6/28 中学ことば

岸本です。

今日は、前回に引き続き、昔話の「不思議な点」を説明してもらう作文を書いてもらいました。

前回お休みした生徒さんは、浦島太郎の最後の場面、老化のシーンを生々しい表現で描いていくれました。
けむりの効用を丁寧に説明していたのが印象的でした。
その後、みんなが書いた作文を回し読みして、感想を述べてもらいました。
これに刺激を受けて、また文作りに生かしてください。

残りの時間は、巖谷小波の『三角と四角』という短いお話を扱いました。
内容は、画板(四角)の角の多さに嫉妬した三角定規が、夜中にこっそりその角を鋏で切ると、もっと角が増えて八角になってしまったというものです。
これをヒントに、今日は言葉をしゃべらせたい無生物探しを始めました。
さらに、その無生物はどのような相手に嫉妬し、ライバル心を燃やすのか、その相手探しも行ってもらいました。
「椅子や机」、「サイコロと時計」など、いろいろな案が出ました。
来週は、それらの「ケンカ」をみんなに考えてもらおうと思っています。
どのような内容になるか、春学期の最終回を楽しみにしておきます。