お子さまのがんばりもさることながら、今年はとくに保護者の皆さまのご協力をひしひしと感じます。

さて、子どもを引率しているとさまざまな感動があります。

初日、二日目と少し緊張していた年少組のSoui ちゃんですが、昨日のお帰りのとき、「園長先生、つないで」と自分から私の所に来てくれました。

お帰りの石段を降りていったとき、おもむろに民家の屋根を指さしてSちゃんいわく、「すべりだいしてる」。

見ると、黒い屋根の上に積もった桜の花びらが風に誘われ、まるで滑り台をすべっているように、軽やかに落下している様が見えました。

また、白川通りに街路樹が植わっていますが、Sちゃんはその根元を指さします。見るときれいなタンポポが咲いています。「あそこにも、ここにも!」。

お花が大好きなSちゃんは、少し背の高い白い花が一杯咲いている場所を指さしていわく、「お友だちがいっぱい!」と。

そのSちゃんの目がさらにぱっと輝いたのは、野田公園近くで待ってくださっていたお母さんの姿を見つけたときのこと。

どのお子さんにも、それぞれのワクワク・ドキドキのドラマがあったことと思います。

週末は、ゆっくりとお子さまのお話を聞いてあげて、楽しい時間を過ごしていただきますことを。

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