また『韓非子』に戻ってきて、姦劫弑臣篇を読みはじめました。

前回まで読んでいた『史記』廉頗藺相如伝と同じく、今回からの文章でも対句が多用されています。もちろん、駢文のように超絶技巧とは言いませんが、真似しようにも真似できない素朴さに心惹かれる人も多いことでしょう。

そこで、授業でも、対になっている文字や表現をいつも以上に意識しながら読んでみることにしました。すると、現在の日本語の中でもそのまま通用するようなペアが意外に多いことに改めて気付かされました。

と書くと不思議に思われるかも知れませんが、2,000年以上も前の文章ですから、文字・単語の意味が変化していることも決して珍しくないのです。

木村

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