オンライン対応英語で学ぶ歴史と文化クラス(中学3年〜高校生、大人の方も歓迎) 新設!

 火曜 18:40~20:00 講師:吉川弘晃

📖 テキスト:Penguin Readers の A History of Britain

<クラス紹介>

<クラス紹介(秋学期版:2021-07-21更新)>
 この授業では、英語で書かれた多読用テキスト(Fiona Beddall, A History of Britain, Pearson Longman, 2006)を使って、イギリスの歴史と文化を学んでいます。求められる語彙数の目安は1200語ですので、日本の平均的な英語教育で言えば、中学3年〜高校1年生のレベルだと言えます。授業は、生徒さんが各段落を音読して、日本語に直してもらった後、講師がそれにコメントをするという形で進んでいきます。

 テキストは全6章30頁強で構成されており、ブリテン島の2000年近くの歴史を一望できるようになっています。この授業のタイトルは「英語で学ぶイギリスの歴史と文化」ですが、一口に「イギリス」と言っても、その裏には複雑な事情があります。そもそも我々の知る「イギリス」が歴史の舞台に現れるのは、かのローマ帝国がブリテン島を植民地にした1世紀です。この島はその後の約1000年間、元々の原住民に加え、ローマ帝国からの渡来民、さらにヴァイキングやサクソン人、そしてノルマン人など様々な民族集団を迎え入れることになりますが、その過程でブリテン島南部にできた一つの国家がイングランドと呼ばれるものです。それとは別にスコットランドやウェールズ、海を隔てたアイルランドがある。その後の900年、この4つの地域が戦争や統合、支配、内戦といった形で関係を作っていくのですが、その(現時点での)結果が「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」、つまり今の日本で「イギリス」として称されるものの正体です。

 春学期は教科書の前半部を扱いました。内容としては、ブリテン島に住む民族がある程度確立する11世紀(ノルマン人征服)までの歴史、上記の4つの地域をめぐる簡単な歴史を扱いました。この部分を精読するだけで、BritainとEnglandと一緒くたにして「イギリス」と呼ぶのは誤りであること、なぜブレグジット(英国のEU離脱)スコットランド独立論を促すのか、なぜアイルランドの北部とそれ以外が別々の国に分かれているのかといった問題が、単なる豆知識としてではなく、現代の我々が抱える課題として理解できたのではないかと思います

 秋学期以降は、16世紀以降の英国史、つまりヨーロッパの端っこの小国に過ぎなかったイングランドがブリテン島の他の地域を侵略・統合し、さらには海外植民地へと勢力を広げていく様子を勉強していきます

<クラス紹介(春学期〜全般について)>
英語でアウトプットする(話す・書く)力が叫ばれて久しいですが、仕事であれ勉強であれ、多くの人にとって、外国語と接する時間のほとんどはインプットすることに費やされます。つまり、何よりもまず相手が訴えていることを文字通りに「読む力」が必要となります。また、海外の人と意思疎通を行うには、私たちと彼らの抱える文化的背景の違いをよく知っておく必要があります。

この授業では、英語を読む力、そして日本と海外の歴史と文化の違いを踏まえるための基本の両方を、簡単な文章で書かれた英語の本を読むことで鍛えていきます。対象は中学3年最初までのレベルの英文法と語彙力(1000語程度)を備えている方です。

教科書としては、Penguin ReadersのA History of Britainを使おうと思います。ちっぽけな島国から七つの海を制覇したイギリスの歴史を学ぶのは、世界史(さらにその中の日本史)を学ぶ第一歩になるでしょう。受講者の希望によっては、Penguin Readersシリーズのその他のテキストを使うことも考えているので、気軽にご相談ください。

<学習方法について>

①ノートを用意する(紙でも電子でもよい)。最初の見開き頁の左側にテキストを、右側に訳文のためのスペースを用意する(テキストはコピーして貼り付けること)。
②予習:まずは配布した音声を聞き、次に自分で文章を音読し、日本語の訳文を作ってみる。分からない単語があれば辞書を使って意味を考える。歴史上の人物や事柄については世界史の教科書などで調べておく。
③授業:文章を丁寧に読み解くため、単語の使い方や文法ルールの確認を行う。次の見開き頁の左側から、講師の説明するポイントをメモしておくこと(可能な限り、板書するようにします)。
④復習:授業終了後、分からなかった単語や授業で出てきた熟語を、見開き頁の右側にまとめて暗記する(定規で線を縦に引いて左側に日本語を、右側に英語を書くと復習しやすくなる)。配布音声を聴きながら音読する。

      
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