4月の始業式、入園式からほぼ1か月。

あのとき「がまん」という言葉を使って子どもたちにお話をしました。

「がまん」というと、ずいぶん前にこんなエントリーを書きました。

>>2010-11-30 「がまんすることやで」

一部リンクが切れているようですが、この年長の男の子はもう立派な高校生。自分の道をしっかり歩いておられることでしょう。

がまんと言えば、四月の桜が咲く頃に園生活がスタートしても、登園初日に雨が降る年が5年に1度くらいあります。

ある年に入園した子どもたちは、運動会も遠足も、ここぞというときはすべて雨に泣きました。最後の卒園式も朝から雨でしたが、その日の午後に青空が広がったことを覚えています。

中国の古い言葉に、「天地不仁」というのがあり、ローマの格言にも「天は人間をボールのように扱う」というのがあります。

安易な神頼みにすがるのではなく、自分が今できることを精一杯行うことの大事さを古典はいつも教えてくれます。

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