『西洋の児童文学を読む』

『西洋の児童文学を読む 』A小学5〜6年 木曜 17:30~18:30 講師:福西亮馬

春学期からのテキスト:

『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)
十二歳のクローディアは是が非でも秘密を持ちたくて、家出──ただし快適な──を決意します。その家出先に選んだのが夜のメトロポリタン美術館でした。彼女はそこに展示された天使像が本物であるか偽物であるか、その秘密に触れます。「秘密が内側から人を支える」という作品のメッセージは、十代の読者にきっと響くと信じます。またクローディアが出会った老婆に、次のような言葉があります──幸福とは「わきたつ感情が心の中に落ちつき場所を見つけること」と。一体どういうことなのかを深く考えさせられる作品です。

読了したテキスト:
『小公女』(バーネット、高楼方子訳、福音館書店)
『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ、上田真而子ら訳、岩波書店)

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