オンライン授業のみ 『西洋古典を読む』

・『西洋古典を読む(対象:中学~一般) 水曜18:40~20:00 担当 山下 大吾

『アエネーイス』(ウェルギリウス、岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読み進めています。(2019年1月〜)
2023年2月現在、10歌を読み進めており、もうすぐ11歌に入る予定。(詳しい進捗状況はお訊ね下さい)

<冬学期の内容>
2022年冬学期初回は、第10歌の689行目からです。(全12歌)

途中参加を歓迎いたします。

というのも、『アエネーイス』は古典中の古典であり、たとえ第12歌から参加しても、その魅力、テーマの深さを伺い知ることができるからです。ふところの深い作品です。(要するに、途中参加をきっかけとして、また第1歌から読めばいいのです。そして必ず、「繰り返し読みたく」なることでしょう)。

第10歌前半は、パッラスの死。後半は、ラウススとメーゼンティウスの死。

第11歌は、カミッラの死。

第12歌は、トゥルヌスの死。

この最後のトゥルヌスの死は、パッラスの死が引き金となっています。知る人ぞ知る、『イーリアス』の本歌取りです。

アエネーアスは、命乞いをするトゥルヌスを、いったんは許そうとします。しかしその時、トゥルヌスがパッラスを殺して奪った、バルテウス(剣帯)が運命的に光ります。するとアエネーアスは、

「パッラスが、パッラスがお前を殺すのだ」

と言って、トゥルヌスに剣を埋め込みます。

その不協和音のようなラストは、圧巻です。

 

現在のテキスト:
『アエネーイス』(ウェルギリウス、岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)(20191月〜)
クラスの様子や、テキストの進捗度はこちらをご覧下さい→ ●「西洋古典を読む」ブログ記事

これまで扱ったテキスト:
『人生の短さについて』(セネカ、茂手木元蔵訳、岩波文庫)

古典は、付き合う時間が長ければ長いほど、読者にその価値をもたらしてくれます。古典がクラシック(第一席)と呼ばれるゆえんを、ぜひ多感な時期から体験してください。大人の方の参加、zoom参加も可能です。

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