山下です。
山の学校の取り組みの基本の一つが「本の精読」です。
さまざまなクラスがありますが、先生と一緒に評価の定まった本(広い意味での「古典」)を皆で精読すること。これが基本です。
これは簡単に見えて実現が難しい取り組みです。学校の教科書は「古典」の抜粋で構成されています。
学校や塾は「忙しい」ので、このような本質的学びの時間を提供する余裕がありません。
他方、自主自学が求められる大学では、とくに人文学専攻の学部では、これと同じことを熱意ある学生同士で行います。
いわゆる「読書会」です。
京大周辺には「読書会」に適したカフェが昔は目白押しでしたが、今はずいぶん姿を消しました。
ここ数年、「読書会」で切磋琢磨する学生や院生がこぞって山の学校の門をたたいてくれる(受講生として、先生として)、といった流れが続いています。嬉しいことです。
私はあちこちで「三つ子の魂」を守ることの大事さについて書いていますが、上で述べた内容について、以前「山びこ通信」の巻頭文に書きました。

>>AI時代と子どもたち

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