かず1~2年A(0129)

福西です。

この日はインフルエンザでSちゃんとH君が残念ながらお休みでした。それなので、T君とのマンツーマンの日でした。

今日は「長さくらべ」のプリントと、いつものようにドリルをした後に、新しいパズルを用意してきました。(次回、SちゃんとH君も一緒にしましょう!)

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(なんでしょう、これは・・・?)

これは、平たく言えば「4目並べ」です。以前、上から落としていく4目並べをしたことがありますが、今回は「もっと」頭を使います。

ルールはまた別の機会に詳しく説明しますが、今はとりあえず、四目がそろう(クアートする)条件だけ…。それは、以下の8パターンです。

・白か、赤か

・背が高いか、背が低いか

・丸か、四角か

・天井が「穴なし」か、「穴あり」か

以上の4種類(8パターン)の性質で、たて、よこ、ななめのいずれかがそろえば、「クアート!」といい、その人の勝ちになります。

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(例:あと一つで、白のクアートがそろう状況)

さて、ここがミソなのですが、自分の手番には、残っているコマの中から一つ選んで、自分ではなく、相手にそのコマを渡します。そして、相手がそのコマを置きます。(この時4つそろったらクアート)。そして置いた人は、今度は自分がコマを選んで、相手に渡します。こうやって順番が続きます。

つまり普通の「まるばつ」や「五目並べ」と違って、自分が好きなところに置けないのがポイントです。

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(いっぱい考えているT君)

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さて、この状況で、自分の番だとします。残っているコマが上の三つだとしたら(写真は実際とは違いますが、今は例として)、 何を渡したらいいでしょうか?

ということで、T君は「白以外」のコマとして、赤いのを選択。

今は「色」についてだけですが、他の条件(高低、形、穴の有無)が絡み合ってくると、渡せるコマは限られてきます。そして「どれも渡せない」となると、その時点で「詰み」です。(それをお互いに狙うわけです)。なので、そう一筋縄ではいきません。先を読んで、長考に入ることもしばしばです。

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だんだんコマが減っていきます。

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「あ、クアート! 赤でそろったから」とT君。(うわ、負けました(- -;))

 

というわけで、もう一番!

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自分がもしここに置くと、残っているコマはこれとこれなので、それを相手に渡すと詰む・・・だから、ここには置けない。ということは、こっちに置いてしまえば・・・

といったことを考え中です(^^)。

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お互いに必然をつぶし合っていきます。

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さて、ここで私の番。残っているすき間は、あと二つ。そして残っているコマはというと・・・

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白が二つだけ! というわけで、私はそのどちらか(どっちにしろ負け)をT君に渡さねばならず、これでT君の勝ちが決まりました。(またもや!)

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あれ? なんだか私の方がいっぱい負けてるような…。

T君、おそるべし…(笑)