0622 英語講読(J.S.ミル『自由論』)

第二章の思想と議論の自由の続きです。

 

どれだけ賢い人でも誤ることがあるので、自由に議論をして生き残ってきたものを暫定的に信頼しようするのがミルの主張です。自由な議論に少しでも例外を設けようとする立場には徹底的に反対します。有用な意見だからそれに反対する意見を封じようとする立場にも反対です。不道徳や不信心だからといって思想や議論を制限することにも反対です。ソクラテスやキリストの例が引き合いに出されます。

 

要約すると以上のようになりますが、本文では緻密な議論が展開されます。