岸本です。

今日から梅棹忠夫『実戦・世界言語紀行』を読み進めます。
まずは第一章「東北アジアと南海の島々」を読みました。

この章は、戦前の日本の領土を中心に、朝鮮(朝鮮語)、樺太(ニブヒ語・ウイルタ語)、ミクロネシア(ミクロネシア諸語)、中国東北部(北方ツングース系言語、ロシア語)、チベット(チベット語)、インドネシア(インドネシア語、オランダ語)での著者の実践が著されていました。

最初は、著者である梅棹忠夫氏の経歴を簡単に説明し、その後、世界地図を広げて、どの地方での話だったのかを目で確認してもらいました。
やはり地図があるのとないのとでは、理解の度合いが違うという声があったので、今後は地図帳を合わせて読んでもらうようにしました。

続いて文中から読みと意味のわからない語を抜き出してもらい、それを互いに答える、いつもの勉強を行いました。
その後、自分の興味のある一地方について意見を書き、それを互いに回してコメントを書いてもらいました。
二人とも、まず各言語(朝鮮語とインドネシア語)の日本語との共通点を列挙し、それが一番の衝撃であったと論じました。
そして一方は日本語との習得の難易度の差について、もう一方は表記の違いの原因を自分なりに考察していました。
それぞれ、文章がぎこちない箇所や、論理的におかしな点もありましたが、その点はノートに添削をして、今回は内容について議論しました。
といっても、時間が迫っていたので、一旦切り上げました。
やはり、一回のクラスで一章は時間的に困難なようですし、生徒さんからも読むのが大変で、読めなかったという意見もあったので、来週はとりあえず半分の20ページを読んできてもらうことにしました。

来週は「アジア大陸の奥深く」の前半部を読む予定です。

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