ひねもす道場(高学年)51回目(2016/9/23)

福西です。

今回も常連さんが多く来てくれました。

Juちゃんは前回の作品の続きを、AoちゃんとTa君は動物を、Chi君はロボットを、Ka君はヨットを、Ko君は恐竜を、それぞれ作りました。JuちゃんとAoちゃんは次にイカダを、Ko君は風車のようなものを作り始めていました。

前回よりも「何作ろうかなあ」という迷いの時間が短くなっていました。それから、みんなそれぞれに苦労しつつ、工夫しながら乗り越えていました。私はサポートです。1作目ができて嬉しくなって2作目に進む人もいれば、1作にうんうん取り組んで、2時間かけてようやっと完成させたという人もいました。

特に今日、2時間かかった作品は、1つでも、1つではないと思いました。次につながる経験がいっぱい詰まっていると思います。宇宙飛行士アームストロングの言葉ではないですが、「偉大な一歩」ではないでしょうか。

実は私自身は最初、そんなにひねもす工作が好きではありませんでした。「よくわからない」というのが正直なところで、その要領をつかむまでに、「ああでもない、こうでもない、どうなんや、コレ?!」という、ままならない体験をしました。けれどもいつの間にか、180°回って、夢中になっていました。そして、「あの時すごい苦労したなあ」という最初の自分の姿を思い出すたびに、「でも今はその時より一歩、抜け出したなあ」という思いがカタルシスとなって、それが創作の泉になっています。

*汗だくになった後、お風呂に入ってサッパリするような気分

江戸っ子の「ちょっくら、ひとっ風呂、浴びてくらぁ!」ではないですが、そのようなカタルシスを味わいに、よかったらまた作りに来てください。