オンライン授業のみ 『漢文講読Ⅰ』クラス・・・・・ 8/31新規開講!

 📖 メインテキスト:六朝・唐宋時代の説話集

 火曜20:10〜21:30 講師:斎藤 賢


 「漢文講読Ⅰ」の授業では、
漢文に慣れ親しんでもらうことを目的として、各々完結した比較的短い説話を選んで講読していくこととします。

 テキストは六朝・唐宋時代の説話集をメインとし、著名人の言行録である劉義慶『世説新語』や、不可思議な出来事を記した王嘉『拾遺記』、神怪について記した志怪小説である干宝『捜神記』、唐代の伝奇である張読『宣室志』や奇怪な事物を記録した段成式『酉陽雜俎』などから、それぞれ数篇ずつ選び、読み進めていきます。これらの書物には、例えば、後漢時代の献帝が李傕の手から逃れようとして怪我を負った時、伏皇后が玉の簪で献帝の傷を治してしまう、といった不思議な話や(『拾遺記』)、南方に住んでいるとされる、頭を体から切り離して飛ばすことのできる異形の民(『酉陽雜俎』)について記されています。また『世説新語』や『捜神記』には三国志でおなじみの曹操や孫策なども登場し、歴史に関心のあるかたにとっても興味深いものとなるでしょう。歴史上の著名な人物については、歴史書における記述も紹介することで、テキストをより深く理解できるのではないかと思っています。

 著名人の機智に富んだ言行や、不思議で怪しげな話はいつの時代も人を惹きつけてやまないものですが、ぜひその妙味を堪能していただければと思います。
 なお「漢文に慣れてもらう」という目的から、本講座のテキストには、基本的には白文ではなく標点本を用いる予定です。一篇の長さや文章の難易度により前後するかとは思いますが、ペースとしては原則的に一回の授業で一話を読み終えることとします。
 zoomを使用して授業を行いますので、遠方にお住いのかたでもご参加いただけるようになっています。