岸本です。

今日は、12/4(火)の休講分の補講でした。

前回読めなかった『のろわれた山荘』の続きを読んでから、物語の下書きづくりに取り組みました。

 

『のろわれた山荘』は、夫を殺したマーゴットが、探偵だと疑ったミラーを殺そうとする場面から読み始めました。

酔ったミラーを車の中で気絶させて、ガス中毒にしてしまおうと考えたマーゴットは、まんまと彼を車の中に誘い込み、自然にヒーターをつけることに成功しました。

しかし、自身もガスを吸ってしまったマーゴットは、ガスの充満した車庫を命からがら逃げだします。

ほかの客に助けられたマーゴットは、ミラーがガス中毒で死に、自分が疑われていないということを聞いて、計画がうまくいったことにホッとします。

しかし、ミラーの死によって翌日保安官がこの山荘にやってくることになりました。

マーゴットは、自分の指紋の残った車のカギを探しますが、どこにも見つかりません。

ここで、マーゴットは探偵がミラーではなく、まだ生きていることに気づくのです。

翌日、保安官が来る前に、マーゴットは自分の協力者である女中トムリンソンにきつく口止めしようとします。

しかし、トムリンソンは、お金のために二人も殺したことをマーゴットはきっと後悔すると言いながら、情緒不安定な様子を見せるのでした。

困ったマーゴットは、彼女を自殺に見せかけて殺せないだろうかと、考えるようになります。

誰が探偵なのか、どうやったら証拠を消すことができるのか、マーゴットの考えは少し複雑な経緯をたどるのですが、子供さんはしっかりと理解できていました。

また、マーゴットがだんだんと常軌を逸していく様子に、子供さんは気付いていました。

「彼女は、私の手で自殺させられたほうが、幸福なんじゃないだろうか。」という一文が、それを如実に表しています。

そんな彼女が今後どうなっていくのか、怖くもありますが、来週も読み進めていきます。

 

さて、後半は物語作りの続きを行いました。

今回は、漢字の世界に飛ばされた清太と愛犬のワンペンが武器である筆を手に入れる場面の下書きを作ってくれました。

この世界ではワンペンは話すことができるのですが、清太がすぐにはそれに気が付かないところなどは、あらすじにはなかったシーンです。

会話を使って面白く、かつ自然にその変化を見せるなど、子供さんも「肉付け」の仕方がだいぶわかってきたようですね。

この世界のことや、オーガという悪者がいること、それを倒すと願いが一つかなうことなどの説明を行う人物として、謎の人物を設定し、彼から筆を授かる場面も、会話を交えて物語にしていきます。

設定の話は、ともすると説明口調になりがちですが、子供さんはその謎の人物の口癖として「…じゃ」という語尾をつけることで、会話らしく見せるような工夫をしてくれました。

この謎の人物の正体も、実はいろいろと設定してあるのですが、そのあたりは作品の完成を待っていただければと思います。

来週からは、いよいよ戦いの場面の下書きに入っていきます。

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