0905 山の学校ゼミ(倫理)

浅野直樹です。

 

これからは腰を据えてカントに向かい合います。

 

『純粋理性批判』はロックの楽観とヒュームの悲観の間を探る試みだと言ってもよいでしょう。どちらも経験を基礎にしています。

 

カントの答えは、客観的な物があってそれを人間が認識するのではなく、人間は人間が作ったルールに従って認識するのであって、その認識と物自体は異なるというものです。だから因果律なども適用できるということになります。