2年生のSちゃんが、面白い取り組みをしたことを教えてくれました。この夏休みに自宅の本棚を開放して、近所の友達に貸し出しを行なったとのこと。
そのことをまとめたレポートがまたユニークなので、ご紹介します。

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表紙

 

題して、『西村図書のひみつ』。手書きの表紙をめくると、「わたしは、夏休みに、西村図書館を、作りました。」という、いかにも堂々とした文言で始まっています。文章がとてもしっかりとしていました。
そして「なぜ作ろうと思ったのか?」「どんなことを工夫したか」など、レポート形式でかっちりと書かれており、2年生とは思えない完成度の高さに驚きました。
またお母さんの配慮もあって、画用紙に罫線を引いてくださり、そのおかげで丁寧な字を書けていることも貴重なことでした。
一枚一枚考えて貼られた写真からも、一生懸命に工夫したことが伝わってきます。

1ページ目
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(「1 なぜ作ろうと思ったか」)2ページ目
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(「2 どんなことをくふうしたか」)

3ページ目

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(「とくべつサービスポイントとは?」)

4ページ目
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(書架の様子)

5ページ目
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(「工夫してみてどうなったか」と「感想」)

6ページ目
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(「こんどやってみたいこと」)

1ページ目の動機では、「お母さんと図書館に、行ったとき、楽しかったから、自分の図書館を作ってみたくなった。」「いえに、本がいっぱいあるから、友だちにも、いっぱいかりて読んでほしいと思ったからです」とあります。そのように「本が好きなこと」を表現できるのは、いいことだと思いました。

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(図書の貸し出しカードと返却ポスト)

またSちゃんらしいと感じたことは、「西村新聞」というものを作って、近所の友達の家に配って回るというアクションを起こしたことです。ただ本を並べて待っているだけでなく、新しい本が入架した時にはそれに注目してもらえるよう紹介文を書き、みんなに知らせるという工夫がお見事です。「新聞をくばったつぎの日、すぐかりにきてくれたから、うれしかった」とあり、さもありなんと思いました。

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(「西村新聞」。すでにシリーズになっていました)

さらに「ポイント制度」を考えたり、付加価値を高めて一生懸命足を運んでもらおうとしているところにも共感を覚えました。

感想にも、「じょうできだった」とあり、面白いです(笑)。また「はじめは小学生だけだったけど、友だちの弟や妹の小さな子もかりたいといってくれてうれしかった」とあり、予想外の反応が「やってよかった」という達成感につながったようです。
「図書館をしていて、自分はいつもより少ししか本を読んでいなかった」というのがオチのようです(笑)

最後に「こんどやってみたいこと」では、本の配架をもっと分かりやすくしたいことや、自分で本を作りたいこと、また図書館を開きながら自分も本を読みたいこと、読み聞かせをしたいこと、イベント(みんなで本を作る)を企画したいことと、大変意欲的に次のステップを考えているようでした。

これからも、自分の中から湧いてくるものを大事にしてください。

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