「中学英語の基本」(クラスだより2006.11)

山びこ通信2006年11月号より転載します。

「中学英語の基本」  担当 下村麻紀子

現在は2年生という、学習していく上でだれてしまいがちな大事な時期に立っています。授業では教科書をベースにして進めています。

2年生の教科書の中でわからないところがあれば、1歩ずつ戻ってみてそこがわかるのか、それでもわからないところがあれば1年生の教科書まで戻ってみることもあります。1人1人の習熟度も異なるので、2人に別々の課題を与えることも少なくありません。前に習ったことを『知らない』ではなく、『忘れてしまった』と自分で認識することも大切なことです。その週に教えたことが次の週にまで頭の中に残っている、簡単なことのようで難しいことです。宿題はそのための手段です。繰り返し問題を解くことも残していくためには重要なポイントですが残すための手段はいろいろあり、私の中学時代にはお母さんを相手に教科書の読み合いをしていました。きっかけはどんなものでも何かそこに思い出があれば自然と覚えている『もの』が学習であり、知っていく楽しさだと感じます。

彼らにとって英語が単なる『勉強』ではなく、普段の生活のなかに『在る』ものだということを伝えて一緒に学んでいきたいと思います。