東野治之『聖徳太子』(岩波書店、2017年)を読む

速報!につき、昨日に続いて「歴史」クラスの記事となります。

中高生対象「歴史」クラスでは、9月から東野治之『聖徳太子』(岩波書店、2017年)を読んでいくことになりました。
テキストの副題に「ほんとうの姿を求めて」とあります。amazonの図書紹介文にはつぎのように書かれていました。

聖徳太子は、偉人だったのか、ただの皇子だったのか。古代史研究の第一人者が、史料をもとに、丁寧にその実像に迫ります。手がかりは、法隆寺の釈迦三尊像に刻まれた銘文や、太子の自筆とされるお経の注釈書など。著者独自の視点で史料を読み解き、見えてきた姿とは? 教科書の丸暗記ではない、歴史学のおもしろさを味わおう。

どのように歴史上の人物の実像に迫れるのでしょうか?その手法について学びつつ、吉川先生と意見を交わしながら、受講生の皆さんも「歴史学者」の気分を味わえそうですね!(実際、これまでのクラスも、これからのクラスも、毎回がそのようだと感じています。)

先生による、予習や下調べのポイントは、こちらのクラスページにまとめております。
>>「歴史」クラス

ひとつの本を、最初から読み始めるよい機会ですので、関心をお持ちの方は是非秋学期からご参加下さい!

(事務担当 梁川)