表題のテーマについてかつて山びこ通信に書いたエッセイをご紹介します。

素読は特別な学習法のようですが、つきつめて言えば、家庭でごくふつうに行われている「読み聞かせ」の習慣がそのおおもとにあります。

読み聞かせの時間を通じ、子どもたちは文字を使わず耳で聞き取る繰り返しをしています。

それが下地になって、自分で本を読む自由を味わい、その喜びが次の行動を駆り立てていきます。

よい循環のスタートとして、幼児期の絵本の読み聞かせ、素話、を大事にしたいと思います。

>>「山の学校の取り組み――文字を使った学習を大事にするために――」

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