『ことば』

『ことば1年』     木曜 16:20~17:20 講師:福西亮馬
・『ことば2年』     水曜 16:20〜17:20 講師:福西亮馬
『ことば3〜4年』 曜 16:20〜17:20 講師:福西亮馬
『ことば5〜6年』 水曜 17:30〜18:30 講師:中村安里

時には読み聞かせを通して、時には作文の添削を通して、日本語を正確に理解し、表現する力を養います。

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  • 「ことば」クラス紹介(福西 亮馬)

     フラココと風ときょう走五時五分  雫(3年生)

    フラココとはブランコのことです。それを春の季語だと紹介したその日は、嵐のような風が吹いていて、大きなクスノキが右に左に傾いでいました。落日はまだ高いところにあり、雲に覆われて白くぼんやりと輝いている時間帯でした。この句は、夕日を見るつもりで園庭の柱時計の方を向くと、五時五分だったことを表しています。そして「春の夕暮れ」という言葉を使わずに、時間でそれを表しています。作者は、新しい学年になったばかりで胸を張っており、うら寂しい日差しの中、ブランコを漕いで、風と「きょう走」しています。前に乗った時よりも少しだけ小さく感じる幼稚園の遊具、往復運動、そして風との対話。

    このように作者によって切り取られた時間は、俳句という形式を通じて普遍性を勝ち得たと言えるでしょう。私自身、この句を忘れないだろうと思います。このように俳句に取り組むこともあれば、最近では説明文を読んで「まとめる」ということもしています。というのも、アンテナを張ってキャッチしたことを自分のものとし、またそれを人にも正しく伝えるために、要約の力は欠かせないからです。インターネットはその時調べるにはとても便利な情報源ですが、一生を通しての情報源となるものと言えば、やはり今も昔も変わらずに本であることでしょう。それなので、本に「何が書いてあるのか?」という解像度を上げるために、そして将来の読書体験において、一生の糧となる栄養を得るためのお手伝いができればと考えています。

  • 「ことば」クラス紹介(高木 彬)
    「・・・では、言葉とじっくり向きあうにはどうすればいいのか。
    たとえば俳句づくりでは、実際に外へ出て、見つけたもの、感じたことなどを、気の赴くままに五七五にまとめてもらいます。そして、この俳句づくりを、春夏秋冬それぞれの季節ごとに数回ずつ実施します。作品どうしを見比べることで、四季を通じた変化を感じることができるでしょう。
    また創作では、構想から執筆・完成まで長い時間をかけて、こつこつと自分の世界をつくりあげていきます。本読みにしても、できるだけ長篇を読んでいきたいと思っています。 どれも気の長い取り組みです。しかし、良き親友は、二三日でできるものではありません。こうした長い時間が、言葉への愛情と信頼を育むことになるでしょう。・・・(全文はこちら)」