新年度が始まって10日目を過ぎました。今日はお誕生会でした。全学年がつきぐみのお部屋に集まり、誕生月のお子さんをお祝いする会です。

後半は映画を二本見ました。一本目はピングーの「ぼくはピングー」、二本目は日本昔話の「おむすびころりん」でした。笑うところは思い切り笑い、しんみりするところは自然と全体がしーんと静かになります。えらいものだなあと思いました。こうして、園全体が一つに集い、楽しく過ごすことが出来ました。

今の時期は、どの学年のどのお子さんにとっても、「初めて」の緊張が徐々に溶け始めた頃でしょう。まだまだこれからです。今の時点であれこれ速断できません。

年少のクラスは外遊び等のお楽しみを取り入れながらも、まずはクラスが輪になって一つになることを大事にしています。幼稚園に着いて、お着替えをして・・・という年中、年長児には当たり前の動作すべてが「初めて」なのです(お母さんに「行ってきます」をすることはもちろん)。

表面的に見える部分だけでなく目で見て見えない部分も含め、皆が「慣れる」にはまだまだ時間を必要とします。焦らず、あわてず、じっくり準備期間に時間を使い、全員が晴れ晴れとしたお顔で幼稚園生活を楽しめるよう、日々取り組んでいるところです。

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