほど、特に男の子は昆虫がとても好きなようです。
美しい色のチョウやいろいろな昆虫、また自然に目にした植物などをお手製のはんこにできればどんなに楽しいでしょう。すこしずつ大切なコレクションがふえて、はがきや便箋の下にお好みのスタンプをしてお手紙を書くなどして・・・。
夏休み中にお部屋の中で過ごすときに、ゆっくりと親子で好きな絵を描いてはんこづくりなんていかがでしょうか!

お手製はんこをご紹介させていただきます。

    ウィリアムモリスの図柄より           左はんこのアップ
 
       ひつじさんのはんこ       はりねずみくん/海でひろったガラスとともに
 
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本日は、園内通信「お知らせ37」をお出ししました。
内容は、
◇ 夏期保育(自由参加)のスケジュール
◇ “なつのおともだち”について
◇ 2学期始業式について
◇ 月ぐみ園児が1学期にとりくんだ俳句リスト
◇ 園児募集について
◇ 夏休み中のおやくそく

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