キケローを読む

山下です。

今日は51節から53節まで読みました。

実利と友情の関係を論じる箇所で、次の台詞が渋いと感じました。

Non igitur utilitatem amicitia, sed utilitas amicitiam secuta est. (「それゆえ、友情が実利をではなく、実利が友情を追う。」

誰もが語ろうと思えば語れる「友情」というテーマを巡り、これだけ深く、これだけ長々と(悪い意味ではなく)語り続けることができるとは、恐れ入りました。

これで全体の半分を少し超えたところです。これからどういう展開になるのか、楽しみです。