岸本です。

今回は第三章「大陸の南縁に沿って」の前半部分です。
取り上げられたのは、パキスタンやアフガニスタンを中心としたベンガル湾沿岸から中央アジアにいたる地域で、取り上げられた言語は英語、ペルシア語(ファルシー)、チュルク系の言語の三つです。

いつもどおり各自調べてきた語句の読みと意味を互いに出し合いました。
次に資料を配布して、用語の解説や場所の地図上での確認などを行いながら、疑問に思ったことや理解の整理を行いました。
そして恒例のごとく、それぞれ意見を書いて、回し読みをし、コメントを付しました。
今回も本文がちょうど三つに分けられるので、三人でそれぞれの言語の部分を分担して書きました。
ペルシア語を担当した生徒は、ペルシア語(ファルシー)が「中東の英語」と呼ばれるほど普及しているのを知って、きっと文法も英語のように簡単なのかもしれないとして興味を示していましたが、一方同系統のパシュトゥーン語は、発音が強い(本文では「電話が壊れる」と表現していた)ので、こんな言語があるのかと驚くと同時に、そういった言語は苦手だと書いてありました。
チュルク系の言語を担当した生徒はその広い分布に注目し、その理由を独自に考えていました。
彼女の考えは、かつてその言語を使っていた大きな国があって、それ故にこの言語が現在でも広く使われているのだ、というものでした。
それこそが、資料にも載せたオルホン碑文で有名な突厥だと私は説明しました。
そして私が英語を担当したのですが、本文の「よむこととしゃべることは、全くべつのこと」、「目からではなく耳から」学ぶというところを取り上げて、言語を勉強するのなら、読み書きという側面と会話という側面の両方を習得してこそ意義があるのだとしました。
今回は議論が尻切れトンボだったのが、残念であると同時に反省点でした。
この方法は確かに良いのですが、講師たる私がうまく議論を誘導しないと発展性に欠けることを今更ながら再認識しました。
私も学ぶことのあったクラスでしたが、今後はこれを生かして、有意義な「ことば」の時間を生徒と作っていきたいと思います。
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