今日は一茶の俳句の四回目でした。

みなよい姿勢で声をそろえて取り組むことができました。

終わってから、「ゼロはゼロでない」話をしました。

鉄棒、縄跳びの取り組みを思い出してもらいました。

誰だって、最初からたくさん回れたり、跳べたりしません。

最初は誰もがゼロ回です。

次の日も、次の日も。毎日ゼロが続きます。

ある日突然ゼロが1に変わります。

練習を続けると、1がやがて2になり3になり、いつしか数えられないほど跳べたり回れたりします。

では、このゼロが毎日続くとき、「ぼくはできない」、「わたしはダメだ」とあきらめてよいでしょうか。

ゼロの毎日でも、必ず変わることがあります。

それは手のひらです。

毎日取り組めば、手のひらに豆ができます。がんばれば、頑張り豆ができます。

やらなければ、手はつるつるのままです。

継続すれば、数はゼロでも、そのがんばりはゼロではないのです。

そして、いつの日か、ゼロが1に変わる日が訪れます。

とちゅうで、他人と数を比べてはいけません。

比べるなら、昨日の自分です。

数でなく、手のひらを見てください。

このような話をしました。

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