浅野です。

英語読書会の第29回です。範囲はp.197, l.22~p.206, l.31まで進みました。

夕食後はいつものように、グリフィンドールのメンバーはハリーたちに話しかけたりしません。今晩はそれぞれ賢者の石を取りに行くことに集中していたので、そうしたことも気になりませんでした。

寮の他の生徒が床についたのを見計らって、ハリーは透明マントを取りにいきます。そのマントをかぶろうとすると、ネヴィルが出てきました。もう外出はさせないと言って、3人の前に立ちはだかります。

ロンが何と言ってもネヴィルは引き下がりません。仕方がないのでハーマイオニーが動けなくする魔法をかけます。

But leaving Neville lying motionless on the floor didn’t feel like a very good omen.

「でも、ネヴィルを動かないまま床に横たえておくことは、あまりよい兆しのようには感じなかった。」leavingが主語ですね。

道中ではネコのミセスノリスに出会ったくらいで、他には誰とも会わずに4階へ向かう階段までたどり着きました。しかしそこにいたフィルチが、見えないはずのハリーたちに気づきます。ここはハリーが機転を利かせて血みどろ男爵のふりをしてやり過ごします。

三つ頭の犬のフラッフィーがいる部屋に着くと、その部屋の扉はすでに開いていました。しかもハープが落ちています。誰かが先に行っているようです。フルートの音楽でフラッフィーを眠らせて、落とし戸の下をのぞくと、底が見えませんでした。ハリーが意を決して飛び降りると、柔らかい植物があって無事でした。

ただ幸運だと喜んでばかりもいられません。その植物がからまってハリーとロンは動けなくなりました。ハーマイオニーはどうにかふりほどき、この植物は何かと考えをめぐらせました。これは「悪魔の罠」という植物で、暗くてじめじめした場所を好みます。ということは火をつければいいはずです。そこまでわかったハーマイオニーは「木がない」と一瞬あきらめかけましたが、自分が魔法使いであることを思い出させられました。

道を進むと、小鳥が飛んでいるところに来ました。その先に扉があり、小鳥に襲われるかと覚悟しながら進むと、何事もなく扉のところまで進むことができました。しかし鍵がかかっているようで扉は開きません。小鳥をよく見てみると、実は羽の生えた鍵で、その中にこの扉の鍵があるのでしょう。ロンが扉の様子から判断したところによると、大きくて古くておそらくは銀色の鍵のようです。

羽の生えた鍵の動きは素早いのでほうきに乗って追いかけても捕まえるのは大変そうですが、そこはクィディッチでシーカーをしていたハリーのことです。ロンとハーマイオニーにうまく指示を出して、見事に捕まえました。しかしほうきは親切にもその場に3人分用意されていたのでしょうか。

次の部屋は大きなチェス版のようでした。大きな石の駒もあります。チェスをプレイして奥の扉まで進めということのようです。ここはロンの出番ですね。彼の指示で、ハリーがビショップに、ハーマイオニーがキャッスルに、ロンがナイトの駒になります。キャッスルはルークのことでしょう。

恐ろしいことに、駒が取られると石でできた相手の駒に激しく打ち付けられます。ハリーはそれに戸惑いますが、ロンは冷静に、それがチェスだと言います。ロンはハリーとハーマイオニーが取られないようにうまく指揮します。もうすぐ詰みだというところになって、ロンは自分を犠牲にすることを決めます。そうすればチェックメイトできるのです。

ハリーとハーマイオニーは止めましたが、ロンの決意は揺るぎません。そしてロンが相手のクイーンに取られて気絶させられ、ハリーが相手のキングをチェックメイトしました。映画ではここでハリーが「チェックメイト」と言うらしいですが、本文では相手のキングが王冠を脱いで投了していただけでした。

植物の「悪魔の罠」を配置したのはスプラウト先生、鍵に呪文をかけたのはフィルトウィック先生、チェスの駒を動くようにさせたのはマクゴナガル先生だとしたら、残るはクィレル先生とスネイプ先生です。

次に進むとトロルが倒されていました。これはクィレル先生の担当箇所でしょう。倒されたトロルの横を進んで次の部屋に入ると、いろいろなびんが並んでいました。

というところで今回はおしまいです。次回は4月22日(金)を予定しています。

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