春の兆し。山の学校の近況(2021/02/16)

事務担当の梁川です。

新型コロナのことで落ち着かない日々がつづいておりますが、お山の上は、最近の陽気で梅の花が開花し、教室へ向かう石段にはスイセンの甘い香りが漂っていて、いつも上がってくる最中は、マスクをずらして深呼吸しています。

私自身は「しぜん」クラス(小学生)を担当しておりますが、今日も森の中で子どもたちと新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで、腹の底から笑い合っていました。そんな瞬間は、普段の窮屈な気持ちも、マスクをしていることさえも忘れています。

山の学校のカウンターにおりますと、教室からの声がよく聞こえてきます。
本読みをしている「ことば」クラスで、互いの音読に耳を傾けている瞬間、「かず」クラスで一つの問題について和気あいあいと試行錯誤をしている瞬間の子どもたちや先生方も、きっと同じ気持ちではないかと感じられます。中・高・大人クラスからも、談笑混じりに楽しいやりとりが聞こえてくることがしばしばで、私も受講したいなぁ・・・(大人クラスに限らず、中高生クラスも!)という気持ちに、いつもさせられ、端々から聞こえてくるキーワードだけでも、大変知的好奇心をくすぐられます。

現在、年度末ということもあり、各クラス、クライマックスへ向けて盛り上がりが感じられますのと、今年度は4月からの新規開講クラスが多数(おそらくこれまでの山の学校の歴史の中で最多!)あり、先生方の意気込み(といいますか、先生たち自身がワクワクしている感じ)を感じています。

まだまだ寒い日もつづきますが、主に大人クラスで使用している「離れ」の教室では、こたつテーブルを完備し、暖もディスタンスも取れるようにして、受講生の皆様をお待ちしております。
また、窓を開けますと、爽やかな春の兆し、野鳥たちの喜ぶさえずりが、美しい夕焼けの光などが心地よいです。

小学生から中高生、大人まで、本当に学びたいことに夢中になれる時間を、そんなお山の上で、一人でも多くの方に過ごして頂ければと願っております。オンラインクラスが増えて以降、通学の方も、オンラインの方も、みんなその場にいるような和やかな雰囲気でクラスが行われています。

少しでも気になるクラスや、こんなクラスがあったなら、というものがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。
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