事務担当の梁川です。

『日本文化論を読む』クラスの受講生から、受講の感想をご寄稿頂きましたので、こちらに掲載しております。

「哲学者の書いた『生のもの』にふれる」機会は殆どなかった、という受講生が、難解な西田幾多郎の論文と悪戦苦闘しつつ、しかしながら、中島先生が粘り強く寄り添って説明してくださったおかげで、徐々に西田との付き合い方がつかめていったと綴られています。

また、受講生ご自身が学ばれている「経済学」の分野にも当てはめて考えられる概念があり、示唆を得られたということも記されていました。

この記事を読んで、個人的には、『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)や『動的平衡』のシリーズを記されている分子生物学者の福岡伸一先生が、自分の考えが西田哲学と近いものがある、ということを池田善昭氏(哲学者)から指摘され、西田哲学の門を叩いた、というエピソードを思い出し、益々西田哲学を知りたくなったのでした。

私にも身に覚えがありますが、一人での読書というものには限界があり、もやもやしたまま月日が流れ、そのうち読んだ時の記憶も薄れてしまった、というような経験を持った方も、少なくないのではないでしょうか?この受講の感想にあるように、誰かに指南を受けながら、対話をしながら本を読む、という機会は大変貴重なものだと改めて実感致します。

先日、クラス体験にお申し込み下さった方から「読書仲間をずっともとめていた」「最初のガイダンスで、読書談義ができることがとても楽しみ!」といったお言葉を頂き、その気持がとても良く分かります。(ちなみに、3月15日にガイダンスを行う「西洋近代思想の古典を読む」クラスのことです)

山の学校が、一人でもそうした方のお役に立てる場所であればと願います。みなさまどうぞお気軽にお問い合わせ下さい!

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