浅野です。
計算ドリルの効果が試験に出たのでしょうか。
Tさんは答案を見せることができないほど悪いと言っていました。反省会をすると、とにかく時間が足りなかったことが原因であると判明しました。時間が足りなくて最後の7問くらいを解くことができなかったが、それを後でやり直すと全部できたからです。迷うような問題があれば飛ばして次に進むという戦略も実行していたのに時間が足りなかったのです。もしかすると最初の計算を丁寧にし過ぎたのかもしれません。いつもこちらでしている計算ドリルは時間制限をしていませんでした。これからは速度も意識したいです。
Oさんは今回も計算ドリルで問題の勘違いをしてしまいました。「xが○○増加するときのyの増加量を求めよ」という問題を、「xの値が○○であるときのyの値を求めよ」だと受け取っていたのです。やはり増加量が馴染みにくいようでしたので、①具体的な数値を当てはめて考える、②変化の割合=yの増加量/xの増加量で考える、③グラフで考えるの3通りで説明しました。話は変わって、もうすぐ証明を習うと学校の先生に聞いたそうです。もしかしたらそれで前回これまでに習った証明問題をリクエストしてくれたのかもしれません。おそらくこれから習うのは三角形の合同の証明で、これまでに習った文字式の証明とは趣が異なりますが、論理的に詰めるという手順は共通しています。
