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4月の入園式、始業式が遠い過去とのことのように思われるほど、このひと月半は密度の濃い毎日だったといえます。

学年を問わず、新しいクラス、新しい先生、新しいお友だちとの関係も深まりと広がりを見せつつあり、良い意味でもその逆の意味でも「慣れ」が出てきました。

「良い意味」の方向でいえば、昨日は園庭でお帳面にシールをはってすぐに遊ぶという展開にしました。子どもたちが「慣れた」と思われるこの時期から、毎年水曜日はこのパターンを基本としています。そのまま外でクラスごとにお帰りの用意をする場合もあれば、昨日のように、最後にはいったん部屋に入り、椅子に座ってお帰りのご挨拶をする場合もありますが、基本的に水曜日は全学年とも園庭(ないしは森)遊びオンリーです。

子どもたちの「慣れ」について、上で述べた「逆の意味」というのは、たとえば「言葉遣い」に現れます。

私も送迎の途中で目にしたり耳にしたりする子どもたちの言動に注意しながら、気になる場合は「今の言い方でよかったかな?」などと問いかけながら次につなげてもらいます。

今日の午前中は天気予報と裏腹に日差しに強い好天でした。部屋の中の取り組みを終えた園児たちはめいめい自分の好きな場所で思い思いの遊びに興じておりました。

月曜の交通安全教室、昨日の全学年での外遊びなどの経験を通じて、子供たちは学年を超えて影響を与え合っています(昨日は年長が年中に竹馬を教えるなど)。これも良い方向の「慣れ」のなせるわざといえるでしょう。

今後、子どもたちの「慣れ」を感じる一場面ずつに注目しながら、子どもたち相互の、また園との絆がますます深まっていくように導いていきたいと思います。

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