岸本です。

今日から『歴史小品』最後の物語「賈長沙、痛哭す」を読み始めました。
あらすじは以下のようである。
前二世紀の漢で中央から左遷された男、賈誼は絶望に伏していたが、ひょんなことから時の皇帝、文帝が再び、賈誼を重用するようになった。
しかし、それはかつて彼を左遷した周囲の嫉妬や敵意を煽る結果となってしまった。
そして不運にも、彼が養育を任されていた文帝の愛息子梁王が、賈誼の重視した馬術を披露しようと落馬し、命を落としてしまう。
ここぞとばかりに、周囲は賈誼を責め、賈誼は職を離れ、わずか33歳で病に臥してしまったのである。
そんなある日彼は、同様な憂き目あった100年も前の政治家、屈原と会うことになった。
彼ら二人は、聡明過ぎたが故に、憎まれるのは仕方がない。
それこそ、そして名を残して死ぬことこそ彼らに対する勝利だとして言ってはばからない。
そして賈誼も屈原に理想像を求め、ひっそりと最後に人生の幕を下ろした賈

最初はいつもの通り語句の読みと意味の確認をしました。
「左遷」や題名にもある「痛哭」を扱ってから、本文に入りました。

あまり時間がなかった、まだ内容が理解できてないとあったので、今日は二人に質問をしながら、要約を試みました。
賈誼の心情の変遷と周囲の心情変化を追うのが主となりましたが、その背景の説明なども簡単に行いました。
しかし、肝心のラストまでたどり着けなかったので、来週は彼らにその部分を中心に感想や意見を書いて回し読むことからはじめたいと思います。

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