百木です。

昨日は山の学校ゼミ(経済)の第4回目の授業でした。

いつもどおり、前半は経済ニュース解説、後半はアダム・スミス『国富論』を読みました。

 

経済ニュース解説では、「著作権」70年で調整 TPP、知財対立解消へというニュースや、角川とドワンゴが経営統合へ 老舗出版社と「ニコ動」というニュースなどを取り上げました。現在、日本では著作権が50年なのですが、それを米国並みの70年に統一する方向で交渉が進んでいるようです。また角川とドワンゴの統合では、両社のコンテンツビジネスをこれから海外に向けても発信していく方針のようですが、それにどれくらいの可能性があるのか、課題は何なのか、といったあたりの議論をしました。コンテンツビジネスは今後の日本経済の重要な産業のひとつですが、可能性と同時にいろいろと課題も多いようで、議論も盛り上がりました。

 

『国富論』の講読では、第4章「貨幣の起源と使用について」の部分を読みました。タイトルどおり、どのようにして貨幣が使われ始め、その使用が広まっていったのか、を説明している章なのですが、改めて「貨幣」の起源について考えてみるとなかなか面白いです。どうして貨幣は貨幣として流通しているのか、なぜ交換には貨幣が必要とされるのか、貨幣の流通を担保しているものは何なのか、など考えてみると不思議なことも多いです。スミスの説明はさすがに明快で、現在の経済学でもこの説明が一般的なものだと思いますが、いくつかツッコミどころもあり、そのあたりをIさんと一緒に議論しました。

 

こういった調子で今後も授業を続けていきたいなと思っています。

まだ受講者がIさんひとりで少し寂しめなので、途中参加でも受講者お待ちしております。

 

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