初めて見る、という感覚(2021/03/27)

「かいが」クラス担当、梁川です。

何かを描こうという目的を持つと不思議なもので、いつもの「見る」という行為は「ものすごい『見る』」に変化します。そして、どんなに見慣れたと思っているものでも、「何度でも初めて見る」ことができます。

そのようにして何かに向き合っている時間を何よりも大切にし、第一にこのことを実感してもらいたいと考えています。

また、私たちは「目を閉じて見る」ことも可能です。たとえば「感情の色や形」。みんなと対話を重ねていると、必ず見えなかったものが眼前に現れてきて、自分自身やお友達の心のカタチと向き合うことになります。それらもまた「初めて見る」世界です。

>>『かいが』A・Bクラス便り(2017年6月)

過去に書いた記事を読み返しつつ。毎年変わらずに、生徒さんに伝えていきたいと思った次第です。