【お勧め!】4つの『漢文』クラスご紹介

山の学校には、難易度や内容の異なる4つの「漢文」クラス(オンライン授業)があります。
担当は、斎藤賢先生です。

どのクラスも、「漢文に親しむこと」に重きを置いているので、分からない文法事項があってもその都度丁寧に先生が解説してくださるので安心です。
いずれも、気になるクラスがある方は、「体験受講」が可能です。

また、斎藤先生によるオンライン特別講座「古典中国語の夕べ ──漢字によってあらわされた世界のアーカイブ録画視聴受講も可能ですので、下記のクラスに興味をお持ちの方は、どうぞ御覧ください。
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(★の数は難易度順の目安です)

★「漢文入門」 火曜18:40〜20:00
テキスト:小川環樹・西田太一郎著『漢文入門』(岩波全書)
漢文の基礎文法を習得し、自力で返り点のついた文章を読めるようになることを目的として1年前(2021年度秋学期)に開講しました。

2022年9月からは、小川環樹・西田太一郎著『漢文入門』(岩波全書)をテキストに授業を進めていきます。本テキストは四部分に分かれ、第一部は漢文の文法的構造の概略の解説、第二部・第三部では漢代・唐宋の文章の読本、第四部では漢字の形・音・義の概述となっていますが、本講座では、漢文に慣れ親しみ、漢文に対する理解を深めることを目的として、第二部・第三部の部分を中心にいくつかの例文を読み進めていきます。

 

★★「東洋の古典を読む」 水曜18:40〜20:00
テキスト『剪燈新話』

2022年秋学期は『剪燈新話』から「金鳳釵記」を選び、読み進めていくこととします。
『剪燈新話』は明代の瞿佑によって著された伝奇小説であり、「伝奇」の名の通り、普通には起こりえないような不思議な物語を多数収録しています。

★★★「漢文講読Ⅰ」 火曜20:10〜21:30
テキスト:六朝・唐宋時代の説話集
本講座は漢文に慣れ親しむことを目的として、主に六朝・唐宋の志怪小説や伝奇小説を講読します。授業の進度は、基本的に一回の授業で一話を読み終えることにしています。

漢文というと、学校の教科書で学んだような教訓めいたお堅いイメージを抱きがちですが、古代中国人も結局は人間であり、不可思議な出来事や背筋の寒くなるような怖い話に魅了されずにはおられなかったようです。

今学期も受講生の関心に沿いつつ、種々の志怪・伝奇から、中国の怪談や不思議かつ興味深い話をご紹介することになるでしょう。


★★★★「漢文講読Ⅱ」 水曜20:10~21:30
テキスト『史記會注考證
2022年秋学期は、戦国後期から時代を遡り、春秋から戦国中期までの人物の合伝(伝記集)である孫子呉起列伝をテキストにします。


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(事務担当 梁川)