今日は年長クラスに行って、俳句の時間をともにしました。子どもたちは好奇心旺盛であることも手伝い、全体として見れば、きわめて静粛に、また、前向きに取り組んでくれたと思います。

しかし、ほんのごく一部、皆で大きな声を合わせて復唱すべき時に、歩調を合わせることが出来ない子どもたちもいる。これは事実です。そして、ゆっくり、ていねいに注意をする。この繰り返し。注意することで、また、ときには叱ることによって、全体の学びにつながります。

私が大事に考えていることは、自分勝手に行動することが、全体の迷惑につながることがあってはならないということで、このことは、年長だけでなく、年少に至るまで、ていねいに注意して見ていかないと、雑草が気づくとあちこちに生えるように、取り返しのつかないことになります。

大人の言葉かけ、問いかけ、真剣な表情や態度ひとつで、子どもたちは、事の大事さを感得し、本来あるべき姿がどのようなものか学びます。「楽しく・・」あるいは「ゆとり・・・」という前に、やるべき課題、守るべきものが、やはりあります。今は私も含め、どの先生も、どのクラスも、この課題に取り組んでいます。

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