オンライン授業のみ 『漢文講読Ⅲ』クラス

 📖 小川環樹・西田太一郎『漢文入門』(岩波書店)  火曜18:40〜20:00 講師:斎藤 賢

<冬学期現在〜春学期の内容(2023-02-09更新)>
 小川環樹・西田太一郎『漢文入門』(岩波全書)の短文篇・各體篇から適宜数篇を選んで読み進めています。現在は短文篇23「推恩足以保四海」を読んでいます。
 現在の章を読み終われば、次に王力『古代漢語』の「齊桓晉文之事」を読む予定です。恐らく四月まででこの部分を読み終えるくらいの進度だと思います。
 4月から再び『漢文入門』を読むか、或いは引き続き王力『古代漢語』を読み進めるかは未定です。

秋学期からの概要(2022-08-08更新)

 今学期はまずは小川環樹・西田太一郎著『漢文入門』(岩波全書)をテキストに授業を進めていきます。本テキストは四部分に分かれ、第一部は漢文の文法的構造の概略の解説、第二部・第三部では漢代・唐宋の文章の読本、第四部では漢字の形・音・義の概述となっていますが、本講座では、漢文に慣れ親しみ、漢文に対する理解を深めることを目的として、第二部・第三部の部分を中心にいくつかの例文を読み進めていきます。本テキストの例文は原文(返り点つき)に訓読と充実した解説がついており、漢文法を学び、これから実際に漢文を読んでみよう、という方にとって最適のテキストの一つでしょう。

 また、受講生の希望によっては、『漢文入門』しばらく読み進めた後、中国語で書かれた漢文の教科書(王力『古代漢語』や胡安順・郭芹納主編『古代漢語』など)をテキストに漢文への理解を深めることも考えています。

 授業については、受講生には事前に課題文を予習してきてもらい、授業時にはまず訓読→現代日本語訳の順で読んでいただき、そのあと講師が解説するという形式をとります。

 なお、本講座はzoomを利用しますので、遠方にお住いのかたも参加いただけるようになっています。